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アダルトチルドレンの直し方!生きづらさの克服法は3ステップ!

[最終更新日]2023/02/04

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマはアダルトチルドレン。

 

アダルトチルドレンに関する相談の声は、

私のもとにも届いています。

 

「アダルトチルドレンで生きづらさを感じる」

 

「アダルトチルドレンを克服したい」

 

こうした気持ちを持ちながら、

自分自身と向き合い始めている人も多いです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

アダルトチルドレンの原因や直し方について独自の視点で解説します。

 

アダルトチルドレンとは?

子供の頃に家庭内で心理的に傷つき、

そのまま大人になった人のこと。

 

アダルトチルドレンを簡潔にまとめると、

この様になります。

 

子供の頃に起こった家族との経験を引きずり、

今を生きる上でネガティブな影響を与えている状態のことです。

 

つまり、幼少期の家庭の記憶が大人になってもネガティブな影響を与えている状態のことです。

 

親に怒られないか気にしていたり、

親の引いたレールの上を生きていたり、

寂しさや孤独感を抱え続けていたりと、

幼少期の経験が影響しているのです。

 

アダルトチルドレンの特徴

 

「大人になってどんな影響を与えてしまうのか?」

 

もちろん人によって異なるのですが、

アダルトチルドレンの代表的な特徴を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目が気になる

「怒られたらどうしよう」

「否定されたらどうしよう」

「変な風に思われたらどうしよう」

 

この様に周りの目が気になってしまうのも、

アダルトチルドレンの特徴の1つです。

 

親の顔色を伺っていたならば、

付き合う相手を変えても顔色を伺ってしまいます。

 

自分よりも周りありきで考えてしまい、

周りに合わせたり良い子を演じてしまうのです。

 

自分の気持ちを抑えがち

周りの目が気になっていると、

自分の気持ちを抑えがちになります。

 

言いたいことを飲み込んだり、

やりたいことを我慢してしまいます。

 

自分の気持ちを抑えるのが癖になると、

そもそも自分の気持ちもわからなくなります。

 

ありのままの自分という言葉がありますが、

ありのままが何なのか自分でもわからなくなるのです。

 

失敗を恐れている

「上手くいかなかったら…」

「間違えたら…」

 

この様に失敗するのを恐れるのも、

アダルトチルドレンの特徴の1つです。

 

幼少期の記憶で傷ついたことがあれば、

リスクを回避しようという思考回路になりがちです。

 

最悪の事態を回避しようとするものの、

失敗を恐れて行動に移すこともないので、

自分が望む人生も送れなくなってしまうのです。

 

寂しがり屋

アダルトチルドレンの特徴の1つに、

寂しさや孤独感を抱えがちということがあります。

 

親からの愛情を感じられなかったり、

親から拒絶されたと感じる経験があると、

寂しさを募らせてしまいます。

 

本当に好きなわけではなく、

寂しさを埋めるために恋愛をしたり、

人と会って気を紛らわせてしまうことも出てきます。

 

お酒やタバコにハマってしまったり、

SNSやネットサーフィンをし続けてしまうのも、

寂しさを募らせた時にやりがちな行動です。

 

アダルトチルドレンに悩み続ける原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

アダルトチルドレンは幼少期の経験が原因ですが、

今も悩み続けているのであれば、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればアダルトチルドレンとも向き合い、

現状を1つずつ好転させることができます。

 

ですが自分に自信が持てていないと、

過去の記憶に影響を受け続けてしまい、

生きづらさを感じる状況を作り出してしまいます。

 

また私は、アダルトチルドレンのレベルを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

アダルトチルドレンでどれくらい悩んでいるかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

アダルトチルドレンは克服できる

アダルトチルドレンは克服できると、

私はお客様に伝えています。

 

子供の頃の記憶が影響を与えているものの、

誰もが生まれた瞬間は自分らしく振る舞えていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張できていました。

 

成長する中のどこかのタイミングで、

家庭でのネガティブな影響を受ける様になったのです。

 

つまり生まれた瞬間から、

アダルトチルドレンだった人はいないのです。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものだからこそ、

誰でも今からアダルトチルドレンを克服できると考えています。

 

実際私のお客様を見ていても、

自信のなさと向き合い行動したことで、

アダルトチルドレンを克服したケースはあります。

 

今この瞬間から自分と向き合うことで、

現状は変えることができます。

 

アダルトチルドレンの直し方3ステップ

 

ここからはぬいぐるみ心理学の視点で、

アダルトチルドレンの直し方を解説します。

 

3ステップになっており、

順番に実践することで変化を実感できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

アダルトチルドレンに悩まされる人は、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間は頭の中で考えていることの、

約90%がネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが増大してしまうのです。

 

自分の気持ちを抑え込み、

過去の記憶にネガティブな影響を受けやすくなります。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

アダルトチルドレンを克服する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと意識して関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

アダルトチルドレンを直す上でも役立ちます。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出したら、

「本当はどうしたかったのか?」と自分に問いかけます。

 

アダルトチルドレンは過去の記憶が影響しています。

 

過去のネガティブな感情を受け止める上でも、

「本当はどうしたかったのか?」という問いかけが大事です。

 

過去の出来事は変えられませんが、

過去から引きずっている感情を手放すことはできます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけ、

抑え込んできた気持ちを1つずつ受け止めていきます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「これからどうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけ、

過去からの気持ちを1つずつ受け止められたら、

これから先の未来に意識を向けます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語にして問いかけることで、

自分が本当に望む選択ができます。

 

アダルトチルドレンに悩まされている人ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

自分よりも先に周りのことを気にして、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

あるいは過去のことばかりにとらわれ、

未来のことを考えられていないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

アダルトチルドレンの克服に不可欠です。

アダルトチルドレンの影響を受け続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

過去の記憶にも影響を受け続けますし、

生きづらさを抱え続けてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを繰り返し実践することで、

アダルトチルドレンは克服できます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。