13Jun
［最終更新日］2023/06/13
こんにちは、伊庭和高です。
「相手のペースに巻き込まれてしまう…」
年齢や性別を問わず、
よく寄せられる相談の１つです。
自分の気持ちを伝え損ねたり、
相手に合わせて振る舞ったりと、
良いことはありません。
特に恋愛で相手のペースに巻き込まれると、
不安や悩みを抱きやすくなります。
相手のペースに巻き込まれる状況は、
今すぐ変える必要があります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛で相手のペースに巻き込まれない方法をお伝えします。
また相手のペースに巻き込まれてしまう心理も解説します。
目次
恋愛で相手のペースに巻き込まれない方法
恋愛で相手のペースに巻き込まれないためには、
普段から２つのことを意識する必要があります。
順番に解説します。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
相手のペースに巻き込まれてしまう時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず、頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
相手のペースに巻き込まれやすくなります。
自分の気持ちを抑え込んだり、
相手に合わせて振る舞うのです。
相手のペースに巻き込まれた結果、
さらにネガティブ思考になってしまうのです。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
相手のペースに巻き込まれない第一歩です。
「どうしたいのか？」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか？」と問いかけること。
「どうしたいのか？」の主語は自分自身。
相手のペースに巻き込まれてしまう時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
自分の気持ちを我慢したり、
無理して相手に合わせてしまいます。
結果として相手のペースに巻き込まれてしまうのです。
「どうしたいのか？」という問いかけは、
相手のペースに巻き込まれないために不可欠です。
なぜ相手のペースに巻き込まれるのか？
次に相手のペースに巻き込まれる理由を、
独自の視点で解説します。
相手の反応を気にしている
「変に思われたらどうしよう…」
「気を悪くしない様に…」
この様に相手の反応を気にするほど、
相手のペースに巻き込まれます。
自己主張をしない方が、
波風を立てずに関われます。
ケンカにならず、
上手く立ち回れるのです。
相手のペースに巻き込まれていた方が、
相手にとって都合が良いのです。
嫌われることもないですし、
関係は続くかもしれません。
自分軸ではなく他人軸になっています
つまり相手のペースに巻き込まれる人は、
自分軸ではなく他人軸になっています。
自分の気持ちよりも先に、
相手のことを考えているのです。
相手に合わせるのは上手くなりますが、
その分だけ自分の気持ちは我慢します。
気を使い過ぎて疲れたり、
自分の気持ちがわからなくなります。
そして恋愛で他人軸になれば、
相手も次第に不信感を抱きます。
「本当の気持ちがわからない」
「何を考えているか教えて欲しい」
長く関係を続けるほど、
相手に不信感を抱かせてしまうのです。
つまり相手のペースに巻き込まれても、
幸せな関係にはなれません。
相手のペースに巻き込まれる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
相手のペースに巻き込まれてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば相手のペースに巻き込まれません。
相手の話を聞きながら、
自己主張もできるのです。
ですが自信がないからこそ、
相手の反応を気にしてしまいます。
無理に相手に合わせたり、
自分の気持ちを抑え込んでしまうのも、
自信のなさが背景にあります。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
相手のペースに巻き込まれるとどうなるか？
相手のペースに巻き込まれても、
幸せな未来は待っていません。
自分の気持ちを犠牲にしますし、
常に気を使い続けるかもしれないのです。
恋愛を楽しめないですし、
同じ失敗を繰り返すかもしれません。
そして人間関係は、自分と相手がいて成り立ちます。
恋人を変えたり環境を変えても、
悩みは繰り返されます。
相手を変えても自分が変わらないと、
同じ悩みに直面してしまうのです。
その意味では、時間が解決してくれることはありません。
自信のなさと向き合い、
２つの方法を実践することで、
現状を好転させていきましょう。
「自信のなさとは何なのか？」
「どうすれば自信が持てる様になるのか？」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
