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恩を仇で返す人の末路は3つ!心理背景や原因を解説

[最終更新日]2023/10/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

恩を仇(あだ)で返すことについて、

悩んでいる人は多いです。

 

相手に恩を受けたのに返さないこと。

むしろ相手に害を与えてしまうこと。

 

これが恩を仇で返すです。

 

恩を仇で返されて、

相手は良い気分にならないでしょう。

 

仕事でもプライベートでも、

人間関係の悩みに直面するのです。

 

「なぜか恩を仇で返してしまう…」

「恩を仇で返すのをやめたい…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声もよく届きます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恩を仇で返す人の心理背景を解説します。

 

恩を仇で返す末路

 

恩を仇で返してしまうと、

大きく3つの結末が待っています。

 

どれも良い結末ではありませんが、

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

人間関係が悪化する

「あの人は恩を仇で返す…」

「自分のことばかりだ…」

 

この様に恩を仇で返すと、

人間関係が悪化します。

 

そもそも恩を受けたのであれば、

相手の存在が前提にあります。

 

恩を仇で返せば、

相手との関係が悪化したり、

信頼を失ってしまうこともあるのです。

 

自分で自分が嫌いになる

恩を仇で返したい人はいません。

 

自分でも気づかぬうちに、

恩を仇で返してしまうのです。

 

「また恩を仇で返してしまった…」

「どうしてこうなってしまうのか…」

 

この様に自分のことが嫌になるのです。

 

自己肯定感も下がりますし、

ネガティブな気持ちが充満します。

 

新たな問題を作り続ける

何より恩を仇で返し続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係でトラブルが発生したり、

仕事で余計なミスをしたりと、

新たな問題を作り続けてしまいます。

 

私はよく、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

転職、引越し、付き合う相手を変えたり、

環境を変えても恩を仇で返す状況は続きます。

 

一時的に人間関係をリセットしても、

再び同じ課題に直面してしまうのです。

 

なぜ恩を仇で返すのか?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

恩を仇で返してしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば恩を仇で返すことはありません。

 

感謝の気持ちを持ちながら、

受けた恩を返したり、

自分の意見を堂々と表明できます。

 

ですが自信が持てずにいると、

恩を仇で返しがちになるのです。

 

プライドが高い

「具体的にどんな自信のなさがあるのか?」

 

たとえば自信がない人は、

プライドが高いです。

 

・見下されるのが怖い

・周りの目が気になる

・劣っていると思われたくない

 

こうした気持ちがあると、

余計なプライドが高くなってしまいます。

 

結果として恩を仇で返し、

問題を作り出してしまうのです。

 

素直になれなかったり、

マウントを取ってしまったりと、

良いことは何もありません。

 

恩を仇で返す状況は変えられる

とはいえ冷静に考えれば、

生まれた時から恩を仇で返す人はいません。

 

その意味で生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についた特性なのです。

 

つまり恩を仇で返す状況は、

自分次第で今から変えられます。

 

恩を仇で返し続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

恩を仇で返すのをやめる方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を変える方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

恩を仇で返すことがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

恩を仇で返してしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の90%が、

ネガティブな内容だとも言われています。

 

ネガティブな気持ちが生まれると、

プライドも高くなりますし、

周りの目も気になります。

 

結果として恩を仇で返す言動を取りやすくなるのです。

 

どんな気持ちも自分で声に出すことが、

現状を変えるための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

恩を仇で返してしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

ひねくれた考えが出てきたり、

相手にどう思われるかを気にして、

自分の本心に素直になれないのです。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と思う時にも、

恩を仇で返してしまうことがあります。

 

自分を主語にせず、

相手のことを先に考えるほど、

恩を仇で返しやすくなるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語にして行動することは、

恩を仇で返すのをやめるために不可欠です。

恩を仇で返し続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係が悪化したり、

ストレスを感じることも多いのです。

 

恩を仇で返す自分が嫌になったりと、

ネガティブな状況が続きます。

 

恩を仇で返す根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。