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傷つきたくなくて逃げるのを克服できました!

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

今回はお客様のエピソードを紹介します。

 

大阪府在住の小沼さん(女性・仮名)は、

人間関係の悩みに直面しており、

ネットで検索する中で私のことを知りました。

 

===ここから===

 

相手にどう思われるかが気になり、

言いたいことを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまう。

 

自分の気持ちがわからなくなり、

次第に疲れてしまう状況が続いていました。

 

恋愛でも付き合うことはできても、

次第に自分の気持ちが言えなくなって、

別れてしまうのを繰り返していました。

そして伊庭さんとお話をする中で、

傷つくのを恐れる自信のなさに気づきました。

 

「傷ついたらどうしよう…」

 

こうした気持ちがよく浮かび、

傷つきたくないから離れたり、

大事な場面で気持ちを抑えていました。

 

「傷つくのを恐れていても、上手くいかず傷ついていますよね?」

 

「傷つくのを恐れず行動しても、傷つくのを恐れて行動しなくても、どちらも傷つく可能性がありますよ」

 

伊庭さんのこの言葉を聞いて、ハッとしました。

 

確かに傷つきたくないと思っても、

後で傷ついたり後悔することばかり。

 

これでは人間関係に悩み続け、

仕事も恋愛も上手くいかないと思いました。

たとえ上手くいかないことがあっても、

思い切って行動に移せば納得できますし、

自分の人生が前に進む感覚もあるでしょう。

 

それなら傷つくのを恐れず、

自分が望む行動を起こしたいと強く思いました。

 

===ここまで===

 

誰しも傷つくのを怖がる時はありますが、

傷つくのを恐れて行動しなければ、

今と同じ毎日が続きます。

 

それを望んでいるなら良いですが、

そうではない場合は現状を変えるために行動へ移すことが不可欠です。

ちなみに傷つくのを恐れる人は、

「相手を傷つけたらどうしよう…」と思うこともあります。

 

相手を傷つけない様にと思い、

本音を抑えたり相手に合わせてしまうのです。

 

ですが相手を傷つけない様にと思いながら、

実は自分が傷つくのを恐れています。

 

私は小沼さんのお話を聞きながら、

ブログでも定期的に紹介している、

現状を変えるための方法をお伝えしました。

 

そして小沼さんの悩みを解決するために、

専用の個別メニューを作成しました。

 

実践してしばらく経つ中で、

小沼さんに変化が生まれました。

===ここから===

 

傷つきたくないと思う時ほど、

頭の中でグルグル考え込んでいました。

 

頭の中で考えるほど、

傷つきたくない気持ちが膨れ上がり、

心がしんどくなっていました。

 

「傷つくのを恐れているな」と、

自分の気持ちを声に出す中で、

次第に気持ちを落ち着けられました。

 

その過程で自信のなさにも気づけ、

相手の反応を気にするのにストップをかけられました。

そして自分を主語に問いかけるのは、

本当に効果絶大でした。

 

傷つくのを恐れている時ほど、

「どうしたらいいのか?」と問いかけていました。

 

自分がしたいことではなく、

「どうしたらいいの?」と悩み、

解決策を外に求めていました。

 

これでは悩みが解決せず、

むしろ現状が悪化するばかりでした。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分のしたいことを選択できる様になると、

人間関係も良い方向へ変わり始めました。

 

傷つくのを恐れていたのが嘘の様に、

素直に気持ちを言える様になりました。

 

今では彼氏もいるのですが、

今までの恋愛とは違って、

お互いに本音を伝え合えているので、

居心地が良い関係が築けています。

 

===ここまで===

傷つくのを恐れる時ほど、

本気で求めている裏返しとも言えます。

 

「どうしたい?」と問いかけ、

勇気を持って先に進むことで、

本当に望む成果を手に入れることができます。

 

自信のなさと向き合い、

傷つくのを恐れる気持ちを受け止め、

前に進んでいきましょう!

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。