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【お客様の声】「完ぺきにやらなければいけない」自分から卒業できました!

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

今日はお客様の声を紹介します。

 

「完ぺきにやらなければいけない」

今回紹介するのは福岡県在住の大木さん(30代男性)。

 

仕事でもプライベートでも、

「完ぺきにやらなければいけない」という思い込みから、

自分で自分を追い込み、自信をなくしていました。

 

=====ここから=====

 

私の場合はとにかく「完ぺきにやらなければいけない」

という気持ちが強くて、気疲れしている部分があると感じています。

 

仕事も自分で何度も確認したり、

「これで大丈夫かな?批判されないかな?」と疑い、

それこそ朝早くに出社したり残業したりして、

何度も何度も確認していました。

最初は自分のことを

「仕事を丁寧にやろうとしている」と思っていましたが、

周りは効率的に仕事を進めていますし、

自分も時間をかけたくてかけているわけではない。

 

何より完ぺきにやったと思った仕事で

同僚から指摘を受けてしまうと、

ドッと疲れを感じてしまいます。

「最初から完ぺきにやろうとしなくて良い」

「大木さんは考えすぎている」

 

上司からもこうした指摘を毎回の様に受けるのですが、

頭ではわかっているものの行動にはなかなか移せない。

振り返れば、新人の頃からそうでした。

 

そんな中で伊庭さんのブログにたどり着き、

直接話をしたいと思う様になりました。

 

=====ここまで=====

 

本当にやりたいですか?

完ぺきに仕事をやりたいなら、

きっと大木さんも自信を持って、

充実して仕事をされていたでしょう。

 

ですが大木さんは自分自身で

「完ぺきにやらなければならない」という思い込みを作っていました。

 

「上司に批判されたらどうしよう…」

「ミスがあったらどうしよう…」

 

など、頭の中で考えをグルグルと巡らせ、

気づけば行動できずに同じことを繰り返していたのです。

私は大木さんに確認しました。

 

「完ぺきに仕事をやりたいですか?」と。

 

「完ぺきにやりたい時はやって、

そうでない時はやりたくない。」

大木さんはこの様に返事をされました。

 

そこで私は大木さんに提案しました。

「自分で選択できる様になりましょう」と。

 

完ぺきな自分がいても良いし、

そうでない自分がいても良い。

 

いずれにしても、

その時々で自分がどうしたいのかを問いかけ、

自分で選べる様になること。

 

「常に完ぺきにやらなければならない」

という自信のなさから卒業すること。

 

このテーマを掲げ、大木さんの実践を後押ししました。

 

上司から「変わったね」と言われました!

大木さんの場合は頭で考えてしまうことが多かったので、

実際に声に出すことを意識して行っていただく様にサポートしました。

 

職場でも、自宅でも、

声に出すための方法はあります。

 

最初は慎重に声を出していた大木さんも、

私がお伝えした方法を使うことで、

場所を気にせず声に出せる様になりました。

=====ここから=====

 

伊庭さんと一緒に実践したことで、

「完ぺきにやらなければ」と思うことは激減しました。

 

それこそひと通り仕事を終えて、

「まずは上司に見せてみよう」と思える様になりました。

 

確かに指摘は受けるのですが、

完ぺきにやらなければと思っていた頃よりも、

結果として仕事のスピードが格段に早まりました。

 

朝早くに出社したり残業することも劇的に減り、

自分でストレスをためこむことなく働けていると感じています。

これまでは上司からの指摘を否定や批判と捉え、

「自分は仕事ができないんだ…」と思い込んでいたこともありました。

 

ですがぬいぐるみ心理学を実践する中で、

上司は別に自分を否定も批判をしておらず、

ただ感じたことを伝えているだけだとわかりました。

 

頭で理解しているだけではなく、

実際に行動したからこそ、

否定や批判をされているという思い込みを手放せたのだと思います。

そして実践を続ける中で上司から

「最近大木は変わったよね」と言われました。

 

変わって来たことは自分でも実感していたのですが、

改まって上司から言われると嬉しかったですし、

「もっと変わっていきたい」と思える様になりました。

 

これからもぬいぐるみ心理学を実践するのが楽しみです。

 

=====ここまで=====

頭の中だけで考えている時と、

実際に声に出しながら問いかけている時では、

出て来る答えが違います。

 

頭の中だけで考えている時の悩みが、

声に出しながら問いかけると一瞬で解決すること。

これは本当によくあることです。

 

大木さんも頭で考えることなく、

自分の気持ちを声に出しながら問いかけられたことで、

「完ぺきにやらなければ」と思う自分から卒業していったのだと感じています。

 

大木さんの様に変化を起こされていく。

その第一歩を今後も後押しできることが私も楽しみです。

 

本日も最後まで読んで下さりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。