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相手のペースに飲まれない方法は2つ!心理背景や原因も解説

[最終更新日]2023/06/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

「相手のペースに飲まれてしまう…」

 

仕事でもプライベートでも、

よく寄せられる相談の1つです。

 

自分の気持ちが追いつかなかったり、

相手に合わせて振る舞ったりと、

良いことはありません。

 

相手のペースに飲まれる状況は、

今すぐ変える必要があります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

相手のペースに飲まれない方法をお伝えします。

 

また相手のペースに飲まれてしまう心理も解説します。

 

相手のペースに飲まれない方法

 

相手のペースに飲まれないためには、

普段から2つのことを意識する必要があります。

 

順番に解説します。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

相手のペースに飲まれてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手のペースに飲まれやすくなります。

 

自分の気持ちを抑え込んだり、

相手に合わせて振る舞うのです。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

相手のペースに飲まれない第一歩です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

相手のペースに飲まれてしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

結果として相手のペースに飲まれてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

相手のペースに飲まれないために不可欠です。

 

なぜ相手のペースに飲まれるのか?

 

次に相手のペースに飲まれる理由を、

独自の視点で解説します。

 

相手の反応を気にしている

「変に思われたらどうしよう…」

「気を悪くしない様に…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

相手のペースに飲まれます。

 

自己主張をしない方が、

波風を立てずに関われます。

 

相手のペースに飲まれていた方が、

相手にとって都合が良いのです。

 

自分の気持ちを犠牲にすることで、

その場が上手く回るならと思っています。

 

自分軸ではなく他人軸になっています

つまり相手のペースに飲まれる人は、

自分軸ではなく他人軸になっています。

 

自分の気持ちよりも先に、

相手のことを考えているのです。

 

相手に合わせるのは上手くなりますが、

その分だけ自分の気持ちは我慢します。

 

気を使い過ぎて疲れたり、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

相手のペースに飲まれる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

相手のペースに飲まれてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば相手のペースに飲まれません。

 

相手の話を聞きながら、

自己主張もできるのです。

 

ですが自信がないからこそ、

相手の反応を気にしてしまいます。

 

無理に相手に合わせたり、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

相手のペースに飲まれるとどうなるか?

相手のペースに飲まれても、

幸せな未来は待っていません。

 

自分の気持ちを犠牲にしますし、

常に気を使い続けるかもしれないのです。

 

そして人間関係は、自分と相手がいて成り立ちます。

 

職場を変えたり恋人を変えたりと、

環境や相手を変えたとしても、

悩みは繰り返されます。

 

相手を変えても自分が変わらないと、

同じ悩みに直面してしまうのです。

 

その意味では、時間が解決してくれることはありません。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転させていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。