23Jul
[記事公開日]2016/07/23
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今日はHSPについて取り上げます。
最近ぬいぐるみ心理学講座の中で、
「HSP」という言葉を何度か目にする様になりました。
私自身はそこまで詳しくなかったのですが、
HSPとは「過度に敏感な人」「過敏性症候群」と言われます。
※正確な訳がまだ見つかっていない様ですね。
あらゆる物事に非常に敏感なため、
それに伴って様々な影響が生じるとのこと。
あまりにも感受性が強すぎるために、
ささいなことでも他の人より反応してしまったりと、
HSPで悩んでいる人は多い様です。
特に仕事の場面では、
過敏になりすぎず効率と成果を求められます。
職場で居心地の悪さを感じてしまい、
「自分にとっての適職とは何か」を探す傾向もある様です。
でも、ちょっと待って下さい。
それ、本当にHSPなのでしょうか?
ぬいぐるみ心理学の視点から、
今回はHSPについて取り上げていきます。

それ、本当にHSPなの?
ぬいぐるみ心理学ではぬいぐるみとの記憶を通して、
人間関係における自分らしさの特徴を導き出します。
人間関係に何を求めているのか。
どんな良さがあって、どんな弱みがあるのか。
ぬいぐるみとの関わり方から導き出せます。
また、日常生活から自分らしく振る舞える様、
皆さんで一緒に実践を続けていきます。
さて、過剰に敏感になってしまうHSPですが、
もしあなたがHSPだと思われているなら、
敏感になってしまう背景はどこからやって来たのでしょうか?
それがもし、「周りの目を気にする」背景ならば、
それはHSPではなく、単に自分を抑えているだけかもしれません。
私達は子供の頃は、誰でもありのままの自分をさらけ出していました。
「今はお母さんの機嫌が悪いから、泣くのを止めとこう」
こんなこと、赤ちゃんは思わないですよね?
周りを一切気にすることなく、
泣きたい時は泣くし、
欲しい物は欲しいと言うし、
遊びたい様に遊んでいるのです。
ところが大人になるにつれて、
徐々に周りの目を気にして自分を抑える様になります。
この「周りの目を気にする」という部分。
気にし過ぎればHSPだと感じるかもしれません。
ですが本来的にはありのままの自分を出せていたわけです。
自分を過度に抑えた結果、
「HSPなのでは…」と感じているとも言えます。
周りの目を気にしている状態なら、
それはHSPとは言い切れません。
子供の頃はありのままの自分を出せていたわけです。
ありのままの自分を取り戻すことで、
気づけば自分らしく振る舞える様になっています。
詳しくは講座の中でお伝えしますが、
まずは自分の心に素直に振る舞うこと。
これを意識して実践してください。
おそらく今は人間関係を過度に気にしていると思います。
ですのでまずは人間関係以外の部分から実践してください。
食べたいものを食べたり、
着たい服を来たり、
行きたい所へ行ったり。
これらを続けていくことで、
自分らしく振る舞う感覚を思い出して来ます。
その結果、人間関係でも徐々に自分を出せる様になります。
仕事も結局は人間関係。
周りを気にしてしまう気持ちは理解できますが、
まずは自分がしたい様に振る舞う。
これが大前提です。
自分の心に素直に振る舞えば、
周りも本音で関わってくれます。
結果として、ストレスも抱きにくくなります。
適職を探すのも良いですが、
周りを気にした状態ではどんな仕事でもストレスを抱えます。
まずは自分の心に素直に振る舞う。
これを意識してください。