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フェルトセンスの意味を探る【実は素の自分を抑えているサイン】

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日はフェルトセンスについて、

ぬいぐるみ心理学を使って見ていきます。

 

 

この記事ではまず、

フェルトセンスという言葉の意味。

これを整理します。

 

その上で、フェルトセンスを感じる時、

自分自身がどういう状態なのか。

これをぬいぐるみ心理学を使って解説します。

 

実はフェルトセンスを感じた時には、

ありのままの自分を抑えてる兆候かもしれません。

 

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フェルトセンスの意味を探る

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まずはフェルトセンスという言葉の意味。

これを具体例を挙げながら解説します。

 

 

フェルトセンスとは心理学の用語で、

「何かよくわからないけど、何かを感じている体の状態」です。

 

これと反対の意味で使われるのが、

「足をぶつけて痛い」

「胸を強打した」

「顔がヒリヒリする」

といった具体的な痛みです。

 

フェルトセンスは実際に外傷があるわけではない。

ですが、何かを感じている心理的状態のことです。

 

「何か心がグッとしめつけられるくらい悲しいな」

これは実際に心を縄でしめつけられているわけではありません。

 

何か悲しい気持ちがあり、

心がしめつけられている様に感じているのです。

 

「何か胸につっかえているものが取れたようだ」

これも、実際に物がつっかえてはいませんが、

不安がとれた様な感覚を抱いたので、

心理的に安心感を抱いたのでしょう。

 

こうして見るとフェルトセンスは、

どこか比喩的な表現を含んでいますよね。

 

 

物理的な体の痛みではなく、

心(感情)の揺れ動きにフォーカスした言葉。

これがフェルトセンスです。

フェルトセンスの意味を探ると・・・

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フェルトセンスを感じる場面。

日常でも無意識の内にあるでしょう。

 

フェルトセンスを追いかけていくと、

ありのままの自分の姿が見える様になってきます。

 

 

私達は人間関係の中で、

無意識の内に自分を抑えています。

 

周りから見て良い自分を演じたり、

相手を傷つけない様に振る舞っています。

 

確かに表面的にはやっていけますが、

お互いの本音がわからずストレスを抱え続けます。

 

そんな中で、心で感じた想い。

これは抑えることができません。

 

頭で考えるよりも先に、

心で感じてしまうのが人間です。

 

極端な例にはなりますが、

「今はお母さんの機嫌が悪いから、泣くのを止めよう」

と赤ちゃんは思わないですよね?

 

良くも悪くも自分の心に素直。

それが大人になるにつれて、

少しずつ周りの目を気にする様になっていきます。

 

つまり、「考える」のは後付け。

誰もが最初は感じるままに振る舞っていたんです。

 

 

フェルトセンスで何を感じたか。

これを追いかけると、あなたの本音が見えてきます。

 

自分を抑えているポイントや、

素の自分を出したいと感じたポイント

 

自分の心は周りの目を気にせずに、

感じたままに伝えているのです。

 

フェルトセンスに気づいたら、

心で感じたことを受け止めて下さい。

 

それがあなたの本音に、

素の自分につながっている可能性があります。

 

 

私はぬいぐるみ心理学を通して、

人間関係における素のあなたらしさを導き出します。

 

そして、ありのままの自分をさらけ出そうと伝え、

一歩ずつ一緒に実践しています。

 

しかし、私だって完ぺきではない。

周りの目を気にすることは普通にあります。

 

そんな時は、自分の心が何を感じているのか。

フェルトセンスを拾い上げることを意識します。

 

自分でも気づかなかった想いに気づけるかもしれません。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。