2Sep
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
私はぬいぐるみ心理学を無料講座や
個人面談を通してお伝えしています。
その中で、ぬいぐるみ興味を持った理由を聞くと、
「周りの目を気にしてしまう」という声が非常に多いのです。
言いたいことを言ったり、
したいことをしたり、
聞きたいことを聞いたり、
何かする時にまず周りからどう見られるかを考えてしまい、
自分の感情を抑えてしまう。
何度もこれを繰り返す中で、
自分のことが自分でわからなくなってしまう。
こうした負のスパイラルにハマってしまうのです。
年齢や性別を問わずこうしたケースはよくありますし、
どこかで「ありのままの自分をさらけ出す」ことに舵を切らない限り、
永遠に繰り返してしまいます。
私はぬいぐるみ心理学を伝えていく中で、
こうした状況を解決する方法がたった1つしかないことに気づきました。
その方法を、この記事では解説します。
周りの目はいったん脇に置いて…
まずは120%ありのままの自分をさらけ出すことです。
言いたいことを言い、
したいことをして、
聞きたいことを聞き、
ワガママになってください。
・
・
・
「いや、周りからどう思われるのかが気になる…」
こんなツッコミが入りそうですが、
周りからどう思われているか考えている人は、
順番を思いっきり間違えています。
私達は幼少期、周りの目を気にすることなく、
まず自分の思うがママに振る舞っていました。
極端な話ですが、赤ちゃんの頃に
「今はお母さんの機嫌が悪いから、泣くのをやめよう」
なんて考えているはずがありません(笑)
周りからどう思われようとも自分の思いを主張する。
スーパーのお菓子売り場でお菓子を買ってもらいたくて
いつまでも地面に座って泣いている子供なんて、その典型です。
ただ、大人になるにつれて周りの目を気にし始め、
自分の感情を抑えていくようになります。
こうした自分を抑えることが習慣になってしまうと、
ありのままの自分が何なのか忘れてしまうのです。
ありのままの自分をさらけ出した上で、
周りを見ながら適度に調節していく。
これが本来の順番なのです。
周りの目を気にして合わせることばかり考えている人は、
この順番を思いっきり無視しています。
そのため、周りの目を気にするのはいったん脇に置いて、
まずは思うがママに振る舞うことです。
これを少しずつ実践すれば、
周りの目を気にする悩みは解決に向かいます。
※というより、解決に向かっている人を何人も見てきました。
とはいえ、いきなり120%の自分を出せと言われても、
周りに遠慮してしまい出せない人もいるでしょう。
その場合は、まずは相手がいない場面で自分をさらけ出して下さい。
食べたい物を食べる
寝たい時に寝る
買いたい物を買う
相手がいない場面から感じるままに振る舞うことで、
120%の自分をさらけ出す練習ができます。
私もこの練習を何度も繰り返す中で、
自然と人間関係においても自分をさらけ出せるようになりました。
一歩ずつ進んでいけば、着実に自分をさらけ出せる様になっていきます。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。