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萎縮するのを直したい!心理背景や原因に2つの解決策を紹介

[最終更新日]2023/10/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

「つい萎縮してしまう…」

 

仕事でもプライベートでも、

こうした相談はよく寄せられます。

 

萎縮するほど自分を出せなくなり、

物事がうまく進みません。

 

信頼を失ってしまったり、

自己嫌悪に陥るかもしれません。

 

何かにつけて萎縮してしまう状況は、

できる限り早く直したいところです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

萎縮してしまう心理背景と原因を解説します。

 

その上で萎縮せず行動できる方法を、

独自の切り口からお伝えします。

 

なぜ萎縮してしまうのか?

 

萎縮してしまう背景には、

3つの心理があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手にどう思われるかを気にしている

「変な風に思われないかな…」

「思った反応と違ったらどうしよう…」

 

この様に相手にどう思われるかを気にするほど、

萎縮した振る舞いをしてしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

相手にどう思われるかを優先してしまうのです。

 

無理して相手に合わせたり、

自分の気持ちを我慢してしまいます。

 

常にブレーキを踏んでいる様なものなので、

本来の自分が出せなくなってしまいます。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

萎縮してしまいます。

 

最悪の事態を回避するために、

自分を抑えて振る舞ってしまうのです。

 

確かに失敗を怖れて振る舞えば、

実際に失敗することもないでしょう。

 

ですが同時に成功することもありません。

 

その意味では失敗を恐れ続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

自分の気持ちがわからない

「何がしたいかわからない…」

「自分の感情がわからない…」

 

この様に自分で自分のことがわからないと、

萎縮した振る舞いをしてしまいます。

 

自分の気持ちがわからないので、

周りに合わせて振る舞ったり、

その場の雰囲気に流されがちになるのです。

 

これでは萎縮してしまいますし、

常に気を使っている様なものなので、

モヤモヤも感じやすくなります。

 

萎縮してしまう根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

萎縮してしまう根本原因も、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば萎縮して振る舞うことはありません。

 

周りにどう思われるかを気にせず、

自分の気持ちに素直に振る舞えます。

 

ですが自信が持てないからこそ、

失敗を怖がる様にもなりますし、

自分の気持ちもわからなくなります。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期の記憶が影響することも…

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の経験も影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

萎縮して振る舞う赤ちゃんなど、

どう考えてもいないのです。

 

ですが大人になるにつれて、

萎縮した振る舞いをする様になります。

 

また私たちにとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

萎縮してしまうこともあるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親の言う通りに生きてきた」

「親も萎縮しがちだった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及んでしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

付き合う相手や環境を変えれば、

一時的に気持ちは楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらなければ、

悩みは何度も繰り返されてしまいます。

 

萎縮してしまう状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

むしろ時間の経過とともに状況は悪化します。

 

ですが先ほどもお伝えした通り、

生まれた時から萎縮する人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から現状を変えられます。

 

萎縮するのを直す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

萎縮するのを直す方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を好転させることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

萎縮してしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

相手の反応が気になったり、

失敗するのを恐れてしまいます。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

 

声に出せば出すほど、

萎縮してしまう状況は改善します。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

自分で気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

萎縮してしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りのことを考えているので、

自分を主語にして問いかけていないのです。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

 

たとえばこれらの言葉が浮かんだ時は、

周りの反応を気にしている状態です。

 

自分の気持ちを我慢したり、

心の中でブレーキを踏んでしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語に行動することは、

萎縮せずに振る舞うために不可欠です。

「萎縮してしまう状況を変えたい」

 

年齢や性別を問わず、

私の元によく寄せられる相談です。

 

萎縮してしまう状況が続いても、

生きづらさやストレスを感じるだけです。

 

相手にどう思われるかを気にして、

自分を出せず苦しんでしまいます。

 

萎縮してしまう根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

現状は今から変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。