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人目を気にするのは病気ではない!自信のなさが原因です

[最終更新日]2025/12/03

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

人目を気にするほど疲れます。

 

特定の誰かや不特定多数の目が気になり、

ストレスを抱え込んでしまうようになります。

 

過去の私も人目を気にすることに悩み続けていました。

 

これまで7,000名以上のサポートをしてきましたが、

人目を気にする悩みは年齢や性別を問わず非常に多いです。

 

そこで今回は人目を気にする原因や改善策を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

人目を気にするのは病気なのか?

「人目が気になる私は病気なのか?」

「性格だから変えられないのか?」

 

こうした相談が定期的に寄せられますが、

それは間違っています。

 

人目が気になるのは病気でも性格でもありません。

 

そもそも冷静に考えてみると、

生まれた時から人目を気にする赤ちゃんはいません。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できていました。

 

それが成長し大人になるにつれ、

人目を気にしてしまう様になっただけです。

 

病気でも性格でもなく、

別の原因があるのです。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人目を気にして疲れてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば人目を気にし続けることはありません。

 

人は人、自分は自分だと思えており、

人目を気にせず堂々と振る舞えるのです。

 

ですが自分に自信が持てないと、

周りの反応や評価が気になってしまいます。

 

つまり自信の有無が、人目を気にするかどうかに影響しているのです。

 

幼少期の記憶も影響する

私たちの自信のなさは幼少期の経験も影響しています。

 

先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から自信がない人はいません。

 

成長し大人になる中で

自信がなくなり人目を気にする様になるのです。
また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

人目を気にして悩むケースもあります。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られるのが怖かった」

「親の前で良い子を演じていた」

「親も人目を気にしていた」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも悪影響が出てしまうのです。

 

なぜ人目を気にしてしまうのか?

「自信のなさとは具体的にどの様なものなのか?」

 

実は人目を気にしてしまうのは4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①承認欲求が強くなりすぎている

「認められたい」

「褒められたい」

「評価されたい」

「愛されたい」

 

こうした気持ちは誰でも持っています。

 

心理学では「承認欲求」と言いますが、

人目を気にする人は承認欲求が過剰になりがちで、

行動の基準が「自分の気持ち」ではなく「他人からどう見えるか」になっています。

 

その結果、周りのことが気になりすぎて疲れてしまうのです。

 

②過去に否定された経験がある

・失敗を強く叱られた

・些細なことでも注意された

・人前で恥をかいた経験が強く残っている

 

過去に否定された経験や失敗経験があると、

大人になっても引きずってしまうことがあります。

 

これらの経験を繰り返したくないと思い、

何かにつけて人目を気にしてしまうのです。

 

③完璧主義が関係している

実は完璧主義の傾向がある人も、

人目を気にしやすいです。

 

人と比べて完璧さを追求するので、

常に周りからどう見られるかを気にしています。

 

他人に対しても自分に対しても基準が高く、

「失敗=評価が下がる」と考えがちです。

 

その結果、行動する前から過度に慎重になり、

「どう見られるか」で頭がいっぱいになってしまいます。

 

④自己肯定感が低い

「自分は価値がある存在だ」という感覚が弱いと、

他人の評価で自分の価値を測ろうとします。

 

そうなると、他人の表情、言い方、反応が気になりすぎてしまうのです。

 

自己肯定感が低い人ほど、

自分で自分を肯定することができず、

常に周りの目を気にする傾向があります。

 

人目を気にし続けた末路とは?

人目が気になる状況を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

仕事でもプライベートでも人目が気になり、

余計な気遣いをしたり疲れを感じやすくなります。

 

言いたいことを我慢したり、

無理して相手に合わせたりと、

人間関係にストレスを感じやすくなるのです。

 

そして人目を気にしている姿は、

次第に周囲の信頼を失います。

 

「何を考えているのかわからない」

「本音を教えて欲しい」

 

この様に思われることもあるのです。

 

当たり障りない表面的な関わりはできても、

関係を深めることができません。

 

また転職や異動や引越しなどで環境を変えても、

自分が変わらなければ同じ悩みを繰り返します。

 

人目を気にして疲れてしまう状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

ただし先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から人目が気になる人はいません。

 

生まれ持った性格や病気ではなく、

成長する中で後天的に身についたものだから、

誰でも今から現状を好転することができます。

 

人目を気にせず生きるための改善策

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人目を気にせず生きる方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

人目を気にして疲れてしまう状況は変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

人目を気にして悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

 

周りの評価や反応が気になったり、

過去の失敗経験を思い出したり、

完璧主義の一面が出てきたり、

自己肯定感が低くなってしまうのも、

頭の中で考えている時なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

いきなり誰かに発言するのではなく、

まず自分で声に出すことから慣れていきましょう。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

人目を気にして悩む人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応や評価が気になったり、

相手と自分を比べて自己肯定感が低くなります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸が出てくるのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことへ意識を向けると、

周りの反応や評価を気にしなくなります。

 

人目を気にする自分を変えるためには、

「どうしたい?」の問いかけを習慣にする必要があります。

 

人目を気にせず行動できる様になることは、

仕事でもプライベートでも必要不可欠です。

 

信頼関係も築ける様になりますし、

ストレスなく日々を過ごせる様になります。

 

人目を気にしてしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

仕事・恋愛・友達・夫婦関係など、

さまざまな場面で自分が望む毎日を実現できます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。