31Mar
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今日は「いい子ちゃん」を演じる心理背景。
そして「いい子ちゃん」をやめるための方法。
これらを取り上げます。
いい子ちゃんをやめたい
周りの目を気にして自分の気持ちを抑えてしまう。
つい周りが求めるであろう姿を演じてしまう。
ある意味、「いい子ちゃん」な自分でいようとしてしまうわけです。
ですがいい子な自分を演じるほどに、
自分自身が窮屈に感じ、息苦しく毎日を過ごすことにもなります。
「いい子を演じる」ということは、
周りから見ていい子を演じているということ。
自分の気持ちを脇に置いて行動するので、
次第に自分で自分の本心がわからなくなってしまいます。
しかも周りにとって何が「いい子」かは
その日その時の状況によって変わります。
昨日は褒められたのに、
今日は怒られる。
いい子を演じていれば、
自分の人生の主導権を周りに渡している様なものです。
私はぬいぐるみ心理学を開発し、
1200名以上のお客様に伝えて来ました。
その中で気づいたのは、
すべての悩みの背景には自信のなさが存在すること。
いい子ちゃんを演じてしまう背景にも、
自信のなさが存在するのです。
自信のなさについて詳しくは、
最下部にある無料講座で紹介しています。
ただ1つ確実に言えるのは、
自信があれば周りを気にして
いい子を演じることはないです。
自分の自信のなさに気づき、
そして向き合うこと。
これがいい子を演じる自分から
卒業する第一歩です。
いい子を演じる自分から卒業するには、
自分が何を感じているのかに
まずは自分で気づくことが大切です。
今まで蓋をして来た自分の想い。
自分で自分の気持ちがわからなければ、
当然ですが周りも自分の気持ちがわかりません。
頭の中にため込んでいた感情を、
まずは実際に声に出してみてください。
声に出しながら自分の気持ちに気づき、
「自分はどうしたいのか」を問いかけること。
これで自分の気持ちに気づけます。
そしてもし声に出す途中で、
不安や恐怖心などの感情が出て来ても、
ためらわずに声に出してください。
声に出さず頭の中にためこんでも、
不安や恐怖心が消え去ることはありません。
常に不安や恐怖心を抱えながら、
毎日を過ごすことになってしまうのです。
不安や恐怖心も声に出すことで、
ため込まず自分の気持ちに気づくことができます。
どんな感情も声に出す。
これがいい子を演じる毎日から卒業する上で、
非常に重要なポイントとも言えます。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。