17Apr
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
これをお伝えしました。
今回は趣向を変えて恋愛を取り上げます。
実は恋愛にも、パレートの法則は活用できます。
パレートの法則とは何なのか。
前回の記事で詳しくまとめていますが、
簡単にまとめると、以下のとおりです。
「全体の数値の大部分は、全体を構成する一部分の要素が生み出している」
「20:80の法則」なんて言われますし、
働きアリの例えでよく使われますよね。
パレートの法則を恋愛に活かし理想の相手を見つける方法
「相手に良く見られる自分でいないと…」
どうしても恋愛は自分を良く見せようとしてしまいます。
結婚すれば生きている限り、一緒にいる相手。
ありのままの自分を抑えた状態だと、
いずれ必ずストレスが爆発します。
とはいえ異性に良く見られたい気持ちは、
人間の本能的なものかもしれません。
より良く見せた方が好感度が上がると無意識に判断し、
仮面をかぶって関わってしまうのです。
ところがあなたが仮面をかぶれば、
相手も仮面をかぶります。
「私は自分を抑えて関わるけど、
あなたは本音で関わってね。」
逆の立場になれば一目瞭然ですが、
これはどう考えても無理ですね。
仮面をかぶっていたら、
あなたが心の底で何を考えているのかわからない。
相手も仮面をかぶって、
気を遣い合った関係性になるのです。
もっと最悪なのは、
仮面をかぶったあなたを相手が好きになっている場合です。
少しでも本音を言ってしまえば、
「これまでと違う」と違和感を抱かれる可能性もあります。
一番理想的なのは、
付き合う前から素の自分をさらけ出すことです。
素の自分を出していれば、
そんな自分に惹かれる相手しか寄って来ない。
結果的にお互い素の自分を出せる関係になるのです。
ここでパレートの法則を思い出して下さい。
「全体の数値の大部分は、全体を構成する一部分の要素が生み出している」
「20:80の法則」がまさにそうですが、
実はありのままの自分を心から好きな人は、
全世界で2割しかいないわけです。
※2割「も」いるとも言えますね。
良く見せようと自分を演じてしまうと、
せっかく素のあなたを好きになる2割の人も、
あなたの魅力に気づかないまま通り過ぎてしまう。
これは本当にもったいないですよね。
残りの8割の人には嫌われても良いんです。
恋愛においては、素の自分を好きになってくれる人。
この人と一緒にいた方が、どう考えても幸せですよね?
素の自分が何なのかを知るには、
ぬいぐるみとの記憶を振り返ることが一番です。
振り返り方や素の自分の出し方については、
講座でも詳しくお伝えしています。
ぜひ、講座を活用して下さい。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。