21Jul
[最終更新日]2025/07/20
こんにちは、伊庭和高です。
自分に自信がないという悩みは、
年齢や性別を問わずよく寄せられます。
仕事でもプライベートでも、
自信がないままでは上手くいかず、
壁に直面しやすくなります。
とはいえ自信を持つことは、
誰でも今からできます。
生まれ持った性格ではなく、
自信とは後天的に身につけることができるのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自分に自信がない原因や改善策を紹介します。
目次
すべての悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
仕事・恋愛・友達・親子・目標実現など、
自信がないとあらゆる場面で悩み直面してしまいます。
過去の私も自信が持てず悩んでいましたが、
環境や付き合う相手を変えても同じ悩みを繰り返していました。
自信を「持つ」では上手くいかない!
ぬいぐるみ心理学では、
「自信を持とうとすると上手くいかない」と伝えています。
・資格を取れば…
・自分磨きをすれば…
・年収◯万円稼げれば…
・恋人ができれば…
・結婚すれば…
この様に特定の条件を満たせば、
自分に自信が持てる様に感じる状況は危険なのです。
外側の対象から自信を得ようとするのは、
非常に不安定です。
「自分より良い資格を持ってる人がいる…」
「恋人と別れてしまった…」
この様に外側の対象が変化することで、
自信がなくなってしまうのです。
たとえるなら「栄養ドリンク」
栄養ドリンクを飲んで一時的に元気になっても、
効果はいずれ切れてしまいます。
栄養ドリンクを飲まなくても元気な状態が理想なのです。
自信を「生み出す」
「自信は持つものではなく生み出すもの」
これがぬいぐるみ心理学の自信の定義です。
外側の対象から自信を持つのではなく、
自分の心の内側から生み出す状態です。
・資格があってもなくても…
・自分磨きをしてもしなくても…
・年収がいくらでも…
・恋人がいてもいなくても…
・結婚してもしなくても…
どんな状態でも、自信のある状態です。
「そんなの無理ですよね?」と思われたかもしれませんが、
私たちが生まれたばかりの頃は、
誰もが自信のある状態で振る舞っていました。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
欲しいものは欲しいと主張できていたのです。
幼少期の記憶も影響している
私たちの自信のなさとは、
幼少期の記憶も影響しています。
生まれたばかりの頃は自信があっても、
成長する中で自信がなくなってしまうのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
そのため親と関わる中で自信がなくなる人もいます。
「親の顔色をうかがっていた」
「親にダメ出しばかりされていた」
「親も自信がない人だった」
たとえばこうしたケースだと、
子供にも悪影響が及んでしまいます。
自信がないままだとどうなるか?
自信がないまま生きていても、
幸せな未来は待っていません。
仕事、恋愛、友達、子育てなど、
場面を変えて壁に直面してしまいます。
「周りの目や評価が気になる」
「頑張りすぎて疲れてしまう」
「完璧主義になってしまう」
「寂しさや孤独感に悩まされる」
「承認欲求が強くなる」
「不安に飲まれてしまう」
「つい相手に求め過ぎてしまう」
たとえばこれらも自信のなさが原因です。
人間関係がうまくいかなかったり、
目標が達成できなくなってしまいます。
だからこそ自信を生み出せる状態に、
今から変わっていく必要があります。
先ほどもお伝えしたように、
生まれた時から自信がない人はいません。
成長する中で後天的に身についただけなのです。
つまり誰でも自信のある状態を取り戻せます。
私は7,000名以上のお客様と関わる中で、
自信がないのを克服してきた姿を数多く見てきました。
自信がないのを改善する2つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
自信がないのを改善する方法を解説します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
自信がない自分から抜け出すことができます。
過去のお客様もこの2つの方法を実践し、
自信がないのを克服できました。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
自信がない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど自信もなくなります。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
頭に浮かんだ気持ちを、ぶつぶつ声に出していきましょう。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自信がない人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に周りのことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
周りのことを先に考えている状態です。
周りにどう思われるか気にしたり、
周りに流されたり振り回されてしまいます。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっているのです。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいい?」と考えがちな人も、
自信がない傾向があります。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを周りに求め続けているので、
いつまでも自分で結論を出して行動できないのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
自信を生み出すために不可欠です。
仕事でもプライベートでも、
自信がないままでは幸せな毎日は訪れません。
自分が望む行動を選択できずに、
人間関係も悪化するかもしれません。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
現状は今すぐに変えていけます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。