2May
[最終更新日]2024/07/09
こんにちは、伊庭和高です。
今回の相談は女性から、
定期的に寄せられます。
「彼氏に指摘されて落ち込む」
「落ち込んでばかりだと関係も悪くなる」
この様に彼氏からの指摘に、
落ち込んでしまう人は多いです。
落ち込んだままの状態では、
彼との時間も楽しめず、
気まずい雰囲気になることもあります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
落ち込む原因と解決策をお伝えします。
目次
なぜ彼氏の指摘に落ち込むのか?
彼氏の指摘に落ち込むのは、
3つの原因があります。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
自分が悪いと思っているから
普段から自分が悪いと思っている人は、
何かあると落ち込みやすいです。
自分で自分を否定したり、
自分へのダメ出しや責めることが多い状態です。
彼氏に指摘されたことで、
自分を責めるスイッチが押されたイメージです。
ちなみにこの現象は、
恋愛だけでなく日常でも発生します。
職場で上司に指摘されたり、
友達や親からの指摘でも、
同様に落ち込んでしまうのです。
彼氏の顔色を伺っているから
「彼は何を望んでいるだろう…」
「嫌われたらどうしよう…」
「変な風に思われない様にしないと…」
この様に彼氏の顔色を伺っていると、
彼氏の言動に振り回されます。
ネガティブな反応を示されると、
途端に落ち込んでしまうのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
彼氏の顔色を伺っている状態は、
他人軸で恋愛をしていると言えます。
痛い所を突かれたから
自分でも自覚している課題を、
彼氏に指摘されることがあります。
気づかれない様に取り繕ったり、
見て見ぬフリをしているものの、
何かの拍子に課題が出てしまったのです。
とはいえ痛い所を突かれる状況は、
今後も間違いなく訪れます。
一緒にいる時間が長くなるほど、
自分を偽れなくなるので、
そのままの自分をさらけ出すことになります。
恋愛の悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
彼氏の指摘に落ち込んでしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば指摘に動揺しません。
彼氏の気持ちを受け止め、
自分の気持ちを素直に伝えられます。
ですが自信が持てないから、
必要以上に落ち込んでしまうのです。
自分が悪いと思い込んだり、
彼氏の顔色を伺ってしまうのも、
自信のなさの表れです。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
悩みは形を変えて繰り返される
付き合う相手や環境を変えても、
悩みは形を変えて繰り返されます。
彼氏の指摘に落ち込む状況は、
時間が解決してくれることはないのです。
「今までの恋愛でも、指摘されて落ち込んでしまった」
「結婚したけど、指摘され落ち込む状況は変わらなかった」
過去のお客様の声ですが、
自分の自信のなさに向き合わないと、
相手を変えても同じ悩みを繰り返します。
彼氏の指摘に落ち込み続けても、
幸せな恋愛はできません。
次第に彼氏もイライラしたり、
愛想を尽かされてしまうこともあります。
自分自身に向き合い、
現状を変えていくことが必要です。
彼氏の指摘に落ち込む現状を変える方法
ここからは現状を変える方法を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
彼氏の指摘に落ち込むこともなくなります。
自分で自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
彼氏の指摘に落ち込む人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず、頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
相手の顔色を気にしてしまいます。
自分の気持ちを抑えがちになり、
悪いことをしたという気持ちも強まります。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
自分を変える第一歩です。
ここでのポイントは、
「まず自分で声に出すこと」です。
「私の気持ちもわかって欲しい」と、
いきなり彼氏に吐き出さないことです。
声に出した自分はスッキリしますが、
聞いている彼氏は疲れてしまいます。
また彼氏だけでなく、
友達や同僚にいきなり吐き出すのもNGです。
関係が悪化してしまうので、
まずは自分で声に出すことを意識してください。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
彼氏の指摘に落ち込む人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
「させたい」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
彼氏の顔色を伺ったり、
自分の気持ちを抑えたりと、
自分を主語に問いかけていません。
結果として彼氏の顔色を伺う恋愛をして、
自分で自分を満たせず落ち込みがちになります。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
指摘に落ち込むのを克服する上で不可欠です。
「彼氏の指摘に落ち込んでしまう」
この状況を放置していても、
幸せな未来は待っていません。
彼氏との関係がギクシャクしたり、
疲れやストレスを抱え込んだりと、
良いことは何もないのです。
彼氏の指摘に落ち込む根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
今から現状は変えられます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。