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傷つくのが怖いから付き合えないのは自信のなさが原因です

[最終更新日]2024/09/10

こんにちは、伊庭和高です。

 

「傷つくのが怖い」という相談は、

定期的に私の元へ寄せられます。

 

それこそ恋愛に当てはめると、

傷つくのが怖くて付き合えなかったり、

関係を進展させられない人もいるのです。

 

このままでは苦しいですし、

幸せな恋愛はできません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛で傷つくのが怖い心理背景と克服法を解説します。

 

傷つくのが怖くて付き合えないのはなぜ?

もし告白して振られれば、

その瞬間に傷ついてしまいます。

 

一方で告白しなければ、

傷つくこともないのです。

 

あるいはもし付き合うことができれば、

関係が深まり傷つくのを一層怖がる様になります。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「もし別れたらどうしよう…」

 

傷つくのを怖がる気持ちが増大し、

一緒にいても楽しめないかもしれません。

 

それなら付き合うことで関係を深めずに、

傷つくのを回避しようと考えるのです。

 

傷つくのを怖がっていても傷つくことはある

ですが冷静に考えてみると、

傷つくのを怖がっていても傷つくことはあります。

 

もし告白しないまま時間だけが過ぎ、

相手が別の人と付き合ってしまったら、

ショックで傷ついてしまうでしょう。

 

付き合っても傷つくのを怖がっていれば、

相手は次第に不信感を抱くかもしれません。

 

「本音を言って欲しい」と言われ、

ショックで傷ついてしまうかもしれないのです。

 

傷つくのを怖がっていてもいなくても、

傷つくことはあります。

 

だからこそ自分が本当に望む選択をすることで、

たとえ傷ついても納得して前向きに進んでいくことが大切です。

 

傷つくのが怖い原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

傷つくのが怖いと思い続けるのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば傷つくのを怖がらず、

自分の気持ちに素直に行動できます。

 

たとえ傷ついてもすぐに回復できるのです。

 

その一方で自分に自信がないことで、

傷つくのを怖がり続けてしまいます。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

悩みは形を変えて繰り返される

傷つくのを怖がる悩みは、

時間が解決してはくれません。

 

相手や場面を変えても自分が変わらないと、

新たな状況で傷つくのを怖がってしまいます。

 

傷つくのを怖がり続けていても、

自分が望む毎日は実現しません。

 

後悔することも増えますし、

どこか生きづらさを感じてしまうでしょう。

 

自信のなさと向き合いながら、

傷つくのを怖がる現状を変える必要があります。

 

傷つくのが怖くて付き合えない現状を変える方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

傷つくのが怖くて付き合えない現状を変える方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

傷つくのを怖がらず行動できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出すこと

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

傷つくのを怖がる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

相手にどう思われるのかが気になり、

傷つくのを怖がってしまいます。

ここでポイントになるのが、

「まず自分で声に出すこと」

 

友達や同僚や家族など周りの人に、

いきなり気持ちを吐き出さないでください。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

傷つくのを怖がる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手の反応が気になって、

傷つくのを怖がる様になります。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいいの?」と考えがちな人も、

傷つくのを怖がりやすいです。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

自分で答えを出せなくなるので、

周りを気にして傷つくのを怖がるのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

傷つくのを怖がらず行動するために不可欠です。

傷つくのを怖がり続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

付き合いたい人と付き合えなかったり、

付き合っても長続きしなかったりと、

良いことはないのです。

 

傷つくのを怖がる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

傷つくのを怖がらず行動できる様になりましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。