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HSPの治し方3ステップ【原因や心理背景も徹底解説】

[最終更新日]2021/08/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「HSP」

 

HSPに関する相談は、

私のお客様からもよく寄せられます。

 

「HSPでつらい」

「HSPを治したい」

 

こうした声を聞くことも多いです。

 

HSPに悩まされているならば、

現状と向き合っていかないと、

この先もHSPに悩まされ続けてしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

HSPの心理背景や原因、治し方を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

HSPとは何か?

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。

 

「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」

 

この頭文字をとってHSPと言い、

統計的には5人に1人がHSPだと考えられています。

 

またHSPは環境や性格などの後天的なものではなく、

先天的な気質だとも考えられています。

 

ただし今までは自覚がなくても、

働き始めてからHSPだと実感する場合もあります。

 

その意味でHSPはケースバイケースとも言えます。

 

そしてHSPの人には、以下の特徴があります。

 

「頭の中であれこれ考えを巡らせがち」

 

「刺激に対する反応が強く、疲れを感じやすい」

 

「他人との境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい」

 

「他人が気づかない様な繊細な刺激にすぐ反応する」

 

HSPを「繊細さん」と表現することもありますが、

何事にも敏感に反応してしまう特徴があるのです。

 

HSPは治せる

「このままずっとHSPなのでは…」

 

こうした声を聞くこともありますが、

HSPは今から治せます。

 

HSPは環境にも左右されますし、

必ずしも先天的なものではないと考えています。

 

HSPだと思い込んでいたお客様が、

自分と向き合い克服できたケースを、

私はこれまで何度も見てきました。

 

決して生まれ持ったものではなく、

後天的に身についたものでもあるからこそ、

今からHSPを治せると考えています。

 

HSPの人の心理背景

HSPに悩まされている人には、

「周りの目を気にしている」という心理背景があります。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「上手く伝えられるかな…」

 

自分の気持ちを考える前に、

相手にどう思われるかを敏感に考えてしまうのです。

 

どれだけ相手の気持ちを考えても、

相手の本心はわかりません。

 

相手のことを考え振る舞う結果、

気疲れを感じやすくなってしまったり、

周囲と上手くコミュニケーションが取れなくなるのです。

 

HSPに悩まされ続ける原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

HSPに悩まされる根本的な原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

もし自分に自信を持っていれば、

HSPに悩まされ続けることはありません。

 

周りを気にせず行動できたり、

自分の気持ちを堂々と言える様になるのです。

 

その一方で自分に自信が持てていないと、

周りを気にして繊細な気持ちを持ち続けてしまいます。

 

周りの目を必要以上に気にしたり、

HSPであることにネガティブな印象を抱え続けてしまいます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

合わせてやってみてください。

 

HSPの治し方3ステップ

 

ここからはHSPの治し方を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

3つのステップを実践すれば、

今からHSPを抜け出すことができます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

実はHSPに悩む人のほぼ100%が、

自分で自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出すのではなく、

頭の中であれこれ考え続けてしまうのです。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「上手く伝えられるかな…」

 

たとえばこうした気持ちも、

声に出さず頭の中で考えを巡らせています。

 

私たち人間の脳は頭の中で考え続けると、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

周りを気にする気持ちも、

頭の中で考えるほど強まるのです。

 

まずは自分で自分の気持ちを声に出すこと。

これがHSPを治す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上で、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説しますが、

ぬいぐるみを意識して活用すると、

HSPの状態から抜け出せ始めます。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきます。

 

「なぜ周りを気にしてしまうのか?」

 

「繊細なのはどうしてか?」

 

「いつからHSPだと認識しているのか?」

 

声に出しながら出てきた問いを、

1つずつ自分に行っていきます。

 

声に出す中で直面した自信のなさを、

1つずつ受け止めていくことが必要です。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

HSPに悩まされる人は、

自分を主語にして行動していません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

疲れ果ててしまうのです。

 

周りの目が気になり始めた時は、

自分を主語に戻して考えること。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

HSPを克服する上で不可欠です。

HSPに悩まされ続けていると、

生きづらさを感じてしまいます。

 

周りを気にして自分を抑え、

窮屈な毎日を過ごしてしまうのです。

 

HSPの原因は自信のなさ。

 

自信のなさと正面から向き合い、

3ステップを実践することで、

HSPを克服することはできます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。