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卑屈になるのが治らない!治したいなら2つの方法を実践!

[最終更新日]2022/04/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

「卑屈になるのを治したい!」

「卑屈な自分を改善したい!」

 

こうした声は私のもとによく寄せられます。

 

卑屈なまま生きていても、

毎日を楽しめないことは確かです。

 

モヤモヤした気持ちを抱え続け、

悩みを抱きやすい状態が生まれます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

卑屈になるのを治す方法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

卑屈とは何か?

「必要以上に自分を下げること」

「また必要以上にいじける様子」

 

これが「卑屈」の辞書的な意味です。

 

自分の方が下だと低姿勢になったり、

上手くいかないといじけてみせることです。

 

辞書的な意味を見たところで、

卑屈になりたい人は誰もいないことがわかります。

 

必要以上に自分を下げ続けたり、

いじけた姿を見せ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

自己否定を続けたり、

自己肯定感が下がったりと、

良いことは何もないのです。

 

卑屈な自分は治せる

とはいえ冷静に考えれば、

生まれた時から卑屈な人はいません。

 

卑屈な赤ちゃんなんて、

どう考えてもいませんよね。

 

生まれ持った特性ではなく、

後天的に身についてしまっただけなので、

誰でも卑屈なのを改善することができます。

 

ちなみに私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

「親の顔色を伺い続けた」

「親が勉強や成績に厳しかった」

「親に怒られるのが怖かった」

「親も卑屈だった」

 

たとえばこうした状況だと、

卑屈な一面が生まれやすいのです。

 

そして親との関係だけにとどまらず、

仕事や恋愛や友達関係など、

さまざまな人間関係で卑屈になってしまうのです。

 

卑屈になる心理背景

「卑屈になる人にはどんな特徴があるのか?」

 

ここからは心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目を気にしている

周りにどう思われるか気にするから、

卑屈な一面が出てしまうのです。

 

相手と自分を比較した結果、

必要以上に自分を下げてしまうこともあります。

 

もし周りを一切気にすることがなければ、

卑屈になることはありません。

 

卑屈になってしまうのは、

相手の存在を前提としているのです。

 

周りの気を引こうとしている

周りに心配してもらえたり構ってもらうために、

卑屈な自分を演じている人もいます。

 

いじけた姿を見せれば、

そんな自分を構ってくれる人もいます。

 

承認欲求という言葉がありますが、

自分の承認欲求を満たすために、

卑屈になっていじけてしまうのです。

 

ですが周りの反応は周り次第なので、

いじけても周りが構ってくれないと心が乱されます。

 

ちなみに承認欲求についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

失敗するのを恐れている

「上手くいかなかったらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れている人ほど、

必要以上に自分を下げて振る舞います。

 

始めから自分を下げて振る舞えば、

上手くいかなくても必要以上に責められません。

 

「まぁ仕方ないよね」と受け止めてもらえやすいのです。

 

失敗した時の保険をかける意味合いで、

卑屈な姿を演じていることもあるのです。

 

卑屈になる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

卑屈になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば卑屈になることはありません。

 

必要以上に自分を下げることもなく、

いじけて周囲の気を引こうとすることもありません。

 

一方で自分に自信が持てていないから、

卑屈になってしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

合わせてやってみてください。

 

卑屈な自分を治す2つの方法

 

卑屈になってしまう状況は治せます。

 

卑屈な自分を克服する方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

卑屈にならずに行動できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

卑屈になってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

「変な風に思われないかな…」

「失敗したらどうしよう…」

「意見を伝えてどう思われるのか…」

 

こうした気持ちを抱いてしまうのも、

頭の中であれこれ考える時です。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めることです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

卑屈な自分を克服できる様になります。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

卑屈になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りの目を気にして、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

卑屈な一面を改善する上で不可欠です。

必要以上に自分を下げ続けたり、

いじけて周囲の気を引こうとしても、

心が満たされることはありません。

 

常に周りにどう思われるかを気にしてしまい、

悩みが尽きない毎日を送ってしまうのです。

 

卑屈になってしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

卑屈な自分を変えられる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。