menu

人の目を気にしない人はどんな人?心理や特徴を解説!

[最終更新日]2023/03/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

「人の目を気にしない人」について、

本日は取り上げたいと思います。

 

「人の目を気にしない」のはこんな人!

「人目を気にせず行動できる様になりたい!」

 

「相手の反応を気にせず意見を言いたい!」

 

「周囲を伺わず振る舞える様になりたい!」

 

私は5000名以上のお客様に

ぬいぐるみ心理学を提供していますが、

こうした相談は特に多く寄せられます。

 

そこで今回は視点を変えて、

「そもそも人の目を気にしない人はどんな特徴を持っているのか?」を解説します。

 

この特徴を身につけることができれば、

人目を気にせず行動できる様になります。

 

また詳しくは後で述べますが、

人目を気にしない人の特徴は、

誰でも身につけることができるのです。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

人目を気にしない人の心理的な特徴は?

 

 

まず最初に重要な前提をお伝えすると、

人の目を一切気にしなくなることはあり得ません。

 

私達は生きている限り誰かと関わりますし、

周りからどう思われているのかを気にする場面も出て来ます。

 

仕事であれ、家庭であれ、

初対面の人との関係であれ、友達との関係であれ、

 

さまざまな場面で、人の目を気にする瞬間は訪れます。

大事なのは人の目を気にした時に、

自分で軌道修正できる力があるかどうか。

 

周りを気にし続けたり、

自分の気持ちを飲み込むことなく、

自分が振る舞いたい様に振る舞えるかどうかです。

 

要するに人の目を気にしない人の心理的特徴は、

「人目を気にしても自力で軌道修正できる」ということです。

私も周りからどう思われているか気にすることはあります。

 

ですがそんな一面が顔をのぞかせたら、

「今、周りの目を気にする自分が出て来たな」

と自分で気づく様にしています。

 

私自身、子供の頃から人目を気にして、

自分の気持ちを押さえて行動して来ました。

 

大事な場面で意見が言えなかったり、

無理してでも相手に合わせたり、

時に良い子を演じて振る舞うこともありました。

 

「人の目を気にしない様になりたい!」と思い、

試行錯誤の末にぬいぐるみ心理学を開発しました。

そして私自身がぬいぐるみ心理学を実践する中で、

人目を気にせずに振る舞える様になりました。

 

先ほどお伝えした様に、

「人目を気にしても自力で軌道修正できる」感覚をつかめる様になりました。

 

「自信がある人」は人の目を気にしない

また自分に自信がある人は、

周りの目を気にせず行動できます。

 

想像してみてください。

 

もし自分に自信があれば、

いつでも自分らしく振る舞えるはずです。

 

言いたい時に言いたいことを言えたり、

相手の顔色を伺い続けることもありません。

 

もし周りの目を気にしてしまっても、

自分で軌道修正できる様になるのが、

自信がある状態だと言えます。

その一方で自分に自信がなければ、

人の目を気にして振る舞ってしまいます。

 

嫌われない様にと意識してしまったり、

言いたいことを押さえ込んでしまったりと、

自分よりも相手が基準で行動してしまいます。

 

「自分らしさ」や「ありのままの自分」からは、

どんどん遠ざかってしまうのです。

 

人目を気にしてしまう根本的な原因は、

自分の自信のなさだと言えるのです。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

そして誰でも自分に自信のある状態になれます。

 

私達は生まれた瞬間から、

自分に自信を持って生きていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張していたのです。

 

「自信がある!」と自覚せずとも、

自分らしく振る舞えていたのです。

ですが大人になるにつれて、

少しずつ周りの目を気にする様になったのです。

 

人によって時期の差こそあるものの、

小学校低学年頃から周りの目を気にし始めると、

心理学の分野では言われています。

 

周囲との協調性が身に付く時期でもありますが、

周囲の反応を気にし過ぎてしまうほど、

気づけば周りが気になり始めるのです。

たとえば授業中に手を挙げる人数も、

学年が上がるにつれて激減します。

 

人目を気にしていない小学校低学年では、

多くの児童が手を挙げるのですが、

高学年になるにつれてほぼ誰も手を挙げなくなるのです。

 

授業中に手を挙げることに対して、

同級生の目が気になっているからだと言えますね。

そしてここが重要なポイントなのですが、

生まれた頃は誰もが自信を持てていたので、

新たなスキルを身につける必要もなく、

誰もが自信のある状態を取り戻すことができます。

 

記憶にはないかもしれませんが、

以前にできていたことを取り戻せば良いので、

誰もが自分に自信がある状態を手に入れられると確信を持って言えます。

 

なぜ人の目が気にならないのか?

人の目を気にしない人は、

一体どうして人目を気にせずにいられるのか。

 

ここまで心理的な特徴を解説しました。

 

人目を一切気にしない人はいません。

誰でも人目は気になるのです。

大事なのは、人目を気にした時に自分で気づけるかどうか。

 

自力で軌道修正できる力が身に付いている人が、

人の目を気にしない人だと言えます。

 

無料メール講座でも解説していますが、

自力で軌道修正できる様になれば、

そんな自分に自信を持つこともできます。

 

その結果、次第に人の目が気にならない自分へと変化していくのです。

 

人目を気にしない人は自分勝手?

