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【自己開示の返報性】職場でも恋愛でも使えるポイントと落とし穴

[最終更新日]2022/06/15

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日は「自己開示」について取り上げます。

 

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自己開示の返報性

 

 

 

「自分のことを相手に打ち明けること」

 

ものすごくシンプルに定義づけるなら、

これが「自己開示」です。

 

 

自己開示には程度があります。

 

・東京に住んでるんだ

・メロンパンが好きなんだ

・高校時代はサッカー部だったんだ

・実は過去にいじめられた経験があるんだ

・実は旦那さんと上手くいってないんだ

・実は自分に自信がないんだ

 

 

人によって程度の解釈は様々ですが、

下3つの例は「重い話」と一般的には言われます。

 

重い話になればなるほど、

自己開示するのにはためらいもありますよね。

 

まずは程度の軽いものから自己開示し、

仲の良さを見ながら重い話もしていくと良いでしょう。

※あくまで一般論です。

 

 

そして自分が自己開示をすると、

相手も自身のことを開示してくれやすくなる。

 

「本音を言ってくれたら、つい本音を言いたくなってしまう」

 

これが自己開示の返報性です。

 

自己紹介の返報性の落とし穴

 

 

 

ただし自己紹介の返報性には落とし穴があります。

それは「無理をしないこと」です。

 

 

・これを言った方が良いから

・自分を良く見せたいから

 

こうした背景で開示した内容は、

後々自分で自分の首を絞めるかもしれません。

 

また、相手も「この人本音を言ってるのかな」

と違和感を抱いてしまうかもしれません。

 

 

どんな事柄でも大切なことは、

「まずは本音で語り合うこと」です。

 

自分から思っていることを伝え、

結果として相手も本音を返してくれる。

 

これが自己紹介の返報性です。

 

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。