16May
[最終更新日]2023/05/19
こんにちは、伊庭和高です。
今回はお客様の声を紹介します。
「長女気質」「長女症候群」という様に、
長女特有の悩みを抱く人は多いです。
私も長男でしたので、
悩んでいる気持ちは理解できます。
群馬県在住の大本さん(女性・仮名)も、
長女であることが悩みの背景にありました。
===ここから===
幼い頃から妹の存在を気にして、
自分を演じて生きていたと思います。
「お姉ちゃんなんだから」と言われ、
やりたいことを我慢させられることもありました。
勉強など私には厳しいのに、
妹は甘やかされている様に感じ、
「どうして私だけ…」と思っていました。
でも親の前で本音を伝えれば、
ネガティブな言葉が返ってくるので、
無意識に良い子を演じていたと思います。
大人になって親元を離れたのに、
今までの悩みが繰り返されていました。
仕事でも上司の顔色を伺い、
当たり障りない関わりしかできず。
後輩の方が可愛がられている様に見え、
「どうして私ばかり…」と思ってしまいます。
恋愛は好きでもない人に好意を持たれ、
押し切られて付き合うこともありました。
一緒にいても楽しくないですし、
どこか気を使ってばかりでした。
伊庭さんの話を聞き、
自信のなさが原因だと気づけたので、
今から変わりたいと強く思いました。
===ここまで===
私は大本さんの話を受けて、
ブログやメルマガで紹介している
現状を変える方法をお伝えしました。
その上で大本さんの現状を踏まえ、
個別メニューを作成しました。
実践を始めて1ヶ月で、
大本さんに変化が生まれました。
===ここから==-
自分の気持ちを声に出すことは、
今までやって来ませんでした。
むしろ頭で考えることが増え、
自分でも気持ちがわからなくなっていました。
特に過去の記憶については、
心の中にしまい込んでいました。
「本当はどうしたかったのか?」
伊庭さんと一緒に問いかけた時は、
過去の気持ちがあふれ出て来ました。
1つずつ声に出して受け止め、
気持ちがスッキリしたから、
これからどうしたいかに意識が向いたのだと思います。
仕事でも恋愛でも、
良い子を演じるのではなく、
私がどうしたいかを問いかけました。
・良い子とは「都合が良い子」です
伊庭さんの言葉にハッとしましたし、
自分の気持ちを大切にするためにも、
周りを気にした時に軌道修正しました。
自分の意見が言えたり、
堂々と振る舞えることも増えました。
おかげで仕事の人間関係も良好になり、
恋愛でも好きな人と付き合えました。
幼い頃からの悩みに向き合えたことで、
確実に変化を実感できています。
===ここまで===
長女特有の悩みは性格ではなく、
後天的に身についたものです。
大人になった今からでも、
現状は変えることができます。
仕事や人間関係などで、
悩みやストレスを感じる状況は、
今から好転できます。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。