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まず否定から話に入る人の4つの特徴とは?

[最終更新日]2024/10/01

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

まず否定から入る人を見たことがあるかもしれません。

 

あるいは自分自身が否定から入りやすいと感じているかもしれません。

 

同僚の前で…

パートナーや子供の前で…

友達の前で…

 

「いや」

「でも」

「だって」

「それはできない」

「難しい」

「無理だ」

 

この様に否定から入ることが口癖になっているのです。

 

相手の発言に対して否定から入れば、

相手も良い気分にならないでしょう。

 

信頼されていないと思われたり、

一緒にいても楽しくないと思われるかもしれません。

 

最終的には関係がギクシャクしたり、

孤立してしまうことがあるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

まず否定から入る人の特徴を詳しく解説します。

 

まず否定から話に入る人の特徴とは?

 

まず否定から話に入る人には、

4つの特徴があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

失敗を恐れている

まず否定から入ることで、

失敗を回避しようとしているかもしれません。

 

失敗を怖がっているから、

否定的な反応を示してしまうのです。

 

まず否定から入ることで、

発言や行動しない様に振る舞うので、

失敗が回避できると思っています。

 

自分を守っている

否定から話に入ることで、

もし上手くいかなくても言い訳ができます。

 

「やっぱり難しいと思ったんだよね」

「あの人に言われてやっただけだから」

 

この様に上手くいかなかった原因を自分に求めないで済むので、

否定から入ることで、自分を守っているとも言えます。

 

優位に立とうとしている

否定から入ることで、

相手より優位に立とうと思っているかもしれません。

 

勝ち負けや優劣を気にするほど、

否定から入ることで相手に負けたくない、

相手よりも上に立とうとしているのです。

 

必要以上に言葉を荒げてしまったり、

相手を責め立てることもあるのです。

 

マウントを取るという言葉もありますが、

マウントを取る際にも否定から入ることがあります。

 

相手の気を引こうとしている

否定から入ることで周りが心配してくれたり、

かまってくれるかもしれません。

 

「大丈夫だよ」「そんなことないよ」等、

一時的には周りの気を引くことができるのです。

 

心理学では承認欲求という言葉がありますが、

否定から入ることで承認欲求を満たしていると言えます。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

話にまず否定から入ってしまうのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば否定から話に入りません。

 

もちろん否定することがあっても良いですが、

同様に肯定することもあっても良いのです。

 

まず否定から入るのが口癖になっているのは、

否定的な意識に偏りすぎている状態なのです。

 

先ほど紹介した4つの特徴も、

自信のなさが根本原因です。

 

まず否定から入る癖は変えられる

まず否定から入る状況を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

やりたいことを行動に移せなかったり、

やりたいことがそもそもわからなくなったり、

人間関係が上手くいかなくなったりと、

悩みを抱き続けてしまうのです。

 

何よりまず否定から入ることで、

精神的な疲れを感じる瞬間も増えてしまいます。

 

まず否定から話に入るのは、

生まれ持った性格でも特徴でもなく、

成長する中で後天的に身についたものです。

 

まず否定から入ってしまう癖は、

自信のなさと向き合うことで、

今から変えていけるのです。

 

まず否定から入るのを改善する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点から、

まず否定から入るのを改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を実践することで、

自分で自分を大事にできる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

まず否定から話に入る人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが強まるので、

否定的な言葉が出てきやすくなるのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

まず否定から話に入る人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっているので、

周りの目を気にしたり、

失敗を怖がりやすくなります。

 

また「どうしたいのか?」ではなく、

「どうすればいいのか?」と考えがちな人も、

まず否定から話に入る傾向があります。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうので、

自分で結論を出せず苦しんでしまうのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

否定から話に入るのを改善するために不可欠です。

仕事でもプライベートでも、

まず否定から話に入ると上手くいきません。

 

人間関係に悩んだり、

物事がスムーズに進まなくなったりと、

生きづらさを感じる様になります。

 

悩みやストレスを定期的に感じてしまい、

幸せな未来は待っていないのです。

 

まず否定から話に入る根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。