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インナーチャイルドを癒す好転反応には2種類ある!

[最終更新日]2023/02/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はインナーチャイルドについて取り上げます。

 

インナーチャイルドに関する相談は、

私のもとにもよく届きます。

 

子供時代に自分の気持ちを抑えてしまったり、

悩み苦しんだ記憶や感情のことを、

インナーチャイルドと呼んでいます。

 

インナーチャイルドが癒せないと悩み、

日常生活に影響が出ている人もいます。

 

「インナーチャイルドの影響を受けているのでは?」

 

この様な疑問を抱き、

問題を解決しようと思う人は多いです。

 

そしてインナーチャイルドを癒す過程で、

一時的に好転反応が出ます。

 

今回は好転反応について、

詳しく解説します。

 

その上でインナーチャイルドを癒す方法も、

紹介していきます。

 

インナーチャイルドを癒すと好転反応が起こる

インナーチャイルドを癒すことで、

一時的に好転反応が起こることがあります。

 

今まではインナーチャイルドを癒していない状態で生きてきました。

 

癒していない状態に慣れていたので、

実際に癒され始めると筋肉痛の様に、

一時的な心身の影響を感じることもあります。

 

もちろん好転反応ですので、

決して悪いものではありません。

 

気にせずそのまま癒やし続ければ、

好転反応も次第に収まります。

 

好転反応が起きても止めずに、

そのまま自分と向き合うことが大事なのです。

 

体調に影響が出る

好転反応の種類ですが、

体調が悪くなることもあります。

 

急に熱が出たり、

首や肩が痛くなったりすることもあります。

 

何日も体がだるく感じたり、

原因不明の症状に悩まされることもありました。

 

たとえば私のお客様は、

急に手首に湿疹ができました。

 

湿疹に悩まされたことがなかったので、

皮膚科を受診して検査をしたところ、

「原因は不明です」と言われたそうです。

 

「これは好転反応だな」と、

私もお客様も納得しました。

 

心に影響が出る

あるいは好転反応が、

心に影響することもあります。

 

・感情の起伏が激しくなる

・なぜか涙が流れる

・何もやる気が起きなくなる

・イライラが止まらない

 

たとえばこれらも好転反応の一種です。

 

あるいはインナーチャイルドを癒す過程で、

過去の記憶を思い出すこともあります。

 

その結果として感情が揺れ動いたりと、

今までにない経験をすることもあるのです。

 

インナーチャイルドに悩まされる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

インナーチャイルドに悩まされている場合、

その背景には自信のなさがあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

もし自信のある状態で生きていれば、

インナーチャイルドの影響を乗り越えていけます。

 

たとえインナーチャイルドが出てきた時も、

自分と向き合い行動に移していけるのです。

 

ですが自分に自信が持てていないと、

インナーチャイルドの影響を受け続けてしまうのです。

 

あるいは自信が持てていないと、

インナーチャイルドに悩まされる原因を他者に求めてしまいます。

 

子供時代の記憶が影響しているので、

原因を親に求める人は多いです。

 

「こんな状況になったのは親のせいだ」

 

たとえばこの様に親のせいにしても、

現状は一向に変わりません。

 

もちろん親にも原因はあるでしょうが、

親を変えることはできません。

 

自分の人生を生きているのは、

他でもない自分自身です。

 

自信のなさと向き合い行動することで、

インナーチャイルドは手放せます。

 

そしてその過程で、

好転反応も出るのです。

また私は、自分のインナーチャイルドの悩みのレベルを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

インナーチャイルドの影響を受けている度合いが判明します。

 

こちらも合わせてやってみてください。

 

インナーチャイルドがネガティブな影響をもたらす

ここまでの話をまとめると、

子供時代に受けたネガティブな影響が、

大人になっても影響を及ぼしているのです。

 

何かに挑戦する時、

友達や同僚や恋人と関わる時など、

さまざまな場面でネガティブな影響を思い出してしまいます。

 

「自分らしさ」という言葉がありますが、

インナーチャイルドの影響を受け続けると、

自分らしい人生を歩めないのです。

 

しかも私たち人間は大人になるほど、

周りにどう見られるかを気にする様になります。

 

これは発達心理学の分野で言われているのですが、

周りを気にすれば自分の気持ちを出しにくくなります。

 

ただでさえ自分の気持ちを抑えやすくなるのに、

インナーチャイルドの影響も受けてしまえば、

余計に自分を抑えて日々を過ごすことになります。

 

インナーチャイルドに悩まされても、

幸せな毎日は待っていないのです。

 

インナーチャイルドを癒す方法

確かに子供時代の経験でインナーチャイルドは形成されます。

 

ですが生まれた時は誰でも自分らしく振る舞えていました。

 

生まれながらの性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でもインナーチャイルドを克服できます。

 

インナーチャイルドに悩まされる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合うことで、

インナーチャイルドの影響を手放せる様になります。

 

その過程で生まれる好転反応も、

癒しが進んでいる証拠と言えます。

 

インナーチャイルドの癒し方については、

こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。