menu

HSPに悩み続けた末路は4つ!原因や心理背景を解説

[最終更新日]2024/01/09

こんにちは、伊庭和高です。

 

HSPについての相談も、

定期的に私の元へ寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

HSPのまま悩み続けても苦しいだけです。

 

モヤモヤした気持ちを抱きやすくなったり、

人間関係に疲れて上手くいかなくなることもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

HSPに悩む心理背景や原因を解説します。

 

HSPに悩み続けた末路

 

HSPに悩み続けると、

4つの未来が待っています。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもありますが、

どれも幸せとは言えない未来です。

 

仕事が続かない

職場でHSPに悩まされる相談は、

私の元にもよく届きます。

 

同僚との関係に気を使いすぎたり、

上司の言動に敏感になったりと、

疲れやすくなるのです。

 

「この仕事は向いていないのでは?」

「人間関係に疲れた…」

 

この様に思えば仕事を辞めやすいのです。

 

ただし職場を変えても、

繊細な自分は変わりません。

 

すぐに前職と同じ様なストレスを抱え、

職場を転々とするかもしれないのです。

 

人間関係が深まらない

繊細な一面が強まるほど、

人間関係にも悪影響が及びます。

 

相手の言動が気になったり、

気を使いすぎてしまうことで、

人間関係が深まらないのです。

 

「怒られない様にしないと…」

「否定されたらどうしよう…」

 

相手のことが気になってしまい、

当たり障りない対応ばかりしてしまいます。

 

浅く広く関係を築くことはできても、

友達や恋愛で関係を深められないのです。

 

自分で自分を認められない

HSPに悩めば悩むほど、

そんな自分を認められません。

 

自己肯定感という言葉がありますが、

一向に自己肯定感が高まらないのです。

 

「どうしていつもこうなんだ…」

「人間関係が上手くいかないな…」

 

自分を責めることも多くなるので、

ネガティブ思考も増大してしまいます。

 

自分で自分を認められなければ、

悩みやモヤモヤも増えてしまうのです。

 

心身の健康を崩す

そしてHSPに悩んでいると、

心身の健康を崩すことがあります。

 

たとえば職場で気を使いすぎて、

メンタルを崩して休職するケースもあります。

 

悩みやストレスを溜め込んで、

体調を崩してしまうこともあるのです。

 

繊細な一面が強まっても、

心身に良い影響はありません。

 

余計なエネルギーを使うので、

健康にも悪影響が出やすいのです。

 

なぜHSPに悩み続けるのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

HSPに悩み続けるのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば繊細な一面に振り回されません。

 

自分で気持ちを落ち着かせながら、

堂々と振る舞うこともできます。

 

繊細な一面が出てきても、

自力で立て直すことができるのです。

 

ですが自分に自信が持てないことで、

必要以上に周りが気になったり、

繊細な一面が強まってしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

私はよく、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

先ほど仕事の例を紹介しましたが、

職場を変えても自分が変わらないと、

新たな職場でも繊細な一面で悩んでしまいます。

 

恋愛や友達関係をリセットしても、

新たな関係で再び繊細になってしまうのです。

 

つまりHSPに悩み続ける状況は、

時間が解決してはくれません。

 

環境や付き合う相手を変えても、

自分が変わらないと現状は好転しないのです。

 

HSPに悩む状況を好転する方法は、

こちらの記事で詳しく特集しています。

合わせて読んでみてください。

 

また私は、自分のHSPの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

HSPに悩むレベルが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。