2Jul
[最終更新日]2024/07/02
こんにちは、伊庭和高です。
自分の内面に自信がないという悩みは、
年齢や性別を問わずよく寄せられます。
内面に自信が持てないままでは苦しいですし、
生きづらさを感じることもあります。
ネガティブに物事を考える機会が増えたり、
良いことがないのです。
今回は内面に自信が持てない原因を、
ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
その上で内面に自信をつける方法を、
独自の切り口で解説します。
目次
内面に自信が持てないのはなぜ?
内面に自信が持てない人には、
2つの心理背景があります。
どちらか1つに該当することもあれば、
両方に当てはまることもあります。
1つずつ、解説していきます。
周りの目を気にしている
「嫌われない様にしないと…」
「変な風に思われたらどうしよう…」
「怒られるかもしれない…」
「上手く伝わるかな…」
この様に周りの目を気にしていると、
自分の内面に自信は持てなくなります。
自分の気持ちを脇に置いて、
周りにどう思われるかを優先するのです。
良い子を演じて振る舞えば、
周りから褒められることもあるでしょう。
ですが演じた自分で褒められても、
「本来の自分じゃないから…」と自信は持てません。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
周りの目を気にすると他人軸になるので、
いつまでも内面に自信が持てないのです。
自分の気持ちを抑えている
言いたいことを飲み込んだり、
やりたいことを我慢したりと、
自分の気持ちを抑えている人は多いです。
自分の気持ちを抑えていれば、
そんな自分に自信は持てないのです。
ネガティブな気持ちを抱きやすくなり、
モヤモヤが生まれやすくなります。
何より自分の気持ちを抑えていると、
次第に自分の気持ちがわからなくなります。
「何がしたいかわからない」
「自分の感情がわからない」
この様に人生の迷子になってしまうのです。
自信は持つものではない
1つ確かなことは、
自信は外側の対象から持つものではないです。
・資格を取得すれば自信が持てる
・有名な企業で働けば自信が持てる
・オシャレをすれば自信が持てる
・周りに褒められれば自信が持てる
・結婚すれば自信が持てる
この様に外側の対象から自信を持とうとすれば、
一時的には自信が持てるでしょう。
ですが周りの反応や状況によって、
すぐに自信が持てなくなるのです。
外側の対象から自信を持つのは、
非常に不安定なのです。
たとえるなら栄養ドリンクで、
飲んでいる間は元気が出ますが、
いずれ効き目が切れてしまうのです。
自信は生み出すものである
私はぬいぐるみ心理学において、
自信は外側の対象から持つものではなく、
自分の心の内側から生み出すものだと定義しています。
外側の対象に関係なく、
自信のある状態でいられること。
これが内面からの自信につながります。
資格の有無に関係なく…
周りの反応に関係なく…
自信のある状態でいられることは可能です。
もし内面から自信がないのであれば、
自信を外側の対象から持つのではなく、
心の内側から生み出す必要があります。
すべての悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でもお伝えしていますが、
内面に自信がないままだと、
さまざまな悩みが発生するのです。
仕事でもプライベートでも、
上手くいかない状況に直面します。
付き合う相手や環境を変えても、
自分の内面に自信がないままだと、
新たな環境でも問題が発生するのです。
だからこそ自信のなさと向き合い、
今から現状を変えていく必要があります。
内面の自信をつける2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
内面の自信をつける方法を解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
今から現状は好転できます。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初に取り組むのは、
自分で自分の気持ちを声に出すこと。
内面に自信がない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に考えることの9割が、
ネガティブな事柄だと言われています。
周りの目が気になったり、
自分の気持ちを抑えてしまうのも、
頭の中で考えている時です。
どんな気持ちでも大丈夫です。
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたい?」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたい?」と問いかけます。
「どうしたい?」の主語は自分自身。
内面に自信がない人ほど、
自分を主語に問いかけていません。
自分以外の誰かのことを考えています。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなければならない」
「してあげる」
「して欲しい」
たとえばこれらの言葉は、
自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。
相手のことを考えても、
相手の気持ちはわかりません。
正解がわからない問題を解いている様に、
いつまでも結論が出ず悩んでしまいます。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいい?」と考えがちなのも、
内面に自信がない人の特徴です。
「私はどうすればいいの?」と考え、
自分の気持ちを抑えてしまうのです。
「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、
内面に自信がない現状を変えるために不可欠なのです。
仕事でもプライベートでも、
内面に自信がないままでは幸せな未来は待っていません。
人間関係で悩みに直面したり、
自分の人生を生きている実感が持てないこともあります。
内面に自信が持てない根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。