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専門用語を使いたがる人は自信がない?心理背景を解説!

[最終更新日]2024/07/02

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

やたら専門用語を使いたがる人がいます。

 

私が発信している心理学の分野でも、

横に長い文字をやたら言いたがる人はいます。

 

専門用語ばかりだと理解が追いつかず、

相手に嫌悪感を抱いてしまうケースもあります。

 

専門用語ばかり使い続けても、

長い目で見ていいことはないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

専門用語を使いたがる人の心理背景を解説します。

 

なぜ専門用語ばかり使いたがるのか?

 

専門用語を使いたがる人には、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

順番に見ていきましょう。

 

自分が優れていると見せつけたい

専門用語を使うことで、

自分が優れていると見せつけたい人もいます。

 

「これだけ専門用語を知ってる自分はすごいだろ?」

心の中でこの様に思っているのです。

 

周囲との優劣や勝ち負けを気にしている人は、

自分が優れていると思わせるために、

専門用語を使うケースがあります。

 

また相手にマウントを取るために、

専門用語を使うケースもあります。

 

認められたい

褒められたり評価されたいという様に、

周りに認められたい気持ちがある人は、

専門用語を使いたがる傾向があります。

 

専門用語を使うことで、

周りからの承認を得ようとしているのです。

 

心理学には承認欲求という言葉がありますが、

まさに専門用語を使うことで承認欲求を満たしています。

 

評価が下がるのを恐れている

先ほどの認められたい気持ちに関連しますが、

自分の評価が下がらない様にするために、

専門用語を使いたがる人もいます。

 

「仕事ができないと思われたくない…」

「もし評価が下がったらどうなるのか…」

 

不安や恐れから専門用語を発し、

必死でついていこうとしているのです。

 

専門用語ばかり使うとどうなるのか?

専門用語を使うことは否定しませんが、

周りが専門用語を理解できないかもしれません。

 

専門用語ばかり使えば、

何が言いたいか伝わらない可能性もあるのです。

 

「この人の話はわかりにくいな」と思われ、

逆に評価や信頼が下がることもあるのです。

 

また専門用語を使うことにこだわり、

肝心の内容が伴わないこともあります。

これでは本末転倒ですよね。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

専門用語を使いたがる人にも、

自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば専門用語を使いたがりません。

 

本当に必要な場面に限定して、

専門用語を使えるのです。

 

一方で自分に自信が持てずにいると、

専門用語を使う頻度も増えます。

 

優れていると見せつけようとしたり、

認められたい気持ちが強かったり、

評価が下がるのを怖がってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因なのです。

 

「自信があるから専門用語を使うのでは?」

 

この様に思われたかもしれませんが、

実は真逆なのです。

 

自信がないから専用語を使うことで、

自信があるように見せているだけです。

 

だからこそ自信のなさと向き合い、

今から現状を変えていく必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

専門用語を使いたがるのを改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

専門用語を使いたがる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

周りの優劣や評価を気にしたり、

認められたいと思うのも、

頭の中で考えている時です。

 

そして頭の中で考え過ぎてしまい、

専門用語が口から飛び出すのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

専門用語を使いたがる人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ず悩んでしまいます。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

専門用語を使いたがる人の特徴です。

 

「どうすればいい?」と考えると、

答えを周りに求めてしまうので、

周りからの評価を気にしてしまいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

現状を変えるために不可欠なのです。

専門用語ばかり使っても、

幸せな未来は待っていません。

 

人間関係がギクシャクしたり、

大事な場面でミスをしたりと、

必ずどこかで壁に直面するのです。

 

専門用語を使いたがる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。