menu

資格ジプシーの末路とは?原因と解決策をぬいぐるみ心理学で解説

[最終更新日]2024/07/16

こんにちは、伊庭和高です。

 

資格を取り過ぎてしまったり、

資格を活かせず悩んでいる人は多いです。

 

資格を取ることが目的になってしまう人もいます。

 

資格ジプシーとも呼ばれていますが、

資格を取ることが目的になってしまうと、

結果的に時間やお金を浪費してしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

資格ジプシーになってしまう原因と解決策をお伝えします。

 

資格ジプシーになるのはなぜ?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

資格ばかり取り続けてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば資格を取り続けることはありません。

 

本当に必要な資格だけを取り、

実際に活かすこともできます。

 

自分に自信がないからこそ、

資格を取ることに走ってしまったり、

資格を取っても活かせなくなってしまいます。

 

資格ジプシーになってしまうかどうかは、

自信の有無が分かれ目になるのです。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

資格ジプシーの人の自信のなさとして、

代表的なものを3つ解説します。

 

周りと自分を比べている

「あの人に比べて劣っているのでは?」

「周りよりも上手くできていない…」

「周りよりも評価されていない気がする…」

 

この様に周りと自分をくべていると、

資格を取り続けてしまうことがあります。

 

仕事でもプライベートでも、

周りに劣らない様にしたり、

周りよりも優れた自分でいるために、

資格を取ろうとしてしまうのです。

 

ですが資格をどれだけ取っても、

周りと自分を比べ続けてしまいます。

 

自己肯定感が低い

そもそも自己肯定感が低いと、

資格に走りがちになります。

 

できていない部分や足りない点にばかり意識が向くのです。

 

自己肯定感を高めるために、

資格を取ろうと考えるのです。

 

ただし資格を取って一時的に自己肯定感が高まっても、

次の瞬間には自己肯定感が低くなるかもしれません。

 

再びできていない点に意識が向けば、

いつまでも自己肯定感の低さに悩まされてしまいます。

 

失敗が怖い

「上手くいくだろうか…」

「間違えたらどうしよう…」

 

この様に失敗を怖がる気持ちが出てくると、

失敗しないために資格に走りがちになります。

 

ただし資格を取っただけで、

実際に資格を活かそうとしない人もいます。

 

旅に出ない旅宣言をしている様なもので、

資格ばかり増えても実際に行動しなければ、

資格ジプシーになってしまいます。

 

確かに失敗を怖がっていれば、

実際に失敗することはありません。

 

ですが同時に成功することもないのです。

 

その意味では失敗を怖がり続けるのが、

実は最大の失敗とも言えます。

 

資格ジプシーの末路とは?

資格ジプシーの現状を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

資格を取っても同じ様な悩みを抱き、

結果的に時間やお金を浪費してしまいます。

 

何より資格を取り続けても、

本当の意味で自分に自信は持てません。

 

周りと自分を比べ続けたり、

自己肯定感が低いままになったり、

失敗を怖がり行動できなかったりと、

現状が前に進まないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

資格に走る現状を変えていく必要があります。

 

資格ジプシーを抜け出す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

資格ジプシーを抜け出す方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

いつまでも資格を取り続けることがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

資格ジプシーになってしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りと自分を比べ始めたり、

自己肯定感が低くなったり、

失敗を怖がってしまうのも、

頭の中で考えている時です。

 

そして頭の中で考え過ぎてしまい、

気づけば資格に走ってしまうのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

資格ジプシーの人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

その結果として周りと自分を比べたり、

自己肯定感が低くなってしまうのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

資格ジプシーの人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」と考え、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも自分に自信が持てないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

資格ジプシーを抜け出すために不可欠です。

資格を取得しても本当の意味では、

自分に自信は持てません。

 

資格を取っても不安が消えず、

何かに追われるかの様に心が落ち着かないのです。

 

資格に走りがちな根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。