26Dec
[最終更新日]2023/12/26
こんにちは、伊庭和高です。
メンヘラな一面があることに、
悩んでいる人は多いです。
感情の浮き沈みが激しかったり、
心が不安定な状態なのはつらいです。
仕事でもプライベートでも、
メンヘラのままでは良いことはありません。
「メンヘラをやめたい!」という声は、
年齢や性別を問わずよく届きます。
今回はメンヘラの原因と解決策を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
目次
メンヘラになってしまう心理背景
メンヘラになってしまうのは、
3つの心理背景があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
相手に依存している
相手に依存していれば、
感情も乱れやすいです。
相手の言動の1つ1つに、
影響を受けやすくなるのです。
「〜して欲しい」
「〜してあげたのに」
「〜してくれない」
こうした言葉が浮かぶ時ほど、
相手に依存してしまいます。
まず相手に求めている状態ですし、
自分で自分を満たせていないのです。
相手に依存したままでは、
幸せな人生が送れないのは確かです。
かまってちゃんや寂しがり屋になるほど、
相手への依存心も強まります。
周りの目を気にしている
「嫌われない様にしないと…」
「怒られたらどうしよう…」
「変な風に思われたかな…」
この様に周りの目を気にしていると、
気持ちは乱れやすくなります。
自分の気持ちを脇に置き、
周りのことを優先して考えているのです。
どれだけ周りのことを考えても、
相手の気持ちはわかりません。
正解がわからない問題を解いている様に、
いつまでも答えが出ずモヤモヤするのです。
何がしたいかわからない
「やりたいことがわからない」
「何が好きかわからない」
「自分の感情がわからない」
この様に何がしたいかわからないと、
メンヘラになってしまいます。
自分で自分の気持ちがわからず、
流されるまま生きてしまうかもしれません。
周りの言う通りに行動した結果、
上手くいかずモヤモヤするかもしれません。
仕事でもプライベートでも、
何がしたいかわからないままでは、
どこへ向かって進めばいいか見えないのです。
メンヘラになる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
メンヘラになってしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があればメンヘラにはなりません。
自分で自分の心を整えられますし、
気持ちが乱れてもすぐ立て直すことができます。
ですが自信がないことで気持ちが乱れ、
メンヘラになってしまうのです。
相手に依存してしまったり、
周りの目が気になったり、
何がしたいかわからないのも、
自信のなさが背景にあると言えます。
幼少期の記憶も影響
私たちの自信のなさは、
幼少期の記憶が影響しています。
生まれた時から自信がない人はいません。
ですが少しずつ大人になる中で、
自信のなさが生まれメンヘラになるのです。
生まれた時からメンヘラな赤ちゃんなど、
どう考えてもいないのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信のなさが生まれ、
メンヘラになってしまうこともあります。
「親に依存していた」
「親から愛されたと感じられなかった」
「親の顔色をうかがっていた」
「親もメンヘラだった」
たとえばこうした場合だと、
子供にも悪影響が及んでしまうのです。
悩みは形を変えて繰り返される
職場や付き合う相手を変えることで、
現状を好転しようと思う人は多いです。
確かに環境を変えることで、
一時的に気持ちもリセットされるでしょう。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも同じ悩みに直面してしまいます。
つまりメンヘラで悩む状況は、
時間が解決してはくれないのです。
時間ばかりが過ぎる一方で、
現状が根本的に変わらないのはつらいです。
メンヘラをやめる方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
メンヘラをやめる方法を解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
メンヘラから抜け出せる様になります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分の気持ちを声に出すこと」
メンヘラだと悩んでいる人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず、頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
相手の反応が気になったり、
相手に満たしてもらおうと考えてしまいます。
やりたいこともわからなくなり、
依存心が出てくるのです。
メンヘラの一面が出てくるのは、
決まって頭の中で考え続けています。
ここでポイントなのが、
「自分で」声に出すこと。
愚痴をこぼす様に、
いきなり周りに吐き出さないでください。
周りに吐き出せばスッキリしますが、
周りは決して良い気分にならないでしょう。
メンヘラで悩んでいる人の中には、
周囲に愚痴や不満を吐き出してしまう人もいます。
相手との関係が悪化したり、
相手に避けられてしまったりと、
良いことはありません。
どんな気持ちでも良いので、
自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
メンヘラだと悩んでいる人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなければいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
「してもらう」
たとえばこれらの言葉は、
相手のことを考えている時に出てきます。
周りの目が気になったり、
相手に満たしてもらおうと求め過ぎています。
これでは物事は上手くいきません。
自分がしたいことに気づき、
1つずつ行動へ移すことが、
現状を好転する秘訣です。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
メンヘラをやめるために不可欠なのです。
メンヘラだと悩む現状を放置しても、
幸せな未来は待っていません。
仕事、恋愛、人間関係など、
あるゆる場面で上手くいかないのです。
メンヘラになってしまう根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
メンヘラは克服できます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。