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【お客様の声】バラバラなエピソードがつながり自信満々で転職活動に臨めました!

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

すべての悩みの根本にあるのは「自信のなさ」

 

自信のなさに気づき、そして行動を積み重ねることで、

いつでも自信が生み出せる毎日を手に入れる。

 

私がぬいぐるみ心理学でお伝えしているテーマですが、

すべての悩みの根本に自信のなさがあるということは、

どんなテーマにおいてもぬいぐるみ心理学は活用できます。

職場でつい良い子を演じてしまう、

仕事で出世したい、

夫婦関係で意見が言えない

自分らしく付き合える恋人が欲しい、

自分で自分を否定してしまう、

体調を崩しがちな自分を変えたい、

自分で起業したい、

自分のビジネスで売上を上げたい、

子どもの個性や才能を見つけたい、

子どもの悩みを解決する方法が知りたい、

自分で自分を大切にしたい、

これまで7000名以上のお客様と関わる中で、

本当に様々な相談を受けて来ました。

 

「伊庭さんは何屋さんですか?」と時々聞かれますが、

悩みの根本が同じということは、

どんなテーマであっても解決策が導き出せるのです。

 

さて、今回は「転職活動」について、

お客様とのエピソードを紹介します。

 

転職したいけど自己PRがまとまらない

千葉県在住の近藤さん(30代女性・仮名)は、

仕事について悩んでいました。

 

人間関係で悩むことはあるけれど、

仕事自体はやりがいもあって楽しい、

 

ただ残業が常態化している組織で、

毎日遅くまで働き続けるのがキツい。

 

今までのキャリアを活かして、

転職活動を始めたいと考えていました。

 

そんな中、偶然私のブログを見つけ、

実際にお話することになりました。

 

ただ近藤さんは転職活動において、悩んでいることがありました。

=====ここから=====

 

自己PRで何を伝えれば良いのかがわかりません。

 

これまでの仕事内容を振り返って、

実績と呼ばれるものは洗い出したのですが、

どうもつながりがない様な気がして…

 

1つのエピソードを語ることはできても、

他のエピソードと関連性がない様な気がして…

 

何より私の人柄が全然伝わらない、

ただ実績を紹介しているだけになりそうで悩んでいます。

 

=====ここまで=====

これは転職活動はもちろん、

就職活動全般にも当てはまりますが、

担当者として一番気になるのは、「その人の人柄」です。

 

もちろん企業によって重視する割合は変わりますが、

どれだけ華やかな実績を残していても、

「この人は我が社でやっていけるのかな?」という部分を見ます。

 

どれだけ仕事ができても、

社風や社内の人間関係と合わなければ、

すぐに辞めてしまうリスクが企業としてはあります。

 

だからこそ自己PRでは実績はもちろんですが、

その人の人となり、つまり「自分らしさ」を伝えることが重要なのです。

 

自分らしさは既に備わっている

以前、やりたいことを見つける第一歩として、

「やりたいことは自分の中に既に存在する」とお伝えしました。

 

やりたいと感じていることは、

子ども時代から既に何度もやっているのです。

 

例えば大勢でいるのが好きだったら、

子ども時代も大人になっても形を変えて大勢でいる場を好んでいます。

 

目立つのが好きだとしたら、

子ども時代も大人になっても形を変えて目立とうとしているのです。

 

自分らしさも全く同じ。

何かをやって身につけるものではなく、

既に自分の中に備わっているものです。

さて、話を近藤さんに戻しますが、

私は近藤さんと話しながら、近藤さんの自分らしさをお伝えしました。

 

自分が何を大事にして来たのか。

これがわかれば、自己PRも一気につながるのです。

 

安心できる関係性を大事にして来た

近藤さんと話す中でたどりついた結論。

それが「安心できる関係性」です。

 

近藤さんのエピソードを紹介します。

 

=====ここから=====

 

私はBtoBで企業相手に仕事をしているのですが、

お客様となる企業担当者の方には、

毎回丁寧にメールを書いていました。

 

また、仕事が一区切りすると、

必ずといって良いほど手書きの手紙を担当者に渡していました。

 

上司からの指示ではなく、

私がやりたくてやったのですが、

私を通して、我が社と安心して関われるな、という気持ちを抱いてもらえたらと思っていました。

 

=====ここまで=====

安心できる関係性を築きたい気持ちが、

丁寧なメールや手書きの手紙に現れていたのでしょうね。

 

ここで近藤さんから私に質問がありました。

 

「でも私は毎日の様に上司と意見をぶつけます。」

「納得できないと自分の意見を曲げない所もあります。」

「これって上司と安心できる関係性を築くことにつながりますか?」

 

よく話を聞いてみると、実は上司と意見をぶつけるのも、

安心できる関係性を築くことにつながっていました。

 

まず私は「なぜ上司に意見をぶつけるのか」と聞きました。

=====ここから=====

 

上司に意見をぶつけるのは、

だいたいお客様の要望を通すためです。

 

お客様が本当に望んでいる要望は通したい。

でも、上司に会社の都合で却下されそうになることもあります。

 

私としてはお客様の気持ちもよくわかるから、

そのまま引き下がらず、何とか要望を通せないか伝えるうちに、

気づけば上司と言い争いになることもあります。

 

=====ここまで=====

そうなんです。

実はこの背景にも、「安心できる関係性を築きたい」という、

近藤さんが大事にして来たものが隠されています。

 

お客様の要望をくみ取り、可能な限り反映させることで、

自分の会社に安心して今後も関わってもらえる。

 

こうした背景があるかどうか近藤さんに聞いたら、

「まさにおっしゃる通りです」と答えられました。

 

また、上司に意見をぶつけるのも、

現状をしっかり共有することで、

上司にも私の仕事を安心して見守ってもらえたら…という想いがあることに気づきました。

 

自己PRに軸ができた

「安心できる関係性を築くこと」

これが近藤さんが大事にして来たことです。

 

今まで関連性がないと感じていた職場の実績も、

「安心できる関係性を築くこと」という一本の軸ができました。

 

=====ここから=====

私は前職で「安心できる関係性を築くこと」を大切にして来ました。

 

具体的には…(実績1)

また…(実績2)

====ここまで=====

という様に、最終的には近藤さんが納得して自己PRを作り上げました。

 

転職活動の面接において担当者から質問されても、

「安心できる関係性を築くこと」という原点に立ち返れば、

自然と回答が出て来ることにも気づきました。

また、振り返れば子ども時代から近藤さんは、

安心できる関係性を大切にして来ました。

 

「今日は公園に遊びに行きます」と、

毎回どこに行くかを親に伝えていたり…

 

学生時代のサークルでは、

新入生歓迎パーティーの幹事をしたり…

 

形を変えて大事にして来たものを、

仕事でも自然と発揮していたんですよね。

「3ヶ月考えて全然前に進めなかったのに、

この3時間で確信を持って転職活動に臨めそうです!」

 

その後近藤さんと連絡をとりながら、

必要な点をアドバイスして彼女の転職活動を応援していました。

 

すると2ヶ月後に、希望する会社への転職が決まったと報告をいただきました。

何を大事にして来たのか。

自分の中にあるものへ意識を向けることが、

自信を生み出す未来へとつながります。

 

近藤さんの転職活動を通して、

私も改めて実感しました。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。