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個人事業主が一人孤独を感じて悩み続ける心理背景と解決策

[最終更新日]2022/06/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

私の元には業種や年齢を問わず、

個人事業主の方からの相談も多いです。

 

仕事の悩みを抱いていることもありますが、

精神的な悩みを抱いている人も多いのです。

 

「個人事業主は孤独だ」

「一人で仕事をしていて孤独を感じる」

 

こうした声はよく寄せられますし、

以前の私も個人事業主として孤独感に悩まされていました。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

個人事業主が孤独を感じて悩み続ける背景を解説します。

 

その上でどうすれば現状を変えられるのか、

独自の切り口で解説をします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

個人事業主が孤独を感じやすい理由

 

個人事業主が孤独を感じやすいのは、

一体どうしてなのか?

 

心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

気軽に相談できる相手がいない

個人事業主として活動すると、

気軽に相談できる相手がいなくなります。

 

会社員の友人だと境遇も違いますし、

経営者仲間だと変なプライドも生まれてしまいます。

 

相談できる相手がいなければ、

悩みも自分で抱え込む様になります。

 

人と会っていてもいなくても、

心理的な孤独を感じやすくなるのです。

 

そもそも人と話す機会が少ない

また事業によっては、

そもそも人と話す機会が少なくなります。

 

スタッフとは仕事の話になりますし、

友人とはスケジュールが合わなかったりと、

話す機会がなくなってしまうのです。

 

話す機会が少なくなれば、

当然ながら孤独を感じやすくなります。

 

最近では自宅で完結する事業も増えていますが、

その分だけ孤独を感じやすくなっていると言えます。

 

仕事とプライベートの境目がない

個人事業主は会社員とは違って、

仕事とプライベートの明確な境目がありません。

 

自宅に仕事を持ち帰ったりと、

どこでも仕事ができてしまうのです。

 

常に緊張の糸を張り巡らせている様なものですし、

オンとオフの切り替えがないとも言えます。

 

そんな中でふと気を抜いた時に、

孤独感が押し寄せてくることがあります。

 

「周りに誰もいない…」

「何をしているのだろうか…」

 

虚無感にも似た感情が、

どっと押し寄せてしまいます。

 

全責任を一人で背負う反動

何より個人事業主とは、

仕事の責任をすべて背負っています。

 

会社員であれば何かがあっても、

最終的には会社が責任をとってくれます。

 

ですが個人事業主の場合、

何があっても最終的な責任は自分自身です。

 

普段からプレッシャーを感じやすいので、

その反動で孤独感を感じることがあります。

 

一人で突っ走ってしまいやすく、

気づいた時に孤独感が押し寄せてくるのです。

 

物理的な孤独を解消しても孤独感は残る

「人を雇えば良い」

「恋愛・結婚すれば良い」

「交流会に参加すれば良い」

 

こうした声を聞くこともありますが、

孤独感とは心理的なものです。

 

物理的に人と会うことができても、

心理的な孤独感が消えるとは限りません。

 

たとえば人と会っても自分の気持ちを話さず、

表面的な会話に終始してしまうことがあります。

 

1人でいるよりはマシかもしれませんが、

深いつながりを感じられないのです。

 

あるいは周りの目が気になって、

つい相手に合わせてしまうこともあります。

 

気を使えば使うほど疲れますし、

心理的な孤独感も生まれます。

 

成功しても孤独に悩まされ続ける

最高月商を達成したりと、

成功しても孤独感には悩まされます。

 

仕事で十分な実績を出しても、

孤独感に悩まされている声は多いのです。

 

仕事の成果が孤独感を解消することにはつながらないのです。

 

逆に言えば成果が出るほど、

さらに周囲との距離ができてしまいます。

 

気軽に相談できなかったり、

周囲が気を使うこともあるのです。

 

仕事の予定を詰めすぎても孤独は消えない

「孤独を感じないために予定を詰め込んだ」

 

こうした声を聞くこともありますが、

予定を詰め込んでも孤独感は消えません。

 

確かに予定をこなしている間は、

孤独感を感じないかもしれません。

 

ですが孤独感が消えたわけではなく、

先延ばしにしているだけなのです。

 

ひと息ついた瞬間に、

一気に孤独感が押し寄せてしまいます。

 

予定を詰め込み誤魔化そうとしても、

孤独感は消えませんし、

むしろ心身にも負荷がかかるのです。

 

孤独を感じ続ける原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

個人事業主が孤独を感じて悩むのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば孤独感に悩まされませんし、

自分で自分の気持ちを立て直せます。

 

周囲とも自然と関われる様になったりと、

今より理想的な関係を築けます。

 

ですが自分に自信が持てずにいると、

孤独感に引きずられてしまうのです。

 

孤独と上手く付き合うほど幸せに働ける

孤独感に悩まされるのは辛いです。

 

予定を詰め込んだり、

食やショッピングで発散しても、

孤独感は消えません。

 

孤独感に振り回されず、

上手く付き合える様になるほど、

幸せに人生を送れる様になります。

 

孤独感に悩まされない方法を、

独自の視点でお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

孤独感に悩まされなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

孤独感に悩まされる人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考えているのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブなものだと言われています。

 

頭の中で考えを巡らすほど、

孤独感は強まるのです。

 

独り言でOKですので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

孤独感を手放す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出すには、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

孤独感は早く解消できる様になります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

孤独感に悩まされている時ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけられていません。

 

「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」になっています。

 

あるいは「しなければいけない」と、

自分自身を追い込んでいます。

 

「どうしたいのか?」と問いかけるのは、

孤独感に悩まされないために不可欠です。

孤独感に悩まされ続けているのは、

どれだけ成果を出しても苦しいです。

 

ネガティブな気持ちに襲われやすくなり、

次第に何も手につかなくなってしまいます。

 

孤独感に悩まされる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

孤独を感じて悩み続けることはなくなります。

 

「自信のなさとは何か?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

また私は個別相談を通して、

全国各地の方の相談に直接乗っています。

 

孤独感を感じて悩む状況も、

個々に背景は異なります。

 

現状を詳細に分析しながら、

解決策を個別にお伝えしています。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。