親に褒められたことがないとどうなるのか？心理背景を解説

こんにちは、伊庭和高です。

 

「親に褒められたことがないまま大人になってしまった」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声はよく聞きます。

 

実際は褒められたことがあっても、

回数が少なく思い出せないかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

親に褒められたことがないまま大人になってどうなるかを解説します。

 

そのまま放置しておくと、

仕事やプライベートでネガティブな影響が生まれるのです。

 

親に褒められたことがないとどうなるか？

 

親に褒められず大人になると、

３つのネガティブな影響があります。

 

どれか１つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

自己肯定感が低くなる

「自分はダメなのか？」

「何をやっても上手くいかない」

 

親に褒められたことがないと、

自己肯定感が低くなります。

 

生まれた時に最初に接するのが親です。

 

親から褒められずに育つと、

自己肯定感も高まらないのです。

 

親にダメ出しをされたり、

かまってくれないままでは、

子供は自分で自分を認めることができなくなります。

 

やりたいことをやるにも、

自分には無理だと思い込みやすいのです。

 

周りの目を気にする

「嫌われたらどうしよう…」

「変に思われたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

 

この様に周りの目が気になる人ほど、

親に褒められずに育っています。

 

褒められたことがないので、

周りに悪く思われない様にするのです。

 

また親の顔色を伺い、

「これで良いのかな？」と不安になりやすいので、

周りの顔色も伺いがちになります。

 

恋愛下手になる

パートナーシップの身近なモデルが親です。

 

親との関係は自分にも影響します。

 

親に褒められたことがないと、

恋愛も上手くいかなくなります。

 

相手を褒められなくなったり、

相手に褒められるために頑張ったりするのです。

 

また恋愛でも自己肯定感が低くなり、

ネガティブな想像をしがちです。

 

相手の求める姿を演じたり、

必要以上に相手に求め過ぎてしまい、

恋愛が上手くいかないのです。

 

なぜ親が褒めてくれなかったのか？

私たちが生まれて最初に接するのが親です。

 

毎日の様に一緒にいるので、

良くも悪くも影響を受けます。

 

親に褒められてこなかったと悩むのは、

子供時代に原因があります。

 

子供は親に100%愛されると思っていますし、

親も子供を100%愛そうと思っています。

 

ですが親も一人の人間なので、

悩みや課題を抱えています。

 

親の悩みや課題のとばっちりが、

子供に飛んでくるのです。

 

すべての悩みの原因

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

つまり親子関係においても、

親の自信のなさの影響を受けていた状態です。

 

たとえば親が子育てのプレッシャーで、

「ちゃんと育てなきゃ」と思っているかもしれません。

 

結果として厳しく当たることが増えたり、

ダメ出しばかりをされ、

なかなか褒めてくれないかもしれません。

 

これらは親の課題であり、

親の自信のなさなのです。

 

今から現状は変えられる

確かに親を変えることはできません。

 

親に変わって欲しいと思っても、

親をコントロールはできません。

 

ですが自分が変わることは、

今から自分次第でできます。

 

褒められずに育ったことや、

大人になって与える影響も、

今から変えることができるのです。

 

先ほどもお伝えした様に、

すべての悩みの原因は自信のなさです。

 

親に褒められたことがないと感じるも、

元をたどれば親の自信のなさの影響です。

 

ですが大人になっても引きずっているならば、

自分の自信のなさも影響しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信のなさと向き合うことで、

今から現状は好転することができます。

 

現状を好転する２つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方向を解説します。

 

２つの方法を順に実践することで、

親の影響を手放して、

自分らしく前向きに生きれる様になります。

 

もし一度で効果を実感できない時は、

それだけ影響を受けているので、

繰り返し実践することをオススメします。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

親に褒められてこなかった人ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでいるのです。

 

私たち人間の脳の特性として、

頭の中で考えるほどネガティブになります。

 

一説では頭の中で考えることの、

90%がネガティブな事柄と言われています。

 

頭の中で考えるほど、

親の顔色を伺ったり、

過去にされて嫌だったことを思い出しやすくなります。

 

ネガティブな感情が浮かび、

自己肯定感も低くなるのです。

 

どんな気持ちもまずは、

ブツブツと自分で声に出すこと。

 

これが現状を変える第一歩です。

 

ちなみに声に出す上では、

ぬいぐるみを使うのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみを意識して使うほど、

自分の気持ちを受け止められる様になります。

 

「どうしたいのか？」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか？」と問いかけること。

 

「どうしたいのか？」の主語は自分自身。

 

親に褒められてこなかった人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「させたい」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手の顔色を伺ったり、

相手に求め過ぎたりと、

自分を主語に問いかけていません。

 

それこそ子供の頃を振り返れば、

自分を主語に問いかけるのではなく、

親のことを先に気にしていたのです。

 

「どうしたいのか？」という問いかけは、

親の影響を手放すために不可欠です。

「親との関係が大人になっても影響を与えてしまう…」

 

この状況は変えられます。

 

自信のなさと向き合い、

３ステップを実践することで、

親の影響を手放せます。

 

褒められてこなかった影響を手放し、

自分の人生を自分の意思で、

歩むことができるのです。

 

「自信のなさとは何なのか？」

「どうすれば自信が持てる様になるのか？」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！