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わからないことを聞くのが苦手な心理背景と2つの改善策

[最終更新日]2025/02/18

こんにちは、伊庭和高です。

 

「わからないことを聞くのが苦手」

「わからないことを聞けない」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

わからないことを聞けずにいると、

ますます状況が悪化してしまいますし、

自分自身が苦しくなるでしょう。

 

仕事でもプライベートでも、

わからないことを聞けないままでは生きづらさを感じるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

わからないことを聞けない心理背景と解決策をお伝えします。

 

わからないことを聞くのが苦手なのはなぜ?

 

わからないことを聞くのが怖い人には、

「ある共通点」が存在します。

 

年齢・性別・職業を問わず、

例外なくこの共通点を持っているのです。

 

相手の反応を気にしている

「怒られたらどうしよう…」

「失望されてしまわないか…」

「仕事ができないと思われるんじゃ…」

 

わからないことを聞くのが苦手な人は、

相手の反応を気にしています。

 

相手にどう思われるかを気にして、

わからないことが聞けないのです。

 

「わからないこと=悪いこと」だと思い込み、

最悪の事態を回避しようとしています。

 

わからないことを聞かなければ、

その場で何か言われたり思われることはないのです。

 

自分一人でやらなきゃと思い込んでしまうこともあるでしょう。

 

ただし一時的にはやり過ごせても、

わからないことを聞けなかったことで、

その後に苦しい状況が待っています。

 

わからないまま進んでしまい、

大きな失敗をしてしまうかもしれません。

 

あるいは一人で抱え込んだ結果、

キャパオーバーになってしまうかもしれません。

 

幼少期の記憶も影響している

わからないことを聞けないのは、

幼少期の経験も影響しています。

 

私たちが幼い子供の頃は、

わからないことは素直に聞けました。

 

相手の反応を気にすることなく、

自分の思うままに振る舞えていたのです。

 

ですが成長し大人になる過程で、

少しずつ周りの目を気にし始めてしまいます。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親の反応や評価を気にし始めた結果、

わからないことが聞けなくなる人もいます。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

わからないことを聞くのが苦手なのも、

自分の自信のなさが影響しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればわからないことは素直に聞けます。

 

自信がないから相手の反応が気になり、

わからないことを聞けなくなるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

わからないことを聞けないままだとどうなるのか?

わからないことを聞けないままだと、

どこかで大きな問題が発生してしまいます。

 

仕事で壁に直面してしまったり、

わからないまま進んで恥をかくこともあります。

 

周りの信頼を失ってしまったり、

取り返しのつかない事態が発生するかもしれないのです。

 

わからないことを聞くのが苦手なままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

悩みは繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

環境や付き合う人を変えれば一時的に楽になります。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境で同じ悩みを繰り返します。

 

わからないことを聞くのが苦手な状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

まず自分が変わることに意識を向ける必要があります。

 

わからないことを聞ける様になる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

わからないことを聞ける様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

わからないことを聞くのが苦手な人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの目が気になってしまうのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

わからないことを聞くのが苦手な時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りにどう思われるか気にしたり、

周りに流されたり振り回されてしまうので、

他人軸になっている状態です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

わからなことを聞ける様になるために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

わからないことを聞けないままでは幸せな毎日は訪れません。

 

周囲の信頼を失ってしまったり、

自分の中でストレスをため込んでしまいます。

 

わからないことを聞くのが苦手なのは自信のなさが原因です。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。