31Oct
[最終更新日]2023/10/31
こんにちは、伊庭和高です。
「嫉妬深い性格に悩んでいる」
年齢や性別を問わず、
こうした声はよく寄せられます。
恋愛や友達関係など、
特定の相手や場面において、
嫉妬心が生まれることもあります。
あるいは日常的に、
嫉妬心に悩まされることもあるでしょう。
いずれにせよ嫉妬心を抱いても、
良いことがないのは確かです。
今回はぬいぐるみ心理学において、
嫉妬深さについて詳しく解説します。
なぜ嫉妬深くなってしまうのか?
そもそも嫉妬深い時ほど、
相手に求め過ぎてしまいます。
「もっとわかって欲しい」と、
相手に求める気持ちが強まるのです。
自分で自分を満たせていない
自分で自分の心を満たせていれば、
相手に嫉妬深くなることはありません。
自分で自分を満たせていないので、
相手に満たしてもらおうと考えるのです。
ですが相手の言動が自分の求めるものでないと、
嫉妬心も強くなってしまいます。
思い通りにしようと思ったり、
必要以上に束縛してしまうこともあるのです。
どれだけ嫉妬しても、
自分で自分を満たせない限り、
嫉妬心に襲われ続けてしまいます。
寂しがり屋
また寂しがり屋な人ほど、
嫉妬心に悩まされがちです。
寂しい気持ちから相手に嫉妬し、
求め過ぎたり当たってしまうのです。
寂しさを埋めるために、
相手に求めて嫉妬することもあります。
その意味では寂しがり屋な人も、
自分で自分を満たせていないと言えます。
根本原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。
嫉妬心に悩まされてしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば嫉妬心に悩まされません。
相手に嫉妬せず、
心穏やかに過ごせるでしょう。
自分の気持ちを大切にしながら、
相手も尊重できるので、
幸せな関係が築けるのです。
幼少期の記憶も影響している
私たちの自信のなさは、
幼少期の経験も影響しています。
成長し大人になる中で、
嫉妬心が強くなる人は多いのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信のなさが生まれ、
嫉妬心に悩まされる人もいるのです。
「親の前で良い子を演じていた」
「親にかまって欲しい気持ちが強かった」
「親も嫉妬心が強かった」
たとえばこうした場合は、
子供にも悪影響が及びます。
そして友達や恋愛や職場の人間関係でも、
嫉妬深さに悩む様になるのです。
悩みは形を変えて繰り返される
「付き合う相手を変えればいい」
「環境を変えればいい」
この様に思う人もいますが、
根本的な解決にはつながりません。
周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも嫉妬深さに襲われるのです。
「同じ様な失敗を繰り返している」
このことに気づけるかどうかは、
嫉妬深さの悩みを解決する上で重要なのです。
嫉妬深い性格を直す方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。