menu

空元気はしんどいからやめたい!原因と心理背景を解説

[最終更新日]2023/06/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

「空元気を続けていて苦しい」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声はよく届きます。

 

本当は元気じゃないのに、

無理して元気な自分を演じたり…

 

前向きに考えようと思っても、

心の中では落ち込んでいたり…

 

自分の気持ちを偽っても苦しいだけです。

 

空元気な状態が続くと、

仕事やプライベートにも悪影響が出ます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

空元気の原因と解決策をお伝えします。

 

なぜ空元気になってしまうのか?

 

空元気になってしまうのは、

2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

ポジティブ思考が良いと思い込んでいる

本当は元気じゃないのに、

元気である様に振る舞っているわけです。

 

ポジティブ思考が良いと思い込んでいます。

 

「ポジティブ思考を続ければ、

次第に感情も追いついてくる」

 

こうした言葉を聞いたことがあるかもしれません。

 

確かにポジティブ思考をすれば、

一瞬だけ気持ちは晴れます。

 

ですが元気がない原因に向き合えておらず、

次第に気持ちが空回りしてしまうのです。

 

これは栄養ドリンクを飲んでいる様なもので、

一時的には元気になれても、

すぐに効き目が切れてしまうのです。

 

周りの目を気にしている

「嫌われない様にしないと…」

「心配をかけてはいけない…」

「怒られたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にすると、

自分の気持ちを偽ります。

 

無理して明るく振る舞ったり、

「大丈夫だよ」と強がることもあるのです。

 

自分の気持ちを犠牲にして、

周りの目を優先している状態です。

 

ですが周りの目を気にするほど、

自分の気持ちはわからなくなります。

 

空元気を続けているとどうなるか?

空元気のまま現状を放置すると、

次第に状況は苦しくなります。

 

本当は元気じゃないのに、

元気な様に振る舞っているのです。

 

たとえるなら体調が悪いのに、

「元気です!」と言ってる状態。

 

薬も飲まず適切な対処ができず、

悪化してしまいます。

 

空元気を続けた結果、

メンタル的に限界を迎える人もいます。

 

仕事なら休職や退職など、

環境をリセットすることもあるのです。

 

人と関わるのが嫌になってしまい、

自分の世界に閉じこもることもあります。

 

空元気の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学の視点で、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

空元気になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば無理して元気な自分を演じません。

 

苦しい時は苦しいという様に、

どんな気持ちも素直に受け止められます。

 

周囲に自分を良く見せようとせず、

そのままの自分で関われます。

 

ですが自信ないからこそ、

周りの目を気にしてしまいます。

 

無理してポジティブ思考を続け、

空元気な自分を演じてしまうのです。

 

空元気をやめる2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

空元気をやめる方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

空元気になってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの反応が気になったり、

無理してポジティブに考えてしまいます。

 

自分の気持ちを偽り、

無理して明るく振る舞おうとするのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

空元気をやめる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

空元気になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

空元気な振る舞いをするのは、

周りにどう見られるかを気にしている時です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

空元気をやめるために不可欠です。

空元気を続けていてもしんどいだけです。

 

無理してパンクしてしまったり、

精神的な疲れを溜め込んでしまいます。

 

仕事でも人間関係でも、

ストレスを感じやすいのです。

 

空元気の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。