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他責思考が治らないのは自信のなさが原因!治し方を徹底解説

[最終更新日]2024/11/12

こんにちは、伊庭和高です。

 

「自分以外の誰かのせいにすること」

これを心理学では他責思考と言います。

 

「自分は悪くない」

「あの人が(周りが)悪い」

 

この様に言葉にして伝えることもあれば、

心の中で思っていることもあります。

 

いずれにせよ他責思考を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

悩みが解決せず目標も実現しないのです。

 

他責思考を続ける状況は、

できる限り早く抜け出す必要があります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

他責思考の原因と治し方を解説します。

 

他責思考の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

他責思考をしてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でもお伝えしていますが、

自信があれば他責思考をしません。

 

誰かや何かのせいだと考え続けず、

自分の原因も振り返りながら、

現状を冷静に受け止められるのです。

 

一方で自信がないと誰かや何かのせいにし、

現状を素直に受け止めようとしません。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を3つ紹介します。

 

自分を守っている

誰かや何かのせいにすれば、

自分を守ることができます。

 

「自分は悪くない」と思えますし、

自分の原因を振り返ろうとしません。

 

他責思考がいつまでも治らないのは、

実は自分で自分を守っているから。

 

自責ではなく他責を続けることで、

自己保身を続けてしまうのです。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われるのか…」

「評価が下がってしまわないか…」

「変なウワサが立たない様に…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

他責思考を続けてしまいます。

 

周りにどう思われるか気になるので、

自分以外の誰かや何かのせいにしてしまうのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で生きている状態です。

 

失敗を怖がっている

「間違えたらどうしよう…」

「ミスしない様にしなきゃ…」

 

この様に失敗を怖がるほど、

他責思考をしがちになります。

 

少なくとも誰かや何かのせいにすれば、

自分が失敗したと思わずに済みます。

 

ただし失敗を怖がり続けていれば、

成功することもあります。

 

その意味で失敗を怖がり続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

他責思考が治らないのはなぜ?

ここまで他責思考の背景を解説しましたが、

なかなか他責思考が改善できない人もいます。

 

実は他責思考を続けることに、

一時的なメリットがあるからです。

 

誰かや何かのせいにできるわけで、

自分は悪くないと思えたり、

自己保身もできるでしょう。

 

仕事やプライベートにおいて、

他責思考をすればその瞬間はメリットがあるのです。

 

ただし長い目で見ればメリットはなく、

他責思考を続けるほど悩みは深まります。

 

目先のメリットを無意識に取ってしまい、

長期的なデメリットを選択している状態なのです。

 

他責思考の末路とは?

他責思考を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

周囲から信頼を失ってしまったり、

仕事がいつまでも上達しなかったりと、

どこかで壁に直面してしまいます。

 

何より他責思考を続ける自分が嫌に感じるでしょう。

 

冒頭でもお伝えした様に、

他責思考の根本原因は自信のなさです。

 

自信のなさと向き合いながら、

現状を変えるために今から行動を続ける必要があります。

 

他責思考の治し方

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

他責思考の治し方を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

他責思考をしてしまうことがなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

他責思考をしてしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

ネガティブに考えるほど、

他責思考をしがちになります。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

 

独り言で構いません。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

他責思考をやめる第一歩なのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

他責思考をしてしまう人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に周りのことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えている状態です。

 

周りのことを先に考えるほど、

自分の気持ちがわからなくなったり、

周りの目を気にしてしまいます。

 

その結果、他責思考をしやすくなります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

他責思考を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことを選択するからこそ、

自責思考も持ちながら現状を好転していけます。

仕事でも人間関係でも、

他責思考を続けても良いことはありません。

 

それにどれだけ他責思考を続けも、

自分の人生を生きているのは他でもない自分自身です。

 

他責思考をしたところで、

自分の人生の責任はすべて自分に発生しているのです。

 

他責思考をしてしまう根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。