20Sep
[最終更新日]2022/09/20
こんにちは、伊庭和高です。
仕事でもプライベートでも、
攻撃的な言動を取る人はいます。
「つい攻撃的になってしまう…」
「本当は落ち着いて話したいのに…」
こうした声は年齢や性別を問わず、
私の元に多く寄せられています。
攻撃的になってしまう人も、
悩んでいることはあるのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
攻撃的な人の原因や心理を解説します。
その上で現状を好転させる方法を、
独自の切り口でお伝えします。
目次
攻撃的な人の末路
攻撃的な言動を取る人は、
大きく3つの結末を迎えます。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
人間関係が悪化する
攻撃的な言動を取り続ければ、
相手も良い気持ちにはなりません。
反発されたり、
仕返しもされるでしょう。
あるいは悩みを溜め込み、
相手が苦しんでしまうこともあります。
攻撃的な言動を取り続けると、
人間関係が悪化するのは間違いないのです。
悩みを自分で抱え込む
攻撃的な言動を取る人も、
悩みは抱えています。
ですが攻撃的な言動を取るほど、
周囲に悩みを打ち明けにくくなります。
相手につけ込まれると思ったり、
弱みを見せてしまう様に感じるのです。
結果的に悩みが増大し、
心身が限界を迎えてしまうのです。
ストレス発散に走り続ける
そして攻撃的な人ほど、
ストレス発散に走りやすい傾向があります。
暴飲暴食をしたり、
ネットサーフィンを続けたり、
タバコやギャンブルをしたり、
夜のお店に行ったりと、
現実逃避をしやすいのです。
ですが一時的なストレス発散では、
攻撃的な言動は変わりません。
マイナスとゼロを往復する様に、
いつまでも現状が好転しないのです。
攻撃的になってしまう原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
攻撃的になってしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信がある人は攻撃的になりません。
冷静に振る舞いながら、
自分の気持ちを伝えられるのです。
ですが自分に自信がない人ほど、
攻撃的な言動を取ってしまいます。
相手より上に立とうと思ったり、
相手を打ち負かそうとしてしまうのです。
また自分に自信がなければ、
弱みをさらけ出すこともできません。
人間関係の悩みは繰り返される
そして環境や付き合う相手を変えて、
悩みは何度でも繰り返されます。
攻撃的な振る舞いも、
場面を変えて何度も行ってしまうのです。
環境を変えれば悩みが解決することはありません。
自信のなさと向き合いながら、
悩みの根本原因に向き合っていきましょう。
攻撃的な自分を変える方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
攻撃的な自分を変える方法を解説します。
2つの方法を順番に実践することで、
効果を実感できる様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
攻撃的な人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず、頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
ついカッとなってしまい、
攻撃的な言動を見せてしまいます。
自分に自信も持てず、
周囲に当たり散らしてしまうのです。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分の気持ちを声に出すことが、
攻撃的な自分を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
攻撃的な言動を取る人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
相手にどう思われるのかを気にして、
攻撃的な言動を取ってしまいます。
相手より上に立とうとしたり、
自分を守ろうとしてしまうのです。
攻撃的になりたい人はいません。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
攻撃的な自分を変えるために不可欠です。
攻撃的な人の末路は、
幸せなものではありません。
環境を変えながら悩みを繰り返し、
根本的に現状が変わらないのです。
攻撃的な言動を取る原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
現状は今から変えることができます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。