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罪悪感に押しつぶされそうな人へ【3ステップで楽になる方法】

[最終更新日]2023/08/10

こんにちは、伊庭和高です。

 

「罪悪感に押しつぶされそう…」

「罪悪感に悩まされている…」

 

年齢や性別を問わず、

罪悪感の相談はよく寄せられます。

 

罪悪感とは「罪と悪の感情」と書きます。

 

罪悪感を持ち続けたい人など、

どう考えてもいないのです。

 

仕事でもプライベートでも、

罪悪感に悩まされても幸せな未来は待っていません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

罪悪感に悩まされる心理背景を解説します。

 

その上で罪悪感を手放す方法を、

3ステップでお伝えします。

 

罪悪感に押しつぶされる心理

「なぜ罪悪感に押しつぶされそうになるのか?」

 

罪悪感を抱いている時ほど、

自分以外の誰かのことを気にしています。

 

「あの人に申し訳なかった…」

「あの人に悪いことをしてしまった…」

 

この様に誰かに対して罪悪感を抱いているのです。

 

もし人が一切いなければ、

罪悪感を抱くこともないでしょう。

 

つまり罪悪感を抱く時には、

自分の気持ちを脇に置き、

誰かのことを考え続けているのです。

 

とはいえ相手の気持ちはわかりません。

 

どれだけ罪悪感を抱いていても、

相手の本心はわからないので、

永遠に前を向いて進めないのです。

 

頭の中で考え続けている

罪悪感に悩まされる時ほど、

頭の中で考え続けています。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが増大する習性があります。

 

一説では私たちが頭の中で考える内容の、

9割がネガティブなものだと言われています。

 

つまり頭の中で考えがちな人ほど、

罪悪感も強まってしまうのです。

 

罪悪感に悩まされる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

罪悪感に悩まされてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば罪悪感に押しつぶされません。

 

自信がないから相手のことを気にしたり、

自分の気持ちを犠牲にしてしまいます。

 

頭の中で考え込んでしまうのも、

自信がない時に起こりがちです。

 

罪悪感に押しつぶされるとどうなるか?

罪悪感に押しつぶされても、

幸せな毎日は送れません。

 

定期的にネガティブな気持ちに襲われますし、

何のために生きているかわからなくなることもあります。

 

人間関係でトラブルが発生したりと、

仕事や私生活にも影響が出てしまいます。

 

ですが冷静に考えてみれば、

生まれた時から罪悪感に悩む人はいません。

 

罪悪感に押しつぶされる赤ちゃんなど、

どう考えてもいないのです。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から罪悪感を手放せます。

 

罪悪感を手放す3ステップ

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

罪悪感を手放す方法を解説します。

 

3つの方法を実践することで、

罪悪感に悩まずに生きていけます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

先ほどもお伝えした様に、

罪悪感に悩まされる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けているのです。

 

だからこそ、まずは声に出すことが、

罪悪感を手放す第一歩です。

 

ここでのポイントは、

「自分で」自分の気持ちを声に出すこと。

 

「私の気持ちを受け止めて欲しい」という様に、

誰かに吐き出すのはやめましょう。

 

自分がスッキリしても、

相手はネガティブな気持ちを聞き続けるので、

次第に嫌な気持ちになってしまいます。

 

人間関係が悪化するリスクもあるので、

まずは自分で声に出すことを意識してください。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのも効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたかった?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたかったのか?」と問いかけましょう。

 

過去の出来事を引きずっているので、

罪悪感も生まれています。

 

昨日のことでも子供の頃のことでも、

過去を振り返り自分の気持ちを受け止める上で、

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけてください。

 

確かに過去は変えられませんが、

心の中に溜め込んだ罪悪感を手放せる様になります。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

過去を振り返ったあとは、

未来へ意識を向けましょう。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかけてください。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけるからこそ、

自分が本当に望む選択ができます。

 

罪悪感に悩まされている時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを気にしているのです。

 

「するべき」

「しなければいけない」

「した方がいい」

 

たとえばこれらの言葉は、

罪悪感を抱く時に出てきやすいです。

 

自分以外の誰かのことを気にしているのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

罪悪感を手放すために不可欠です。

罪悪感に悩まされても、

生きづらさを感じるだけです。

 

モヤモヤした気持ちを抱き、

前向きになれないのです。

 

罪悪感を抱く根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを実践することで、

罪悪感に押しつぶされずに生きれる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。