7Mar
［最終更新日］2023/05/31
こんにちは、伊庭和高です。
「ひねくれた性格に悩んでいる」
「ひねくれ者の一面を直したい」
年齢や性別を問わず、
こうした声はよく寄せられます。
仕事でもプライベートでも、
ひねくれたままでは上手くいきません。
人間関係でトラブルが発生したり、
決断を誤ってしまったりと、
良いことがないのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
ひねくれてしまう心理背景を解説します。
目次
ひねくれ者の末路は３つ
ひねくれたままだと、
３つの未来が待っていません。
どれも幸せなものではないですが、
いずれか１つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
人間関係が悪化する
ひねくれた言動を取るほど、
人間関係は悪化します。
「言ってることがわからない」
「素直じゃない」
「否定ばかりしている」
仕事でもプライベートでも、
ひねくれた言動を取るほど信用されません。
結果的に孤立してしまったり、
周囲に見放されてしまいます。
やりたいことに挑戦できない
ひねくれる対象は、
周囲だけではなりません。
自分の気持ちに素直になれず、
ひねくれてしまうことがあるのです。
やりたいことがあっても、
「どうせ無理だから」という様に、
ひねくれた思考をしてしまうのです。
結果的に行動に移せず、
自分が望む毎日は実現しません。
理屈ばかり語るが行動が伴わない
ひねくれてしまう時ほど、
理屈っぽくなりがちです。
できない理由や反対理由ばかり、
最もらしい発言をしてしまうのです。
ひねくれている人ほど、
実際に行動に移すことはありません。
理屈ばかり立派になっても、
行動が伴わなければ説得力もないのです。
なぜひねくれてしまうのか？
ひねくれてしまう時には、
３つの原因があります。
どれか１つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
斜に構えている
ひねくれた人の特徴として、
斜に構えていることがあります。
何かにつけて斜めから物事を見てしまうのです。
「そんなのやっても意味ない」
「そんなの無駄だよ」
こうした意識を持ち続けることは、
ひねくれた人にも多いのです。
ひねくれているからこそ、
物事を正面から見れないのです。
自分の気持ちがわからない
ひねくれている人ほど、
自分で自分の気持ちがわかりません。
素直に物事を見れないので、
自分の気持ちも素直に受け止められません。
「何がしたいのかわからない」
「何を感じているかわからない」
ひねくれた性格の人ほど、
こうした悩みを抱きやすくなります。
周りの目を気にしている
ひねくれている人ほど、
周りにどう思われるのかを気にしています。
周りの目を気にして、
ひねくれた言動を取ってしまうのです。
自分の気持ちよりも周りの反応を
優先して過ごしていることが多いです。
また周りと自分を比較している時ほど、
ひねくれた見方をしやすくなります。
根本的な原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
ひねくれてしまうのも、
自信のなさが根本的な原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自分に自信が持てないからひねくれてしまいます。
斜に構えてしまったり、
自分の気持ちがわからなかったり、
周りにどう思われるのかを気にするのも、
自信が持てないからだと言えます。
また私は12個の質問（2択）に答えるだけで、
ひねくれているレベルを診断したい場合は、
一度やってみてください。
幼少期の記憶も影響している
ひねくれてしまうのは、
幼少期の記憶も影響しています。
生まれた時は誰もが、
自分の気持ちに素直に振る舞えています。
ですが成長する中で少しずつ、
自信が持てずひねくれてしまうのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信がなくなり、
ひねくれてしまう人もいます。
「親に怒られてばかりだった」
「親の顔色を伺っていた」
「親もひねくれていた」
たとえば上記の場合だと、
子供にも悪影響が及ぶのです。
ひねくれ者は克服できる
ですが冷静に考えてみれば、
生まれた時からひねくれていた人はいません。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
欲しい物は欲しいと主張し、
自分の気持ちに素直に振る舞えていたのです。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についたものなので、
誰でも今からひねくれ者を克服できるのです。
これから紹介する２つの方法を、
繰り返し実践することで、
ひねくれてしまう悩みは克服できます。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法は、
自分の気持ちを声に出すこと。
ひねくれてしまう人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考えてしまいます。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大する習性があります。
周りの目が気になったり、
失敗を恐れてしまうのも、
声に出さず頭の中で考えている時です。
ネガティブな気持ちが強まることで、
ひねくれた言動を取ってしまいます。
どんな気持ちも自分で声に出すことが、
ひねくれずに振る舞う第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用すると効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみと関わるほど、
自分の気持ちを受け止めやすくなります。
「どうしたいのか？」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか？」と問いかけます。
「どうしたいのか？」の主語は自分自身。
自分を主語に問いかけるからこそ、
ひねくれず素直に振る舞えます。
周りの目が気になる時ほど、
自分を主語に問いかけていません。
周りのことが気になり、
変に見栄を張ってしまったり、
自分の気持ちを抑えてしまうのです。
自分を主語に問いかけることが、
ひねくれ者の克服には不可欠です。
ひねくれたままでは、
幸せな未来は待っていません。
相手や環境を変えて、
同じ悩みに直面してしまいます。
ひねくれてしまう根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
２つの方法を実践することで、
今から現状は変えられます。
「自信のなさとは何なのか？」
「どうすれば自信が持てる様になるのか？」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
