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抱き枕の知られざる効果をぬいぐるみ心理学で解説!

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今回の記事は、抱き枕に注目します。

 

 

抱き枕とはいえ、その素材を見てみると、

もはやぬいぐるみと同一に

扱っても良いと考えています。

 

キャラクターの形をした抱き枕もあり、

広くぬいぐるみの中に含まれると

思ってもらってOKです。

 

ぬいぐるみは子供向けのもの

だという認識がありますが、

抱き枕については年齢を問わずに

愛用されていますよね

本当はぬいぐるみは、大人向けのものだったんですけどね…

 

そこで今回は抱き枕の効果について、

ぬいぐるみ心理学の視点から解説します。

 

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抱き枕の知られざる効果とは?

 

まず、抱き枕についてよく言われるのが、

「疲労回復」だったり「癒し」の効果、

あるいは熟睡できるといった効果です。

 

これは確かにあるのですが、

ぬいぐるみ心理学の視点から言えば、

なぜこうした効果を得られるのか、

ちゃんと背景があるんですよね。

 

それが「安心感」です。

 

 

抱き枕を「抱く」という行為は、

人間が安心感を抱いていなければ

できないものです。

 

 

そもそも、不特定多数の相手をいきなり抱く

なんてことはできないですよね?

 

本当に心を許した相手のみにできる行為。

それが「抱く」なのです。

※もちろん、欧米では少し異なってきますが…

 

あるいは、ベッドという

究極のプライベートスペースに

抱き枕の侵入を許しているわけです。

無意識の内に安心して抱き枕と関われます。

 

安心して抱き枕と関われるからこそ、

いつも以上に熟睡できたり、

抱き枕に備わっている疲労回復効果も

引き出しやすくなるのです。

 

 

ちなみにこれは抱き枕だけに限りません。

たとえばクマのぬいぐるみについても、

安心感を抱きやすいと言われています。

 

 

そのため抱き枕ではなくクマのぬいぐるみを

ベッドに置くことで安心して眠る人もいます。

 

一般的に言われる抱き枕の効果の根本には、

安心感というキーワードがあったんですね。

 

 

職場や家庭等で人間関係が上手くいかない時、

あるいは一人暮らしで寂しさを感じる時等、

私達は抱き枕を通して安心感を得ているのです。

 

それまで一切ぬいぐるみに興味がなかった人も、

上記の事態に直面したとたん、

ぬいぐるみを手に入れる

というケースもあるくらいです。

 

いずれにしても確実に言えることは、

抱き枕は安心感のシンボルだということです。

 

 

最後に

 

 

ここまで「抱き枕」について

詳しく解説をして来ました。

 

先ほども解説したとおり、

抱き枕も素材的にはぬいぐるみと同じ。

 

ぬいぐるみ心理学においては、

抱き枕は広くぬいぐるみの一部として

取り上げています。

 

 

ぬいぐるみに気を使う人はいません。

好き嫌いに関わらず、

私達は無意識の内に安心しきった姿を

ぬいぐるみに見せています。

 

ぬいぐるみが身近にあることで、

いつでも安心感を感じられる。

 

人には言えない悩みを打ち明けたり、

夢や目標を打ち明けたり、

実際に声に出して伝えるかは別として、

私達はぬいぐるみに本音を出しています。

 

 

とはいえ1つ注意が必要なのは、

ぬいぐるみの世界で完結しないこと。

 

「ぬいぐるみの前では安心できるけど、

人間関係の悩みを抱え続けている…」

 

「同じ悩みを何度も繰り返しているけど、

ぬいぐるみを通して癒されている」

 

確かに一時的には満たされますが、

悩みの根本原因が解決していないので、

悩みを抱え続けることになります。

 

過去の私もそうでしたが、

ぬいぐるみが好きだったり、

日常的に関わっている人の場合は、

上記の傾向がある人は意外と多いです。

 

ぬいぐるみの前でだけ安心できるのではなく、

日常生活でも安心できる状態を

自分で作っていくこと。

 

安心感はいつでも自分から

生み出すことができます。

 

 

ぬいぐるみ心理学では

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学んでいたたければと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、

ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。