7Feb
[最終更新日]2023/03/16
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは恋愛。
恋愛についての相談は、
毎日の様に寄せられています。
「彼氏が命令口調でつらい」
「命令されるのはもう嫌だ」
こうした声も多いです。
彼氏が命令口調を続ければ、
次第にイライラしますし悩みも生まれます。
関係を続けていけるのか考え込むこともあるでしょう。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
命令口調で関われる原因や解決策をお伝えします。
目次
なぜ彼氏が命令口調なのか?
付き合う前から命令口調の場合もあれば、
付き合ってから命令口調に変わる場合もあります。
「なぜ彼が命令口調になるのか?」
2つの心理背景を解説します。
どちらか1つに該当することもあれば、
両方に当てはまることもあります。
支配欲が強い
彼氏が支配欲が強いと、
彼女をコントロールしようとします。
命令口調になってしまうのも、
支配欲の表れだと言えます。
自分の思い通りにならないと嫌だと思っているのです。
その一方で不安な気持ちから
命令口調になってしまうこともあります。
この先の関係が不安だったり、
何か不安に思うことがあると、
つい命令口調をぶつけてしまうこともあります。
自分の主張を通そうとしている
自分の主張を通そうとすると、
命令口調が出てくる人もいます。
命令口調で伝えれば、
相手は反論しにくくなります。
自分を上の立場に見せて、
要求を通しやすくしているのです。
普段は穏やかなのに、
主張する時だけ命令口調になる人もいるのです。
実は自分にも原因がある
ここまでは彼の原因を振り返りました。
ですが彼が命令口調になるのは、
彼女にも原因があります。
人間関係は自分と相手がいて成立します。
どちらか一方だけが悪いことはありません。
命令口調で接してくるのには、
自分にも振り返る点があるのです。
「もし自分にも原因があるとしたら何だろう?」
この問いかけができるかが、
現状を変えるターニングポイントです。
自分の原因を振り返らないと、
たとえ今の彼と別れたとしても、
別の相手と付き合っても同じ課題を繰り返してしまいます。
彼氏の反応を気にしている
たとえば彼の反応を気にしていると、
命令口調で関わられることがあります。
「どう思われるのか?」
「嫌われたらどうしよう…」
「怒らせない様にしないと…」
こうした気持ちが出てくると、
彼の反応を気にして自分の気持ちを抑えます。
自分の気持ちを抑えた状態では、
彼は強気な姿勢を見せやすくなります。
あるいは自分の本心がわからず、
強い口調で確認されることもあります。
寂しがり屋
実は寂しがり屋な人は、
相手を命令口調にしやすいのです。
寂しさの正体は依存心だと以前解説しましたが、
依存的な気持ちが言動に表れてしまうのです。
強く出ても関係が崩れないと感じ、
彼が命令口調になってしまいます。
また私は自分の寂しがり屋度について、
12個の質問(2択)に答えるだけで判明する心理テストも作りました。
寂しがり屋度を診断するうえで、
合わせてやってみてください。
悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
彼が命令口調で関わってくるのも、
自信のなさが根本原因です。
彼の自信のなさも原因であり、
自分の自信のなさも原因なのです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば命令口調で関われることはありません。
たとえ命令口調で話されても、
自分の気持ちを素直に伝えられるので、
彼が口調を改めてくれるのです。
一方で自分に自信が持てないから、
命令口調で関われることが増えるのです。
自分が変われば彼氏の言動も変わる
もちろん相手を変えることはできません。
ですが自分の言動は、
自分の意思で今から変えられます。
自分の言動が変われば、
それを受けての彼の反応も変わります。
命令口調を使わなくなったりと、
良い変化が次々に生まれる様になります。
たとえもし別れることになっても、
次の恋愛でさらに幸せな未来が待っています。
今のままでも良いなら別ですが、
現状に悩んでいて変えたいならば、
まずは自分が向き合い行動することが大切です。
現状を変えるための3ステップ
ぬいぐるみ心理学の視点から、
現状を変えるための方法を解説します。
3ステップを繰り返し実践することで、
悩みが解決し幸せな恋愛ができる様になります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初のステップは、
自分で自分の気持ちを声に出すことです。
実は恋愛が上手くいかない人は、
自分の気持ちを声に出せていません。
声に出さず、頭の中で考える傾向があるのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
彼が命令口調なのに悩んでいる気持ちも、
頭の中で考えるほど悪化します。
ますます命令口調になったりと、
何も良いことはないのです。
どんな気持ちもまずは自分で声に出すこと。
これが現状を好転させる第一歩です。
ちなみに声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみと関わることで、
幸せな恋愛ができる様になります。
自信のなさと向き合う
自分の気持ちを声に出した後は、
自信のなさと向き合います。
「彼に原因があるとしたら何だろう?」
「自分にも原因があるとしたら何だろう?」
「寂しさに襲われてしまう理由は何か?」
1つずつ振り返っていきます。
この点を振り返らずにいると、
いつまでも同じ悩みを繰り返してしまうのです。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして最後のステップは、
「どうしたいのか?」を問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
彼の命令口調に悩んでいる人ほど、
自分を主語にして行動できていません。
自分よりも先に彼のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「しない方がいい」
「しなきゃいけない」
「してあげる」
「して欲しい」
たとえばこれらの言葉は、
自分を主語にして問いかけられておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
彼のことを先に考えているから、
恋愛が上手くいかないのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
幸せな恋愛をする上で不可欠です。
彼が命令口調になる背景には、
自分と彼の両方に原因があります。
彼を変えることはできませんが、
自分が変われば彼の言動も変わります。
自信のなさと向き合い、
3ステップを何度も実践することで、
自分が本当に望む恋愛ができる様になります。
過去のお客様の変化を見てきても、
確信を持って言えます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。