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【八方美人の女性の心理学】恋愛パターンはかなり特徴的

[最終更新日]2021/12/07

こんにちは、伊庭和高です。

今回は八方美人について取り上げます。

 

「みんなに好かれる様な態度をとる女性」

 

八方美人の意味を調べると、

この様な言葉が出てきます。

 

基本的に女性に対して使う言葉ですが、

「みんなに良い顔をする」という意味では

男性にも当てはまるでしょう。

 

八方美人だと自覚のある方から、

恋愛についての相談を受けることも多いです。

 

実は八方美人のまま恋愛をしても、

最終的には上手くいかないのです。

 

もし幸せな恋愛をしたいならば、

八方美人をやめる必要があります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

八方美人の女性が恋愛で悩む原因と解決策をお伝えします。

 

八方美人の原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

八方美人に振る舞ってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

みんなに好かれる態度を取ろうと思っても、

そもそもみんなに好かれる人はいません。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自分に自信が持てていないからこそ、

周りありきで振る舞ってしまうのです。

 

相手にどう思われるかを先に考え、

自分の個性が相手に伝わらないことも多いです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

相手に良く思われる自分を演じる

八方美人の女性の恋愛で特徴的なのは、

相手に良く思われる自分を演じようとすること。

 

「どうすれば相手に喜んでもらえるか?」

「相手に好意を持たれるには?」

「嫌われないためには?」

 

この様に相手ありきで自然と考えているので、

確かに相手から好かれやすい自分ではいられます。

 

ですが相手に良く思われようとするほど、

本来の自分からは遠ざかります。

 

本来の自分がわからなくなっている人もいますが、

自分を演じていれば無理をすることになります。

 

次第に相手も違和感に気づく様になるので、

恋愛が上手くいかないのです。

 

他人軸の恋愛では幸せになれない

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

八方美人は他人軸で恋愛をしてしまいます。

 

良く思われる自分を演じても、

付き合うことはできるでしょう。

 

ですが自分を演じたまま付き合い続けることはできません。

 

お互いの関係を深めるためにも、

本音をさらけ出して関わる必要があります。

 

「なぜ本音を伝えてくれないのか?」

「考えていることがわからない」

 

どこかで相手が違和感に気づき、

別れにつながってしまいます。

 

人によって別れの周期は異なりますが、

3ヶ月〜半年と短期間での別れを経験することも多いです。

 

自分を演じた恋愛の賞味期限は短いのです。

 

結婚したら苦しむ

もちろん八方美人の恋愛を続けて、

結婚できるケースもあります。

 

ですが八方美人のまま結婚すれば、

結婚後に苦しむことになります。

 

八方美人のまま結婚したということは、

相手は演じている自分に好意を抱いているということ。

 

結婚後も自分を演じる必要があります。

 

ですが結婚後は一緒に暮らすわけですし、

常に演じ続けているのは疲れてしまいます。

 

「結婚したから演じるのをやめたい」

一方でこの様に思うこともあるでしょうが、

相手からすれば違和感を抱いてしまいます。

 

演じている自分が好きだったのに、

結婚後に本来の自分を出そうとするのは、

ある意味で騙されていた様なものです。

 

結果的に関係が上手くいかなくなることもあるのです。

 

八方美人のまま恋愛を続けても、

幸せな結末は待っていないのです。

 

幸せな恋愛をするために

 

ここからは幸せな恋愛をするための方法を、

3つのステップで解説します。

 

3ステップを繰り返し実践することで、

八方美人を演じることがなくなります。

 

自分で自分を満たせる様になりながら、

幸せな関係を築ける様になります。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

八方美人で振る舞う人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

声に出さず頭の中で考えるほど、

ネガティブになり他人軸の側面が出てきます。

 

相手にどう思われるかが気になり、

本来の自分が出せなくなるのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

 

これが恋愛の悩みを解決する第一歩です。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ八方美人で振る舞うのか?」

 

「いつから自分を演じる様になったのか?」

 

「どんな場面で自分を演じてしまうのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

ちなみに恋愛で八方美人になる人は、

恋愛以外の場面でも八方美人で振る舞うこともあります。

 

恋愛だけに限定せず、

日々の生活全体を振り返るのも1つです。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

八方美人で振る舞う人は間違いなく、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

相手から好かれることを考える様に、

自分よりも先に相手のことを気にして、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

一方で幸せな恋愛ができる人は、

自分を主語にして問いかけています。

 

「何を伝えたいか?」

「どこへ行きたいか?」

「どう関わりたいか?」

 

「どうしたいのか?」と問いかけることで、

自分が望む行動を選択できています。

 

その結果、自分で自分を満たすことができ、

相手も尊重しながら幸せな関係を築けます。

 

自分を主語にして問いかけることは、

八方美人を抜け出し幸せな恋愛をする上で不可欠です。

八方美人の恋愛を続けても、

最終的には上手くいきません。

 

自分を演じ続けることになり、

気疲れも感じやすくなるでしょう。

 

八方美人の原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップに取り組むことで、

八方美人を抜け出せる様になります。

 

相手にどう思われるかを気にせず、

幸せな恋愛ができる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。