「人目を気にせず行動するのはワガママではないか?」

 

「自分勝手に振る舞いそうで不安・・・」

 

ここまでの話を受けて、

この様な想いを抱かれたかもしれません。

 

確かに過去の私も人目を気にしており、

人目を気にせず行動できる様になりたいと思う一方で、

人目を気にせず行動することへの恐怖心も抱いていました。

 

これについてぬいぐるみ心理学の視点から、

確かな回答を提示することができます。

 

「気にしなさ過ぎる人」は問題アリ

人目を気にしなさ過ぎる人は、

確かに問題アリだと言わざるを得ません。

 

これはどんな事柄にも当てはまりますが、

「し過ぎる」状態は必ず反動がやって来ます。

 

お酒を飲み過ぎると気分が悪くなり、

食べ過ぎるとお腹が痛くなります。

 

寝過ぎれば頭が働かなくなり、

ゲームのし過ぎは目が悪くなります。

 

何事においてもやり過ぎれば、

自分にダメージが返って来るのです。

その意味で言えば人目を気にし過ぎても、

自分の心身に悪影響が及びます。

 

気疲れをためこみ疲れ果てたり、

自分のやりたいことがわからなくなったりと、

長い目で見て良いことは何一つないのです。

その一方で、人目を気にしなさ過ぎる人も、

必ず反動が返って来る様になります。

 

人間関係がギクシャクしてしまったり、

衝突をする機会も増えるでしょうし、

周囲から悪いウワサを立てられるかもしれません。

ですが1つ断言できることは、

この内容を読んでいるあなたは、

人目を気にしなさ過ぎる状態になることはありません。

 

なぜそんなことが言えるのか。

 

それは車の仕組みを考えれば一目瞭然です。

 

人目を気にして行動している状態は、

最初からブレーキを踏んでいる様なものです。

 

「これは人目を気にしなさ過ぎるのでは…」

 

人目を気にして悩んでいる人が、

もしこの様な疑問を抱いたとしても、

最初からブレーキを踏んでいた状態なので、

アクセル全開に暴走することはないのです。

 

ブレーキを離して少しアクセルを踏み始めたくらいなので、

周りから見れば全然問題ない状態だと言えます。

もちろん最初からアクセルを踏んでいれば、

さらにアクセルを踏んで暴走するリスクもあります。

 

ですが人の目を気にして悩んでいるならば、

どれだけ人目を気にせず行動できる様になっても、

行き過ぎてしまう状態にはたどり着かないのです。

 

周りに迷惑がられることもなければ、

暴走してしまうこともないと言えます。

 

人の目を気にしないのは「ワガママ」とは違う

また人の目を気にしないのは、

「ワガママ」な状態とは違います。

 

人の目を気にして行動していると、

相手に自分の本心が伝わらなくなります。

 

「この人は何を考えているのかわからない…」

 

相手にこの様に思われてしまえば、

仕事やプライベートでの関わりにも影響が出ます。

人の目を気にせず行動できる様になれば、

自分の本心を素直に相手に伝えることができます。

 

コミュニケーションが円滑になり、

相手と一層の信頼関係を気づける様になるのです。

 

人の目を気にしないで行動することは、

決して礼儀やマナーがなっていないこととは違うのです。

 

必要最低限の礼儀やマナーを持ちながら、

人目を気にせず自分らしく過ごすことはできるのです。

 

自分の行動に責任を持っているから「気にならない」

そして人の目を気にしない人は、

自分の行動に責任を持てています。

 

人の目を気にして行動し続けていると、

上手くいかなかった時に誰かのせいにしてしまうことがあります。

 

「あの人がやれって言ったから…」

 

誰かの責任にし続けていれば、

確かにその場をやり過ごせて楽です。

 

ですが自分の人生の主人公は、

他でもない自分自身です。

 

人の目を気にし続けてしまうと、

自分の人生なのに生きている実感が持てなくなるのです。

「何のために生きているのか…」

 

この様なムナしさを抱いてしまい、

流される様に毎日を過ごしてしまうこともあります。

 

人の目を気にしない人は、

自分の行動の責任を自分で取るので、

自分の人生を生きている実感が持てる様になります。

そして正確に言えば、

自分の人生を生きている時点で、

自分の人生における責任は既に発生しているのです。

 

「責任を負わない」という言葉がありますが、

人目を気にしようがしなかろうが、

その時点で自分の人生の責任は発生しているのです。

 

人の目を気にせず行動できる様になれば、

楽しく積極的に自分の行動に責任を持てる様になります。

 

誰でも自分に自信を持つことはできる!

そして先ほどもお伝えした様に、

誰もが自分に自信を持つことができますし、

誰もが人目を気にせず行動できる様になります。

 

あなたが今どんな状況であれ、

確信を持って言えることです。

 

私達は生まれた瞬間から、

人目を気にせず自信を持って行動できていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張して来たのです。

新たなスキルを身につけるのではなく、

元々できていた感覚を取り戻すだけ。

 

記憶にあるかどうかは別として、

誰もができていたわけですので、

人目を気にせず自信を持って行動できる様になると確信を持って言えるのです。

実際ぬいぐるみ心理学のお客様を見ていても、

人目を気にして悩んでいた状況が、

ほんの数ヶ月で大きく変わり、

自信を持って行動できる様になったケースは数多くあります。

 

「誰でも人目が気にならない状態になれる」

 

これは間違いないです。

「人の目を気にしてしまう背景に何があるのか?」

 

「人の目を気にせず行動できる様になる具体的な方法は何か?」

 

これらは次の記事で解説しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。