7Dec
[最終更新日]2024/08/16
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは恋愛ですが、
恋愛の相談は私のもとに多く寄せられます。
「相手のことを考えすぎてしまう」
「自分の望んだ恋愛にならず辛い」
こうした声も多いです。
そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
相手のことを考えすぎてしまう恋愛を抜け出す方法をお伝えします。
目次
なぜ相手のことを考えすぎるのか?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
恋愛で相手のことを考えすぎるのも、
実は自分の自信のなさが原因なのです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば相手のことを考えすぎません。
相手のことを考えつつも、
自分の気持ちも大切にできます。
言いたいことは言いながら、
相手の意見も受け入れたりと、
お互いを尊重して関係を築けています。
その一方で自分に自信がないと、
必要以上に相手のことを考えてしまいます。
相手ありきで恋愛をしてしまうので、
気づけば疲れを溜め込んでしまうのです。
嫌われるのが怖い
具体的にどんな自信のなさかというと、
相手に嫌われるのを怖がっているのです。
「嫌われたらどうしよう…」
付き合う前から考え続けていれば、
相手のことを気使って疲れてしまいます。
たとえ付き合えたとしても、
嫌われる(=別れる)ことを怖れては、
心を許して関係を築けません。
どこかで自分の気持ちを抑えたり、
無理して相手の意見に合わせたりしてしまいます。
嫌われるのを怖れているのは、
常にブレーキを踏んでいる様なものです。
アクセルを踏むことができないので、
自分が望む恋愛にもつながりません。
承認欲求を満たしている
また相手のことを考えすぎるのは、
承認欲求を満たしている可能性もあります。
「好かれたいから…」
「認められたいから…」
「評価されたいから…」
相手からの好意を求めるあまり、
相手ありきで恋愛をしてしまうのです。
一時的に自分を満たすことはできても、
常に相手のことを考え続けるので疲れてしまいます。
何より恋愛で承認欲求を求めているのは、
自分で自分を満たせていない時に起こります。
相手にどう思われているかが気になり、
不安や寂しさを溜め込みやすくなります。
相手の気持ちはわからない
そして相手のことをどれだけ考えても、
相手の気持ちは絶対にわかりません。
超能力でもあれば別ですが、
相手の気持ちを読み取ることはできません。
逆の立場になればわかりますが、
自分の気持ちを100%理解している人はいません。
相手のことを考え続けているのは、
答えのわからない問題を解いている様なもの。
いつまでも正解にたどりつけないのです。
相手のことを考えすぎたとしても、
自分が幸せだと思える恋愛にはつながりません。
相手のことを気にして一喜一憂したり、
自分1人の時に疲れてしまったりと、
良い方向にはは進んでいかないのです。
相手のことを考えすぎるのを卒業する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
相手のことを考えすぎるのをやめる方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
恋愛で相手のことを考えすぎることはなくなります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
相手のことを考えている時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブ思考が強まれば、
自分の気持ちを抑えやすくなります。
「失敗したらどうしよう…」
「嫌われたらどうしよう…」
この様な気持ちも生まれやすくなり、
相手のことを考える時間が増えるのです。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
恋愛の悩みを解決する上で役立ちます。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分を主語にして問いかけられていないので、
相手のことを考えすぎてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「してあげる」
「して欲しい」
「しなきゃいけない」
たとえば上記の言葉は、
相手のことを考えている時に出て来ます。
これらの言葉が出てくるほど、
自分を主語にして問いかけられていないので、
相手のことを考えすぎて疲れてしまいます。
幸せな恋愛をする上でも、
「どうしたいのか?」という問いかけは不可欠です。
お客様のエピソードを紹介します
ここからはお客様のエピソードを紹介します。
静岡県在住の森岡さん(女性・仮名)は、
恋愛の悩みを抱く中で私のことを知りました。
===ここから===
相手のことを考えすぎてしまうのは、
今までの恋愛で繰り返してきました。
嫌われたり怒られるのを怖がり、
相手がどう思うかを頭の中で考え続け、
気づけば疲れ果てていました。
それこそ連絡をするのや、
相手からの返事を考えるのに、
時間ばかりかかっていました。
あるいは相手のことを考えることで、
大切にして欲しいと思っていたかもしれません。
承認欲求を満たすために、
相手のことを考えすぎていたのです。
伊庭さんのおっしゃる自信のなさが原因で、
今までの恋愛はうまくいかなかったり、
一緒にいても疲れることが多かったです。
もうこんな恋愛はやめたいと、
伊庭さんとお話する中で強く思いました。
===ここまで===
森岡さんに起こった変化
私は森岡さんのお話を聞きながら、
先ほど紹介した2つの方法をお伝えしました。
また森岡さんの現状を踏まえ、
個別に意識するポイントをお伝えしました。
ぬいぐるみ心理学を実践し始め数週間で、
森岡さんは手ごたえを感じました。
===ここから===
自分で自分の気持ちを声に出すことは、
今までやってきませんでした。
相手のことを考えすぎているのは、
決まって頭の中でした。
あれこれ考えて疲れてしまうので、
まずブツブツと声に出すのを意識し、
心に落ち着きを取り戻せました。
そして自分を主語に問いかけると、
相手のことを考える時間が激減しました。
どれだけ相手のことを考えても、
相手の気持ちを読み取ることはできず、
ひたすら疲れてしまいます。
「どうしたい?」を意識したことで、
相手との関わりがスムーズになり、
ストレスなく付き合える様になりました。
今までより幸せな関係を築けていますし、
自分と向き合って本当に良かったです。
===ここまで===
相手のことを考えれば考えるほど、
幸せな恋愛からは遠ざかります。
自分が疲れ果ててしまったり、
どこか表面的な関わりが生まれたりと、
良いことは何もありません。
相手のことを考えすぎる原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
自分の気持ちを大切に恋愛ができる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。