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否定癖の心理背景!治す方法は2つです

[最終更新日]2023/11/08

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「否定癖」

 

自分で自分を否定してしまったり、

何かにつけて誰かを否定してしまったりと、

否定ありきで物事を捉えて悩んでいる人は多いです。

 

否定癖があっても苦しいだけですし、

幸せな毎日につながらないのは確かです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

否定癖の心理背景と解決法をお伝えします。

 

なぜ否定するのが癖になっているのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

否定するのが癖になっているのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば否定が癖になることはありません。

 

自分に自信が持てていないからこそ、

何かにつけて否定から入ってしまうのです。

 

何より否定を続けていても、

ネガティブな気持ちが生まれるだけです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

3つ紹介します。

 

周りと自分を比べているから

「あの人の方がすごいから…」

「あの人に比べて劣っているから…」

 

この様に周りと自分を比較すれば、

否定する気持ちが出てきます。

 

自分を否定することもあれば、

自分の方が上だと思って相手を否定することも出てきます。

 

いずれにせよ周りと比べる癖がついているので、

常に周りの目が気になりながら生きることになります。

 

完璧主義だから

仕事でもプライベートでも、

完璧主義の一面が出るほど否定癖も生まれます。

 

「できていない」「まだダメだ」という様に、

足りない部分に意識が向きやすくなるのです。

 

完璧主義が強くなれば自分を責めたり、

相手を必要以上に追い込んでしまいます。

 

常にプレッシャーを抱えている様なものなので、

次第に苦しくなってしまうのです。

 

マウントを取ろうとしているから

つい周りを否定的に見てしまうなら、

マウントを取ろうとしているかもしれません。

 

相手を否定することで、

自分の方が上だと見せることができます。

 

マウントを取る材料は何でも良いので、

相手よりも優れているアピールをしがちな時ほど、

否定のメガネで相手を見ているのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「異動すれば…」

「転職すれば…」

「付き合う相手を変えれば…」

 

この様に環境を変えることで、

現状を好転しようと考える人は多いです。

 

確かに環境を変えることで、

気分はリセットされるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

つまり否定癖は環境が解決してくれず、

自分自身と向き合うしかないのです。

 

否定癖を治す2つの方法

 

否定癖を続けても、

幸せになれないのは確かです。

 

ネガティブな気持ちも強まりますし、

人間関係も悪化しやすくなります。

 

先ほどもお伝えした様に、

否定癖の根本原因は自信のなさです。

 

自信のなさと向き合い行動することで、

否定癖は今から克服できます。

 

ここからは実際にぬいぐるみ心理学の視点で、

否定癖を克服する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

否定が癖になっている自分を変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

否定癖が出てしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

失敗を怖れたり周囲の目を気にしてしまうのです。

 

つまり頭の中で考えるほど、

否定的な気持ちが強まるのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが大切です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

否定癖を治す上でも役立ちます。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

否定的な気持ちが出る時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分を主語にして問いかける前に、

「自分にはできない」と思い込むこともあります。

 

あるいは周りの目を気にして、

自分の気持ちから遠ざかることもあります。

 

否定癖を根本から治すためには、

自分を主語にして問いかけることが不可欠です。

否定的な意識を持ち続けても、

明るい未来は待っていません。

 

ネガティブに考えることも増え、

生きづらさを感じる様になります。

 

否定癖の原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

今から現状を好転させることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。