6Apr
[最終更新日]2022/02/09
こんにちは、伊庭和高です。
本日取り上げるのは「孤独感」
孤独感に悩まされているという声は、
私のお客様からもよく聞きます。
孤独感を抱き続けても、
良いことは何1つありません。
マイナス思考も増大しますし、
悩みを抱きやすくなってしまいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
孤独感に襲われる原因と克服法を解説します。
目次
孤独感の2タイプ
「孤独感を感じる」とひと口と言うものの、
実は孤独感には2つのタイプに分けられます。
どちらのタイプに分かれるのか、
それともどちらも該当するのかを、
まずは振り返ってみてください。
人がいなくて孤独
「友達がいない」
「恋人がいない」
「気軽に話せる同僚がいない」
まず最初のタイプが、
人がいなくて孤独感を感じること。
人がいないと感じているので、
当然ながら孤独感を感じています。
普段から人がいなかったり、
喧嘩や失恋などのキッカケによって、
人がいないことでの孤独感を抱くことがあります。
人がいるのに孤独
「友達がいるのに」
「恋人がいるのに」
「気軽に話せる同僚がいるのに」
人がいても孤独感を感じるのが、
2つ目のタイプになります。
「人がいない=孤独」という認識もありますが、
人がいても孤独感を抱くことはあるのです。
それこそ過去のお客様の中には、
「誰といても孤独感を感じる」という声もありました。
孤独感に人数は関係ない
ここまで孤独感を感じる背景を、
2つのタイプに分けました。
人がいてもいなくても、
孤独感は感じるものです。
何が言いたいかというと、
実際に人がいるかどうかは、
孤独感を感じる上では関係がないのです。
孤独感を感じる原因は、
もっと別の所にあると言えます。
人がいるかどうかという物理的な原因ではなく、
心理的な原因が強いと言えるのです。
孤独感に苛まれる原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。
孤独感に苛まれてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
先ほどお伝えした様に、
自信のなさとは心理的な原因。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば孤独感に悩まされることはありません。
自分が取りたい行動を選択しながら、
自分らしく毎日を送れます。
自分に自信が持てていないことで、
孤独感に悩まされる状況が生まれるのです。
孤独感の度合いを診断する方法
先ほどもお伝えした様に、
孤独感に悩まされる原因は自信のなさです。
そして12個の質問(2択)に答えることで、
自信のなさの度合いとは、
孤独感に悩まされる度合いと言い換えることができます。
つまり12個の質問に答えることで、
孤独感に悩む度合いを診断することができます。
興味がある場合は、一度やってみてください。
孤独感を抱く人の心理背景
ここからは具体的に、
孤独感を抱く人の心理背景を解説します。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
周りの目を気にしている
孤独感に悩まされる人ほど、
周りにどう思われるかを気にしています。
「変な風に思われたらどうしよう…」
「怒られたらどうしよう…」
「否定されたらどうしよう…」
この様に周りありきで考えていれば、
自分の気持ちを押さえ込む様になります。
自分を抑えて人間関係を築いても、
どこかムナしさが残ってしまいます。
気を使いすぎてしまったり、
窮屈さを感じやすくなってしまうのです。
たとえ人と関わることができても、
孤独感に襲われやすくなってしまいます。
嫌われるのが怖い
嫌われるのを恐れている人ほど、
孤独感を感じやすくなります。
これは友達、恋愛、同僚、親子など、
どんな人間関係にも当てはまります。
実際に嫌われてしまえば、
物理的に孤独な状況が生まれるかもしれません。
ですが嫌われるのを恐れて行動していても、
本当の意味で相手と繋がれている感覚は抱けません。
物理的に人と一緒にいても、
心は孤独感でいっぱいになってしまうのです。
寂しがり屋
実は寂しがり屋な人は、
孤独感を感じやすいです。
寂しいと孤独感を抱く様になりますし、
寂しさを埋めるための行動をとってしまうのです。
寂しがり屋な状況が続けば、
同時に孤独感にも襲われ続けるのです。
寂しさと孤独感とは、
密接に関連していると言えます。
ちなみに寂しがり屋については、
孤独感を克服する2つの方法
「孤独感を解消したい!」という声は、
私のお客様からもよく受けます。
ここからは孤独感を克服する方法を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
2つの方法を繰り返し実行することで、
孤独感に悩まされる状況を抜け出せます。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
孤独感に悩んでいる人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で、
孤独な気持ちを考え続けているのです。
私たち人間の脳は頭で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
孤独な気持ちも頭の中で考えると、
ますます孤独感が強まってしまうのです。
どんな気持ちも、まずは自分で声に出すことが大切です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
孤独感に悩まされることがなくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
自分で自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
孤独感に悩まされる人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
先ほどの心理背景でもお伝えした様に、
自分よりも先に周りのことを考えてしまうのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
現状を変える上で不可欠です。
孤独感に悩まされ続けても、
幸せな未来は待っていません。
ネガティブな気持ちを抱きながら、
モヤモヤした日々を過ごしてしまうのです。
孤独感に悩まされる原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
孤独感を根本から解消できる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳しくは無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。