24Jul
[最終更新日]2023/03/16
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは「HSP」
HSPに関する相談は、
私のお客様からもよく寄せられます。
「HSPでつらい」
「HSPを治したい」
こうした声を聞くことも多いです。
HSPに悩まされているならば、
現状と向き合っていかないと、
この先もHSPに悩まされ続けてしまいます。
そして今回のテーマの恋愛においても
HSPだと悩まされることが多いです。
気を使って疲れてしまったり、
長続きしないで終わりやすくもなります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
特に恋愛に焦点を当てながら、
HSPの心理背景や原因、治し方を解説します。
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。
「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
この頭文字をとってHSPと言い、
統計的には5人に1人がHSPだと考えられています。
またHSPは環境や性格などの後天的なものではなく、
先天的な気質だとも考えられています。
ただし今までは自覚がなくても、
大人になってからHSPだと実感する場合もあります。
その意味でHSPはケースバイケースとも言えます。
そしてHSPの人には、以下の特徴があります。
「頭の中であれこれ考えを巡らせがち」
「刺激に対する反応が強く、疲れを感じやすい」
「他人との境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい」
「他人が気づかない様な繊細な刺激にすぐ反応する」
HSPを「繊細さん」と表現することもありますが、
何事にも敏感に反応してしまう特徴があるのです。
HSPの人の心理背景
HSPに悩まされている人には、
「周りの目を気にしている」という心理背景があります。
「嫌われたらどうしよう…」
「怒られたらどうしよう…」
「上手く伝えられるかな…」
自分の気持ちを考える前に、
相手にどう思われるかを敏感に考えてしまうのです。
どれだけ相手の気持ちを考えても、
相手の本心はわかりません。
相手のことを考え振る舞う結果、
気疲れを感じやすくなってしまったり、
周囲と上手くコミュニケーションが取れなくなるのです。
なぜHSPの人の恋愛が続かないのか?
自分がHSPであるために、
恋愛が上手くいかず悩んでいる人は多いです。
「なぜ恋愛が上手くいかないのか?」
先ほどもお伝えした様に、
HSPの人は周りの目を気にしてしまいます。
恋愛においても、周りの目を気にしてしまうのです。
一番わかりやすいのが恋人。
「嫌われたらどうしよう…」
「無言になってしまったらどうしよう…」
「相手の分だけ自分がやらないと…」
この様に恋人のことを気にするほど、
恋愛に疲れてしまうのです。
一緒にいても楽しめなかったり、
相手にも気を使いすぎてしまうのです。
そして気を使っている姿は恋人にも伝わります。
「本音を話して欲しい」
「何を考えているのかわからない」
この様に恋人に思われてしまえば、
関係がギクシャクしてしまうのです。
あるいは恋人以外の人を気にして、
恋愛が上手くいかないこともあります。
親、友達、同僚、世間体…
こうした相手のことを気にするほど、
1人で疲れをため込んでしまうのです。
そして周りからの言葉に敏感に反応し、
ネガティブ思考であふれてしまうこともあります。
「私のことが嫌いなのか…」
「どうして上手くいかないのか…」
相手の言動に敏感に反応することに疲れ果て、
「もう恋愛なんてしたくない」と思い込む人もいるのです。
HSPに悩まされ続ける原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
HSPで恋愛が上手くいかないのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば周りを必要以上に気にしません。
言いたいことを言い、
聞きたいことを聞いたりと、
自分の気持ちに素直に振る舞える様になります。
一方で自分に自信が持てないことで、
周りを気にして恋愛が上手くいかないのです。
自信を持って過ごせる様になるかどうかが、
現状を変える分かれ道だと言えます。
「HSPを治したい」
「幸せな恋愛を実現したい」
こうした声は私のもとにも多く届いています。
自信のなさと向き合い行動すれば、
HSPで恋愛が上手くいかない状況を抜け出せます。
過去のお客様を見て来てもわかりますが、
周りを気にして疲れることもなく、
安心して幸せな関係を築ける様になります。
HSPを治す具体的な方法は、
こちらの記事で3ステップで解説しています。
合わせて読んでみてください。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。