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ムカつきすぎて泣く心理とは?対処法も解説!

[最終更新日]2024/03/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

「ムカつきすぎて泣いてしまう」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

イライラすることがあり、

怒りから泣いてしまうのです。

 

仕事でもプライベートでも、

この状況を放置していても良いことはありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ムカつきすぎて泣く心理背景と対処法をお伝えします。

 

ムカつきすぎて泣くのはなぜ?

 

ムカつきすぎて泣いてしまうのは、

理由があります。

 

心理背景を、詳しく見ていきましょう。

 

ため込んだ感情が爆発した

ムカつきすぎて泣いてしまうのは、

今までため込んだ感情が爆発したから。

 

イライラもやもやした感情が、

「もう限界!」だと思い、

涙と一緒にあふれ出しているのです。

 

「具体的にどんな感情をため込んでいるのか?」

 

代表例を2つ紹介します。

 

相手が期待に応えてくれなかった

 

「やって欲しいと言ったのに…」

「これだけ我慢しているのに…」

 

相手に期待するほど、

期待した結果が得られないと苦しくなります。

 

期待した結果が得られずムカついた気持ちを、

涙と一緒に相手にぶつけてしまうのです。

 

ただしどれだけ期待をしても、

相手の行動はコントロールできません。

 

相手の行動は相手次第なので、

相手に期待するほど悩みを抱きやすくなるのです。

 

相手の反応を気にしている

「あの人にどう思われるのか…」

「嫌われない様にしないと…」

「変な風に思われないかな…」

 

この様に相手の反応を気にしていると、

ムカついた時に泣いてしまいます。

 

自分の気持ちを脇に置いて、

相手にどう思われるかを優先しているのです。

 

言いたいことを我慢したり、

無理して相手に合わせることも増えます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で生きている状態です。

 

そして限界を迎えた時に、

溜め込んでいた自分の気持ちが爆発し、

涙となってあふれ出してしまいます。

 

心の便秘です

私はよく「心の便秘」という言葉を使います。

 

ムカつきすぎて泣いてしまうのも、

心の便秘が爆発した状態です。

 

体と同じで便秘になるのは、

決して健康な状態ではありません。

 

ムカつきすぎて泣いてしまうと、

仕事や私生活が上手くいかなくなったり、

自分の感情をコントロールできなくなるのです。

 

心の便秘は今すぐ解消する必要があります。

 

ムカつきすぎて泣く原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

ムカつきすぎて泣いてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば感情をため混むことはありません。

 

相手の反応を気にしたり、

相手に期待しすぎることもないのです。

 

ですが自信がないから感情をため込み、

何かの拍子に爆発してしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や引っ越しや付き合う相手を変えれば、

一時的にはスッキリするでしょう。

 

ですが環境を変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面してしまいます。

 

ムカつきすぎて泣いてしまう状況が、

形を変えて繰り返されるのです。

 

その意味で悩みを抱える状況は、

時間が解決してはくれません。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分が変わる必要があるのです。

 

ムカつきすぎて泣いてしまう対処法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

ムカつきすぎて泣くのをやめる方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を好転できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

ムカつきすぎて泣いてしまう人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手に期待しすぎたり、

相手の反応を気にしてしまいます。

 

自分の感情をため込んでしまうのも、

決まって頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

悩みを解決する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

ムカつきすぎて泣いてしまう人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

相手に求める気持ちが強まり、

やたらと期待してしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

ムカつきすぎて泣くのを克服するために不可欠です。

現状を放置していても、

良いことは何もありません。

 

ムカつきすぎて泣いてしまうのは苦しいですし、

人間関係もギクシャクするでしょう。

 

何より自分が情けなく感じたり、

自己嫌悪に陥るかもしれません。

 

ムカつきすぎて泣いてしまう原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。