14Mar
[最終更新日]2025/02/25
こんにちは、伊庭和高です。
「自信を持って!」
「自信を持つためにやってみよう!」
子供の頃から大人になるまで、
「自信を持て」と言われたことが一度はあるかもしれません。
かつての私もそうだったのですが、
頑張って自信を持とうとしても上手くいかず…
習い事を始めたり自分磨きをしても、
自信が持てた実感がありませんでした。
一時的に自信が持てた様に感じても、
しばらくすると自信がなくなることもありました。
私はぬいぐるみ心理学を開発し、
7000名以上のサポートをしてきました。
その中で自信を持てずに悩んできた人の悩みを数多く解決してきました。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自信についての正しい認識をお伝えします。
目次
自信を持てと言われて苦しむ人へ
自信を持てと言われて苦しむのは当然です。
どれだけ自信を持とうとしても、
本当の意味で自信が持てないからです。
私はぬいぐるみ心理学において、
自信は持つものではなく生み出すものだとお伝えしています。
自信を外側の対象から持つのではなく、
自分の内側から生み出せる様になることが、
本当の意味で自信がある状態です。
それぞれ詳しく解説していきます。
外側の対象から自信を持つ
資格を取れば自信が持てる…
大会で優勝すれば自信が持てる…
有名な企業に就職すれば自信が持てる…
年収◯万円以上稼げば自信が持てる…
キャリアアップすれば自信が持てる…
恋人ができれば自信が持てる…
結婚すれば自信が持てる…
ここで紹介した具体例はすべて、
外側の対象から自信を持つ行為です。
何かの条件を満たせば自信が持てると思い込んでいる状態です。
確かに一時的には自信が持てるでしょうが、
外側の対象から得た自信は長続きしません。
周りと自分を比べたり、
周りからの反応や評価を気にしてしまい、
また自信がない状態に戻ってしまうのです。
外側の対象から得た自信とは、
非常に不安定なのです。
自信を内側から生み出す
その一方で自信を内側から生み出すのは、
外側の対象に関係なく自信のある状態です。
資格を取っても取らなくても…
大会で優勝してもしなくても…
どんな企業に就職しても…
年収がいくらでも…
どんなキャリアを歩んでいても…
恋人がいてもいなくても…
結婚していてもしていなくても…
自分に自信のある状態です。
外側の対象に左右されていないので、
周りと自分を比べたり周りの評価を気にしません。
どんな時もブレない自信がある状態だと言えます。
栄養ドリンクを飲んでいる状態です
外側から自信を持つ状態とは、
栄養ドリンクを飲み続けている状態です。
栄養ドリンクがあれば元気になれるものの、
すぐに効果が切れ再び元気がなくなってしまいます。
これは栄養ドリンクに依存している状態です。
理想は栄養ドリンクなしでも元気な状態。
自信を内側から生み出せているのは、
栄養ドリンクを飲まずに元気な状態なのです。
自信のなさがすべての悩みの原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
仕事でも人間関係でも悩みに直面する時は、
決まって自信のない状態です。
そして外側の対象から自信を持とうとするのも、
実は自分に自信がないからです。
自信がないから外側の対象から自信を持とうとします。
自信を持てと言われて苦しんでいたのは、
外側の対象から自信を持とうとしていたからです。
この認識を今すぐに改め、
内側から自信を生み出せる様になることで、
自信を持てと言われて苦しい状態は抜け出せます。
自信を生み出す2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
自信を生み出す方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
いつでも自信を生み出せる様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
自信を生み出せない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど自信がなくなり、
外側の対象を通して自信を持とうとします。
周りと自分を比べたり、
周りの評価が気になってしまうのも、
頭の中で考えている時なのです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自信を生み出せない人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に周りのことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
周りのことを先に考えている状態です。
周りにどう思われるか気にしたり、
周りに流されたり振り回されてしまいます。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっている状態です。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいい?」と考えがちな人も、
自信が持てずに悩む傾向があります。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを周りに求め続けているので、
自分の内側から自信を生み出せないのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
自信を生み出せる様になるために不可欠です。
今回は自信についての正しい認識をお伝えしました。
自信を持てと言われて苦しんでいたのは、
外側の対象から自信を持とうとしていたからです。
自分の内側から自信を生み出せる様になることで、
本当の意味で自信のある状態で生きれます。
仕事でもプライベートでも、
悩みを解決し理想の成果が出せる様になるのです。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
自信を生み出せる様になりましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。