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謝り癖は家庭環境に原因がある?直す方法は3つ

[最終更新日]2022/01/18

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるテーマは、

過去の私もよく悩んでいました。

 

「何かにつけて謝ってしまう」

この様に、謝るのが癖になってしまう人がいます。

 

謝り癖が身に染みていると、

いつまでも悩みを抱え続けます。

 

自分にダメ出しすることも増え、

明るい未来を描けないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

謝り癖の原因と克服法をお伝えします。

 

謝り癖の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

謝るのが癖になってしまっているのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば必要以上に謝ることはありません。

 

謝る場面では謝りつつも、

自分の言いたいことも素直に主張できています。

 

その一方で自分に自信が持てていないと、

とりあえず謝る場面が増えてしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

周りの目を気にしている

そして謝り癖のある人は、

周りの目を気にしています。

 

周りにどう思われるかを気にしているからこそ、

必要以上に謝ってしまうのです。

 

「怒られたらどうしよう…」

「嫌われたらどうしよう…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

 

この様に周りにどう思われるかを気にするほど、

悪くないのに謝ってしまうことも増えます。

 

相手にマイナスな印象を抱かせないために、

謝ってしまうのです。

 

家庭環境に原因がある

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の経験に影響を受けています。

 

謝り癖が始まるのも幼少期です。

 

少しずつ周りの目を気にする様になり、

何かにつけて謝る様になってしまいます。

 

また私たち人間にとって親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

「親の顔色ばかり伺っていた」

「親が高圧的だった」

「親も謝り癖があった」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも影響を与えてしまいます。

 

友達、先生、恋人、同僚など、

その後の人間関係でも謝るのが癖になってしまいます。

 

謝り癖は変えられる

ですが冷静に考えてみると、

生まれた時から謝るのが癖になっていた人はいません。

 

生まれながらの性格ではなく、

後天的に身についたものなのです。

 

確かに家庭環境に原因はありますが、

後天的に身についたものである以上、

誰でも今から直すことができます。

 

自信のなさと向き合うことで、

謝り癖は改善できるのです。

 

謝り癖を直す方法

 

ここからは謝り癖を直す方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

何かにつけて謝ることなく、

自分の気持ちを大切に行動できる様になります。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

謝り癖がある人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

頭の中でネガティブ思考が強まってしまい、

気づけば謝ってしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これは謝り癖を直す上で不可欠です。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ頭でっかちになってしまうのか?」

 

「いつから謝り癖があるのか?」

 

「どんな場面で謝ってしまうのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

謝り癖も克服できます。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

つい謝ってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

周りのことを先に考えて、

自分の気持ちを押さえ込んでしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけることで、

自分が望む行動を取れる様になります。

 

謝りたい時は謝れますし、

そうでない時は無理に謝りません。

 

自分の気持ちに素直に行動しながら、

より良い人間関係を築ける様になります。

謝るのが癖になっていても、

幸せな未来は待っていません。

 

ネガティブに考えることも増え、

周りを気にして生きづらさを感じてしまいます。

 

謝り癖の原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップに取り組むことで、

謝り癖は今から直すことができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。