menu

虚言癖か今すぐ診断!チェック項目にいくつ該当する?

[最終更新日]2024/02/13

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは虚言癖。

 

「すぐ嘘をついてしまう性質のこと」

 

これが虚言癖の辞書的な意味ですが、

本人も自覚なく嘘をついてしまうことがあります。

 

仕事でもプライベートでも、

気付けば嘘をついてしまい後悔することも多いのです。

 

「虚言癖をやめたいのに直らない」

こうした相談が寄せられることもあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

虚言癖かどうかを診断するチェックリストを公開します。

 

その上で、虚言癖の原因や心理背景についても解説していきます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

虚言癖の診断チェック

まずは自分が虚言癖かどうかを、

10個のチェック項目から診断していきます。

 

以下の項目の中で、いくつ当てはまるでしょうか?

 

<虚言癖チェックリスト>

 

1、周りの目や評価を気にしている

 

2、意見を求められると嘘をついてしまうことがある

 

3、見栄を張ったり自分を良く見せようとする気持ちがある

 

4、失敗する(間違える)ことが怖い

 

5、怒られた時に嘘をついてしまうことがある

 

6、自分の気持ちがわからないことがある

 

7、人間関係の気疲れを感じることがある

 

8、やりたくないことも頼まれると引き受けてしまうことがある

 

9、仕事等で責任を回避したい気持ちがある

 

10、流されて生きている感覚がある

さて、いくつ当てはまったでしょうか?

 

当てはまる数が多ければ多いほど、

虚言癖の傾向が強まっていきます。

 

「私は2個当てはまったからまだ大丈夫だな」

 

たとえ当てはまる項目が少なくても、

決して安心しないことです。

 

虚言癖予備軍の可能性もありますし、

もし現状で悩みやストレスを抱えているなら、

虚言癖が影響を与えているかもしれません。

 

虚言癖の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

虚言癖の原因も、

自分の自信のなさです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないからすぐ嘘をついてしまうのです。

 

自信があれば嘘をつかずに、

自分の気持ちに素直に行動できます。

 

たとえ嘘をついてしまったとしても、

すぐに訂正したりと対応が取れます。

 

つまり自信の有無が虚言癖の分かれ目なのです。

 

先ほどの10個のチェックリストも、

自信のなさが背景にあると言えます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

相手の反応を気にしている

そして虚言癖に悩まされる人は、

相手の反応を気にしています。

 

「怒られたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

「変な風に思われたらどうしよう」

 

相手にどう思われるか気にしているので、

つい嘘をついてしまうのです。

 

相手に合わせて良い子を演じたり、

自分の気持ちを抑えがちな人ほど、

虚言癖に悩まされることが多いのです。

 

また失敗を恐れる気持ちも、

失敗して周囲にどう思われるかを気にしていると生まれます。

 

虚言癖を続けても苦しいだけ

その場で嘘をつくことで、

責任を回避できたり失敗はしないかもしれません。

 

ですが虚言癖とは周りの目を気にており、

自分の気持ちを抑え込むことにもつながります。

 

気疲れもたまりやすいですし、

自分の本意ではない展開に進みやすくなります。

 

そして嘘をつくのが癖になれば、

次第に自分の気持ちもわからなくなります。

 

自分の気持ちに嘘をつく様になるので、

何を考えているのか自分でもわからなくなってしまいます。

 

虚言癖の状態を続けても、

幸せな未来は待っていないのです。

 

どうすれば虚言癖を克服できるのか?

虚言癖の原因は自信のなさ。

 

自信のなさに向き合うことで、

虚言癖は今から克服できます。

 

そもそも生まれた時から、

虚言癖だった人はいません。

 

つまり虚言癖は先天的なものではなく、

後天的に身についたものなのです。

 

自信のなさと向き合うことで、

誰でも虚言癖は改善できるのです。

 

虚言癖の克服法については、

別の記事で詳しく解説しています。

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。