26Jan
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今日は職場の人間関係に注目します。
会社で働いているとどうしても、
上下関係が存在します。
立場上の関係や先輩後輩関係など、
あらゆる場面で関わってきます。
今回は上司との関係性に注目しますが、
やたら上司が命令口調で関わって来ること、ありませんか?
今でこそ私はぬいぐるみ心理学を提供していますが、
過去に高校で世界史を教えていたこともあり、
その時には命令口調で関わる上司の方もいました。
「なぜ自分にだけ強くあたるのか?」
「何か悪いことをしたのか?」
最初の頃は自分を攻めてばかりでしたが、
ぬいぐるみ心理学を実践する中で、
問題の本質に気づけました。
その結果、たとえ命令口調で関われても
自分をブラさずに関われる様になり、
むしろ関係性は深まっていきました。
この記事ではぬいぐるみ心理学の視点から、
命令口調で関わる原因と今すぐできる解決策。
これをお伝えします。
実は自分は悪くない
ぬいぐるみとの記憶をひも解くことで、
人間関係における自分らしさを導き出す。
ありのままの自分で振る舞いながら、
周りからも好かれていく。
そんな人間関係を築くことを、
ぬいぐるみ心理学では目指しています。
上司に対してもそのままの自分で関わる。
なのに命令口調で関わられてしまう。
冒頭でもお伝えしましたが、
自分に原因があるのかと疑ってしまいます。
ですがこれ、全く正反対。
実は自分にはこれっぽっちも原因はありません。
たまたま上司の機嫌が悪かっただけかもしれない。
その日の朝に家庭でケンカしたかもしれないし、
仕事で大きなミスをしたのかもしれない。
単に体調が悪いだけかもしれません。
上司の中で起こっている問題が、
偶然そこにいた自分に降り掛かって来た。
問題の本質はこれです。
自分の過去を振り返ってみると、
よく理解できると思います。
「物に当たる」なんて言いますが、
あれも物は悪くないのに、
たまたまそこにあったから被害を受けているだけです。
マイナスなエネルギーは、
実は自分には原因のない場合がほとんどです。
ただ、もし自分自身に原因があるとすれば、
「上司の目を気にして自分を演じている場合」です。
上司からどう思われるかが気になって、
自分の気持ちを抑えながら関わっている。
「私は本音を言わないけど、上司は本音で答えてね」
自分の気持ちを抑えながら関われば、
無意識に相手に上記の意識を持ってしまいます。
でも、これって無理ですよね?
上司からしても自分が何を考えているかわからず、
探り探りの状態で関わることになります。
お互いに本心がわからず、演じて関われば、
結果として口調が強くなることもあります。
今すぐできる解決策。
それはありのままの自分で関わること。
感じたことをそのまま伝え、聞くことです。
あなたが本心をさらけ出せば、
上司も本心をさらけ出します。
意見の食い違いはあるでしょうが、
それでもお互いの本音を出せてスッキリします。
命令口調というよりは、
上司の意思表示をしているだけ。
気づけば命令口調が気にならなくなります。
ありのままの自分で関われば、
相手もありのままの状態で関わる。
これこそ、唯一の解決策です。
「ありのままの自分が何なのか」
イメージつかない場合は無料講座でひも解いていきます。
まずは自分の心に素直に。
感じるままに振る舞うことを意識して下さい。
これを意識するだけでも、
上司との関係性は劇的に変化します。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。